もう

ずいぶん前のような

気がしますが

池袋の東京芸術劇場まで

舞台《ピーターとアリス》観劇後

同地のディスクユニオンで見かけて

購入した一冊です。

 

『レコード大好き小学生カケル』4

(ビームコミックス、2026年1月9日発行)

 

編集はコミックビーム編集部

発行は KADOKAWA です。

 

 

本作を知って

1巻から3巻まで

一気に紹介したのが

昨年の5月。

 

 

それから

1年も経たないうちに

完結してしまうとは

思いもよりませんでした。

 

以前の記事を見ると

アップしておいた

本作がらみの

レコードのPVが

リンク切れになっているようで

こういうことがあるから

買っとかなくちゃなあ

と思うんですよね。

(PVについては

 ソフト化されてないとはいえ)

 

 

それはともかく

最終第4巻ですけど

Track 25、26では

レコード収集家の

意識を問うようなエピソードが

展開されます。

 

レコードを買ってきたら

スリーブ(外袋)と

オビ(タスキ)は

外すか否か、という問題。

 

ジャケットが痛んでいると

売る時に査定額が下がる

という反論も出され

中古レコードに限らず

中古品の収集家に

奥の深い議論を突きつけてます。

 

その主張の中身は

本書を読んでいただくとして

まあ自分の場合

スリーブもオビも

今後も外さないでしょうね。

 

プレヤーが壊れてて

聴けない状況で

外す外さない問題を語るのは

意味がないとはいえ。(^^ゞ

 

 

Track 28〜30は

小学校のレコード部と

「レコードを聴く会」という

市民主催のグループとで

名曲ソムリエ5本勝負を

行なうという話ですが

これは面白かったですね。

 

クラシックのコンサートに

気軽に行けなかった時代

その代わりとして

レコード・コンサート

なるものが開かれていたことが

思い出されます。

 

こちらでも以前

日本近代文学館で開催の

レコード・コンサートに

行ってきた感想を

アップしたことがあります。

 

 

コミックスの巻末に載っている

「あとがきと解説」によれば

バトル形式ではないにせよ

実際に開催されているようで

そういうのが近くであるなら

行ってみたいかも。

 

 

今回、劇中で

かかったレコードの中に

クラシックは

「バイロイトの第9」

と呼ばれているらしい

フルトヴェングラーの第9のみ。

 

市民会館の

レコードを聴く会で

西部劇音楽に続いて

かけられるのですが

「映画音楽に

 クラシック!

 聴いたことのない

 レコードばかりだ!」

とカケルが言うくらいですから

まあコミックスの関心領域は

推して知るべしなんですけど。

 

自分は、残念ながら

フルトヴェングラーには

興味も関心もないのでした。

(バッハを振ったCDを

 何枚か持っているだけw)

 

 

当方の主な関心領域と

関係ありそうなのは

バルバラが

1981年に

リリースしたアルバム

《Seule(ひとり)》のみ。

 

朝倉ノニーの〈歌物語〉によれば

 

 

邦題は《孤独と夜の中で》

だそうですけど

残念ながら

アルバムそのものは

CDにはなってなさそうです。

 

レコードは知りませんが

バルバラのCDって

素朴なベスト盤であっても

歌詞対訳つきを探そうとすると

意外と入手しづらいんですよね。

(しみじみ)

以前、

カシワイのエッセイまんが

『植物園の歩き方』

取り上げた際に

紀伊國屋書店・新宿店の

5階で購入したと書きました。

 

5階は、建築関係書のほか

工学/コンピュータ書/芸術書を

扱っているフロアですが

芸術書の中には当然

音楽関連の本も含まれます。

 

となれば

ついでに見ていきたくなるのも

自然な流れというものでして

音楽書の棚に移動してみると

平台に積んであったのが

今回ご紹介の本です。

 

スキップ・センぺ『贅沢な戯れ』

(2013/濱田あや監訳・訳

 岡田宏子訳、春秋社、2026.2.20)

 

平台で見た際、オビに

「グスタフ・レオンハルトの高弟にして

 現代の古楽界のパイオニア」

とあるのが目に飛び込んできました。

 

スキップ・センぺの名前は

何となく記憶にありましたが

「レオンハルトの高弟」

と言われるほどの人とは思わず

CDもあまり持ってません。

 

