昨日

フルビアスざくろ

空いたので

本日

あかつき桃ジャムを

開けました。

 

セゾン・ファクトリー あかつき桃ジャム

 

こちらは

普段使いの方の

ディスカウント・スーパー

OKで見つけて

買っておいたものです。

 

 

製造はセゾンファクトリー。

 

内容量は310gで

糖度は表示されてませんが

100gあたり125kcal

だそうです。

 

原材料は

国内製造の砂糖と桃

ゲル化剤としてペクチン

酸味料、香料

酸化防止剤としてビタミンC

乳酸Ca(カルシウム)です。

 

 

表側のラベルには

「青森県産桃使用」

と表示されています。

 

セゾンファクトリーの

ウェブ・ショップを見てみると

福島県のブランド品種

「暁(あかつき)」を使用した

「果実がおいしい福島の桃ジャム」

というのがヒットしますけど

たぶん同じ商品だと思います。

 

というのも

津軽農園のサイトの記事に

「あかつき」が紹介されていて

 

 

福島県由来の品種であることが

うかがえるからです。

 

福島県で生まれた品種が

東北全般で取り扱われている

ということでしょうか。

 

本商品の封緘(正面側)には

「数量限定」とありますから

青森県産の方を売り切るために

OKに流したということかしらん。

 

 

蓋には封緘があり

 

セゾン・ファクトリー あかつき桃ジャム(ふた)

 

それを切って開けると

こんな感じ。

 

セゾン・ファクトリー あかつき桃ジャム(開栓)

 

例によって

ヨーグルトにトッピング。

 

セゾン・ファクトリー あかつき桃ジャム on ヨーグルト

 

綺麗に混ざりました。

 

セゾン・ファクトリー あかつき桃ジャム mixed ヨーグルト

 

久しぶりの桃ジャムは

優しい甘さで美味しかったです。

 

ごちそうさまでした。(-人-)

昨日は午後から

ルーターを更新するため

地元の携帯ショップに

行ってきたんですが

機種変換などを勧められ

結局、午後いっぱい

かかってしまいました。

 

そのあと電車で移動し

普段使いのディスカウント・スーパー

OKの裏に出る坂道を

登りかけたところにある

マンションの庭に咲いていたのが

こちらです。

 

ゼフィランサス・ロブスタ(その1)

(2025年7月21日撮影。以下同じ)

 

嵩張る荷物を背負っていて

暑さも暑しというわけで

その場では調べず

帰宅後に花のアップ写真を

写真検索で調べてみたら

今回のタイトルの

ゼフィランサス・ロブスタが

ヒットしたという次第。

 

ゼフィランサス・ロブスタ(花アップ)

 

Wikipedia を見てみると

英名として

Brazilian copperlily

Pink fairy lily

Pink rain lily などが

あがってます。

 

Brazilian copperlily の

Brasilian というのは

原産地に由来するとして

copperlily というのが

よく分からず。

 

花弁が銅色なのに

由来するんでしょうけど

今回の花の色は

薄いピンクですし。

 

念のため調べてみたら

ゼフィランサス・ツビスパサ

Zephyranthes tubispatha を

指すようでした。

 

以下の記事に

写真が載ってましたので

貼り付けておきます。

 

 

学名の意味も書いてありますから

当ブログでは省略します。

 

Rain lily というのは

ゼフィランサス・ツビスパサの

英名のようですから

区別のため

今回の種には pink と

つけたものでしょう。

 

ゼフィランサス属の花は

降雨後に開花することが多いので

こう名付けられたようです。

 

Fairy lily は

やはりゼフィランサス属である

玉簾[タマスダレ]の

英名のようなので

やはり pink とつけて

区別したものと思われます。

 

 

ゼフィランサス・ロブスタというのは

学名をそのままカタカナ読みしたもので

Wikipedia に

種小名以下も含めて

Zephyranthes robusta (Herb.) Baker

と載ってました。

 

AIによる概要に

教えてもらったところによれば

属名は

ギリシャ語で「西風」を意味する Sephyros と

「花」を意味する anthos を合成したもので

日本語で玉簾[タマスダレ]や

洎夫藍擬き[サフランモドキ]

と呼ばれるものも含みます。

 

 

玉簾も洎夫藍擬きも

以前取り上げたことがあります。

 

 

 

上に貼り付けた記事の玉簾は

なんだか雰囲気が違いますが

花の色が白なのは間違いなく

洎夫藍擬きの花はピンク色です。

 

ですから今回のはてっきり

洎夫藍擬きかなあと

思っていたんですけど

写真検索してみたら

本種がヒットしたんですよね。

 

洎夫藍擬きは

花弁の全体にわたって

均等にピンク色ですが

今回の種の場合

ピンクは花弁を縁取る感じで

蕊の部分に近づくにつれ

白くなっていますから

やはり洎夫藍擬きではない

ということになるんでしょう。

 

 

それはともかく。

 

種小名の robusta は

ラテン語で「頑丈な、丈夫な」

という意味だとか。

 

(Herb.) は

標本に基づいて

命名されたことを示し

Baker は命名者が

ジョン・ギルバート・ベイカーだと

示すのだと思われます。

 

 

ちなみに

以前はハブランサス属

Habranthus

含まれていたようですが

現在ではゼフィランサス属へと

変更されたという経歴を

持つようで。

 

Habranthus は

ギリシャ語で

「優雅な」という意味の habros と

「花」を意味する anthos を

合成したものになります。

 

Wikipedia の

「ハブランサス」の項目には

ハブランサス・ロブスタという

今回の花とそっくりな花の写真が

載ってますけど

これは今回の花ということに

なるのかしらん。

 

ゼフィランサス・ロブスタ(その2)

