8月21日(月)24:00から
BSテレ東で放映の
『ワカコ酒 Season7』
第8夜「お肉でパワーチャージ」
例によってTVerで観ました。
ベースとなった原作は
第12巻・286夜「ビフカツ」と
第6巻・147夜「レバカツ」の
2話ではないかと思われます。
286夜の「ビフカツ」は
「オカダさんが不在の日」
「みんな/心持ち/羽をのばしてる」
「きっと必要な日」という
モノローグで始まるので
メニューは微妙に違いますが
ストーリーのベースに
なっているかと。
147夜「レバカツ」は
「仕事が忙しかった日」
というモノローグで始まるから
というだけの根拠ですけど(笑)
レバーのメニューはこれ以外に
これもやっぱり微妙に違いますけど
第17巻・406夜「鶏レバーソテー」
くらいしか見当たらず。
第7巻・180夜「白レバー」は
焼き鳥(串焼き)だし。
ちなみに
ニラを扱ったメニューも
第10巻・244夜「ニラ玉」とか
第17巻・398夜「ニラユッケ」
第19巻・455夜「ニラもやし炒め」
くらいしか見当たらず。
今回はドラマ・メニューの
オリジナル度高し、です。
以下、ストーリーにふれますので
未見の方はご注意ください。
オカダ主任が
有給を取って休んでいて
なんとなく羽根を伸ばした雰囲気で
仕事を終えた帰りに
牛カツの店が目にとまり
入ってみることにしたワカコ。
ローストビーフ牛カツと
ハイボールを注文したら
お通しに牛すじ大根が
出てきてました。
(これも原作のメニューになし)
そのお店では
ローストビーフのブロック肉に
衣つけて米油で揚げてから
さらに網で焼いて油を落とし
薄く切って出すんですけど
さらにお客がお好みで
カウンター席に置いてある
プレートで焼いて
タレなどをつけていただく
というスタイルでした。
ワカコは
ワサビを乗せて
醤油をつけて食べたり
バルサミコ醤油や
溶き卵につけたりと
すべて試してましたけど
そうしたくなる気持ちはよく分かる。
「天国の往復切符じゃあ」とか
「牛だけにもう箸が止まらない」
とか独りごちたり
「ぷしゅ〜」も
「ぷしゅ〜ぎゅ〜」と
いつもと違ってたりしてました。
ちなみに
「天国への往復切符じゃあ」
という台詞は
286夜「ビフカツ」に出てきます。
そこでの「ぷしゅ〜」は
「ぷしゅろーん」でしたが
第7巻・171夜「和牛のたたき」に
「ぷぎゅ〜」というのがあって
そちらをふまえたものか
とも思ったり。
翌日(かな?)
有給を終えたオカダ主任が
社員にお土産を配りながら
みんないつもより頑張ってるね
とか言ってましたけど
それは286夜「ビフカツ」の
オチでもあります。
その頑張った帰りに
レバニラ専門店の看板が目にとまり
レバニラで日本酒が呑めると知って
入ることにするワカコ。
レバニラのレバーは
店主が勧めてくれた庄内豚に決め
それに合う日本酒を聞いて
地酒で東村山の屋守[おくのかみ]を
冷やで飲むことにします。
お通しはにんにくで
醤油でつけたものなのか
ちょっと茶色がかってました。
陶製の冷酒器の
片口の注ぎ口の下に
お猪口を置いて
一升瓶から冷酒器に注いでいき
片口からお猪口にこぼす
という日本酒の注ぎ方が
印象的でしたね。
出来上がったレバニラは
お好みでつける
辛味噌と一緒に出てきてましたが
量がすごくあって
食べきれなかったら
持ち帰りもできるとのこと。
「これはレバーなのか? 肉厚が過ぎる」
「レバー(自分の肝臓)にくる旨さだ」
とか独りごちるワカコですけど
これらのモノローグが
原作にあったかどうかは
確認しきれてません。
同席していたお客さんが
食事を終えて店を出る際
奥さんが亡くなっていることや
もともと中華の店で修行していたこと、
奥さんがレバー好きだったので
レバニラ専門店を始めたことなど
劇中の台詞として
連れに説明してました。
このノリは
第3夜に出てきたプロ酒場や
第5夜に出てきた三益酒店と同じく
お店の事情をドラマ内で紹介する
というのと
同じパターンでしょう。
「本日のお店紹介は」
巣鴨、千石駅側にある
清瀬市にある
レバニラ定食 Kei楽[けいらく]。
今回のお店は
どちらも美味しそうで
行って食べてみたい
と思ったことでした。
もっとも
自分の昨今の懐事情では
かなわぬ夢でしょうけどね。( ̄▽ ̄)
「本日のお酒」は
東京都 豊島屋酒造の
屋守[おくのかみ]
純米 無調整生詰でした。