その場で目次を

ぱらぱら見てみると

第3章には

レオンハルトのエッセイが

まるまる1本

収められているだけでなく

高弟による師匠の思い出話や

その演奏について語られているようで

これは買わないわけにはいかないな

と思った次第。

 

ちなみに

訳者あとがきによれば

レオンハルトに関するエッセイの内

3編は原書にはないものだそうで

そうであればなおさらです。

 

 

邦訳の副題は

「スキップ・センぺ、音楽を語る」

 

原題は

Memorandum XXI :

Essays & Interviews

on Music & Performance で

(「:」以下が副題)

センぺが立ち上げらレーベル

Paradizo から上梓されたようです。

 

同じく

Memorandum XXI

というタイトルで

センぺと、彼が音楽監督を務める

カプリッチョ・ストラヴァガンテの

活動を振り返った

5枚組CDセットも出ています。

 

そのライナー・ノートに

当たるのかどうか

それとは別に本がまとめられた

ということなのかどうかは

CDセットの方を

持っていないこともあり

よく分かりません。

 

本書巻末の

ディスコグラフィーを見ると

CDの方には

400ページの書籍が

セットだと分かりますので

あるいはその書籍を

邦訳したものかもしれません。

 

 

邦訳書の巻末には

5枚組CDの収録曲リストが

載っているだけでなく

各エッセイやインタビューの後に

その内容と関連した

同CDセットに収録されている

音源が追記されています。

 

音源情報の方は

原書にあるのではなく

監訳者の濱田あやが

付け加えたもののようですね。

 

ちなみに

濱田あやはチェンバリストで

センぺの弟子のようですから

レオンハルトの孫弟子

ということになりましょうか。

 

 

自分には珍しく

今月の21日に買って

1週間も経たないうちに

(要は昨日)

読み終わりました。

 

CDのライナーに掲載された

ライナー・ノートや

インタビューの再録が

ほとんどだと思われるので

各編が短くて

さくさく読み進められます。

 

内容をおおまかにまとめれば

学問的・学術的アプローチよりも

資料や史料に基づいて

演奏家としての解釈を重視すべき

というのが主旨だと思われます。

どんなに作曲家の意図やスタイル、または楽譜に忠実に演奏しても、演奏者が作品に対する独自の解釈に自信がなければ何の意味もない(p.110)

ですから

古楽器原理主義というわけでもなく

ランドフスカやドルメッチなども

評価したりしているのが

印象に残りました。

 

 

レオンハルトに関するエッセイを

興味深く読んだのは

もちろんです。

 

例えば以下の箇所など

とても興味深い。

一九七〇年代後半、レオンハルトのチェンバロの生徒がフォルクレの作品を何曲か演奏しました。かなり上手に演奏しましたが、弾き終わった後、レオンハルトは彼女に「弦楽器を弾いたことはありますか?」と尋ねました。彼女が「いいえ」と答えるとレオンハルトは「残念なことだ」と返しました。(pp.129-130)

これは

フォルクレのチェンバロ曲が

自身のヴィオール曲集からの

編曲であることを

踏まえた発言だと思われますけど

それだけではないような気も

しています。

 

バッハ自身が

ヴァイオリンの名手でもあり

自分の無伴奏弦楽曲を

チェンバロ用に

編曲してもいますけど

レオンハルトもまた

ヴィオラ・ダ・ガンバを弾き

バッハが編曲していない

無伴奏弦楽曲を編曲しています。

 

弦楽器の奏法が

チェンバロ奏法と

まったく無関係ではなく

バロック時代の演奏精神に

通底しているものがあるから

弦楽器を弾くことも大切だ

と考えていたのではないか

と想像してみたりするわけです。

 

また、レオンハルトが

「イングランドの

六声のコンソート音楽」が大好きで

レオンハルト・コンソートでは

バス・ガンバを弾くこともあった

と書いている箇所(p.107)や

以下の箇所なども興味深く。

パーセルや彼と同時代のイギリスの作曲家たち、そしてその言語を熟知したいという熱い願望は、一九五〇年代に(カウンターテナー歌手の)アルフレッド・デラーとの出会いを導いた。(p.112)

ちょうど自分が今

パーセルやその周辺の音楽家に

ハマっているのと

偶然にも

軌を一にしている気がして

嬉しくてならなかったり。

 