 

それにしても

こういう観賞用の花が

なぜ植え込みに混ざって

咲いているのか。

 

どこかからの

こぼれ種なのかしらと

思うばかりなのでした。

ジャン=クリストフ・グランジェ

『ミゼレーレ』(2008)で

 

J=C・グランジェ『ミゼレーレ』創元推理文庫

(創元推理文庫、2024.9.27)

 

元刑事リオネル・カスダンが赴く

アスンシオン福祉教育協会が開催する

少年聖歌隊のコンサートの

プログラムに載っていた4曲のうち

最後に演奏されたのは

オリヴィエ・メシアン作曲

《神の現存についての三つの小典礼》でした。

 

こちらも

あればCDで持ってたいと思い

Amazon で検索したりして

当たりをつけていたところ

ちょうど目をつけたばかりのCDを

お茶の水のディスクユニオンで

国内流通盤ではなく

直輸入盤で見つけてしまいました。

 

国内流通盤が

ありそうな感じでしたけど

ここでスルーすると

しばらく出くわさない

と思って購入。

 

それが今回ご紹介のCDです。

 

《神の現存についての三つの小典礼》チェコスロバキア盤

(チェコスロバキア Supraphon

 11 0404-2、1991)

 

演奏は

ボフミル・クリンスキ・ジュニア

(Bohumil Kulínský jr.)指揮

(ケース裏ジャケットには「jr.」はありませんけど

 ライナー小冊子には「jr.」と付いてました)

プラハ少年合唱団(Bambini di Praga)と

パヴェル・キューン女性合唱団

(Ženský sbor Pavla Kühna)および

プラハ交響楽団(Symfonický orchestr

 hl. města Prahy FOK)に

オンド・マルトノ独奏のジャンヌ・ロリオ

ピアノ独奏のイヴォンヌ・ロリオが

加わっています。

 

プラハ少年合唱団の合唱指導は

ブランカ・クリンスカ

(Blanka Kulínská)だと

ライナーおよびケース裏ジャケに

載っています。

 

録音は1987年12月5〜6日に

プラハのルドルフィヌム内にある

ドヴォルザーク・ホールで

行なわれました。

 

 

《神の現存についての3つの小典礼》

という楽曲については

こちらの記事が詳細を極めています。

 

 

本盤ももちろん取り上げられていて

「全体に非常に良質な演奏で」

「文句なしの満点」

と評価されていますから

購入を選択したのは

とりあえず正解だったようです。

 

上にリンクを貼った記事に

メシアン本人がミキシング・コンソールの前にいる写真が載っているので

とありますから

ライナー小冊子の表紙は

メシアン本人でしょう。

 

 

ちなみに

併録の《5つのルシャン(再歌)》は

Wikipedia によれば

無伴奏、12声部の混声合唱で

ライナーに記されている

キューン・チェンバー・ソロイスツ

(Kühnovi komorní sólisté

 / Kühn Chamber Soloists)が

混成合唱団かと思われます。

 

こちらの指揮は

パヴェル・キューン

(Pavel Kühn)で

検索してみると

同じ指揮者とユニットが

フィリップ・デ・モンテや

オルランド・ディ・ラッソを

録音したりしてますから

そもそもは古楽系のグループ

かと思われます。

 

 

それはともかく。

 

小説『ミゼレーレ』で

コンサートを聴きながら

物思いに耽っていたカスダンは

いつの間にか寝落ちしてしまい

コンサート終了後

教団所属の医師から

「第四ラウンド、KO。

 勝者、オリヴィエ・メシアン」

(平岡敦訳、下巻 p.218)

と話しかけられて目を覚まします。

 

カスダンは

「もしかしたら、ペルゴレージまでも

 持たなかったかもしれません」

(同 p.219)と応じていますが

メシアンの曲はかなり

激しく歌うところもあるので

まともに聴いていたら

眠れなかったと思います。

 

プログラムの最初

《トゥルネーのミサ》の

〈グロリア〉を聴いている内に

熟睡したのであれば

まだ分からくもありませんが。

 

 

オンド・マルトノという楽器は

ホラー映画の効果音のような

音を出す楽器ですけど

小説『ミゼレーレ』中に

書かれている通り

《スターバト・マーテル》や

《ラシーヌの雅歌》を

ピアノ伴奏で済ませる

コンサートだとしたら

とても使われたとは思えません。

 

ただ、オンド・マルトノ抜きでも

合唱がちゃんとしていれば

そこそこ聴かせる演奏になるか

とは思えました。

 

 

なによりも

今回のチェコスロバキア盤は

少年合唱団が加わっているところが

小説の『ミゼレーレ』の設定に近く

その意味でも今回の盤で聴けて

良かったと思っています。

 

思っていますが

別の演奏者のCDを

探して買ってみよう

とまで思うに至らず。

 

《トゥルネーのミサ》

ペルゴレージ、フォーレと来て

メシアンの今回の曲を聴かされた聴衆は

かなり驚かされたのではないか

と我がことのように

考えてしまうのでした。( ̄▽ ̄)

 

『ミゼレーレ』という

小説全体の趣向を鑑みれば

ある種の伏線かもしれない

と思えなくもないものの

それはやっぱり考えすぎ

というものでしょう。

 

 

YouTube には

チョン・ミュンフンのものが

アップされてますので

ご参考までに貼り付けておきます。

 

 

例によって

「動画を再生できません」

と出るので、アドレスも。

 

 

店頭で見つける前に

こちらの演奏を聴いて

これだけでいいか

と済まそうとしたのは

ここだけの話です。

 

そう思ってても

店頭で見ちゃったら

買わずにはいられないというのが

蒐集家の性というものなのでした。( ̄▽ ̄)