そしてセンぺの以下の発言。

若い世代の多くのチェンバロ奏者は、彼の演奏をライブで聴いたことがなく、彼の録音もまったく聴いたことがないか、せいぜい一、二枚しか聴いていないようです。(p.133)

これは2020年の

インタビューでの発言ですが

レオンハルト・ファンとして

衝撃的でした。

 

たまに

レオンハルトの演奏は

学問的に正統的すぎて

堅苦しいし面白みに欠ける

という評言を目にしたりします。

 

レオンハルトの録音から

古楽沼にハマった自分も

そうかなあ、そうかもなあ

と思ったりしたこともありますが

センぺの今回の本を読んで

改めて聴き直さなければ

という気持ちを新たにさせられました。

 

 

その他に

印象的だったのは

イギリスのマスク(宮廷画面劇)が

「通常、たった一度だけ上演される

一回性のイベント」だった(p.11)

という記述。

 

これは知らなかった。

 

 

フランス音楽の

「特別な感覚」を理解するために

クラシックの歌手だけでなく

エディット・ピアフの歌を

「真剣に聴く」必要がある

と書いている箇所(p.82)も

印象的でした。

 

その理由は

178ページで

ビートルズを引き合いに出して

書かれています。

 

 

本書を読んで

スキップ・センぺと

カプリッチョ・ストラヴァガンテの

録音を聴きたくなりました。

 

先にも書いた通り

センぺと

カプリッチョ・ストラヴァガンテの

ディスコグラフィーが

巻末に載ってますけど

持ってるかどうか

記憶があやふやなものが多い。

 

これから買い揃えようとしたら

出費が嵩むばかりなので(泣)

まずは手持ちの中から

掘り出していこうと

思っています。

 

さて、何枚持っていますやら。

 

 

最後に気づいた限りで

誤植をいくつか

指摘しておきますと――。

 

冒頭の「日本版に寄せて」

という序文の1ページ目の

本文5行目「見い出さなければ」は

「見出さなければ」の誤植。

 

小論文の添削でも

「見い出す」

と書く生徒が割といて

よくある間違いとはいえ

ちょっと残念。

 

229ページ3行目の

「違いにあようだ」は

「違いにあったようだ」

でしょう。

 

288ページの

写真のキャプションに

「ピエール・マンタイ」

とあるのは噴飯物です。

 

ただしくはもちろん

「ピエール・アンタイ」

 

写真のキャプションなので

思わず見逃したのかも

しれませんけど

かなり恥ずかしいかもなあ。( ̄▽ ̄)

昨日

毎朝カップ

メイプルジャム

空いたので

本日

オレンジ&マンゴージャムを

開けました。

 

オレンジ&マンゴージャム

 

ラベルに「co•op」と

あることからも分かる通り

生協のカタログに

載っていたものです。

 

 

販売は

日本生活協同組合連合会ですが

製造は、宮城県にある

やくらいフーズ

というところ。

 

いわゆるOEM

受託生産品でしょう。

 

 

内容量は145g

糖度は40度。

 

原材料は

ブラジルないし

チリ産のオレンジと

産地不詳のマンゴーに

砂糖を加えて

そこに酸味料

ゲル化剤(増粘多糖類)

酸化防止剤(ビタミンC)が

添加されています。

 

 

ふたを開けると

こんな感じで

 

オレンジ&マンゴージャム(開栓)

 

いつものように

ヨーグルトにトッピング。

 

オレンジ&マンゴージャム on ヨーグルト

 

混ぜていただきます。

 

オレンジ&マンゴージャム mixed ヨーグルト

 

ラベルには

「爽やかな味わい」

とありますけど

さほどでもないかなあ。

 

低糖度だけあってか

そんなに甘くもありません。

 

ちょっと嬉しかったのは

オレンジのパルプが

混ざっていたこと。

 

パルプは柔らかめで

もう少し硬い方が

好みではありますけど。

 

何はともあれ

ごちそうさまでした。(-人-)

 

 

 

●追記(翌日21:40ごろの)

 

オレンジのパルプ以外に

マンゴーのダイスカットも

入っていると気づきましたので

それが判るような

本日いただいた時の写真を

アップしておくことにします。

 

オレンジ&マンゴージャム mixed ヨーグルト(2日目)

 

パルプはともかく

ダイスカットされた

マンゴーの形状が

そのまま残ってるなんて

ジャムといえるのかしら

とか思ったのは

ここだけの話です。( ̄▽ ̄)