OLD 2 DA NEW SCHOOL -60ページ目

TOO SHORT/Life is... too short (1988)



オークランドのレジェンドTOO SHORTが88年にリリースしたアルバム。生楽器を多用したスタイルはその後のG-FUNKにも深い影響を与えたと思います。このアルバムでもRAPPIN' 4-TAY参加でクラシックONEWAY/Don't fight the feelingネタの同名曲6.、AVERAGE WHITE BAND/School Boy Crushネタのヒット曲1.Life is too short、CAMEO/Keep It Hot使いの9.Pimp The Ho等Gファンなら必聴の1枚です!オークタウンGラップのパイオニアといえるTOO SHORTの作品は聴くべし。(?/?/?)

TOO SHORT/Born to mack (1988)



オークランドのレジェンドTOO SHORTが88年にリリースしたメジャーデビューアルバム。全8曲。ほとんどの曲が打込みビートにシンセがのるシンプルな作りなので、好き嫌いが分かれるところだと思う。実際、自分もこの頃のTOO SHORTは大嫌いだったが、だんだんツボに入り始めてそれ以来もう数十年聴いています。1.Partytimeはその頃の流行りであったハードロック調のギターを取り入れた曲、3.Playboy shortⅡは異様にスカスカなFUNKYチューンだが、結構ハマる。5.Freaky talesは9分以上に及ぶ力作で、現在も結構サンプリングされている。古い作品を聴くことによって新しい発見があると思うので敬遠せずにぜひ聴いてもらいたい。(?/?/?)

ARABIAN PRINCE/Brother Arab (1989)

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NWA第6の男(1stにサブメンバーとして参加)ARABIAN PRINCEが89年にリリースしたソロデビューアルバム。これがまたARABIAN PRINCEの渋い低音ボイスとファンキーなサウンドが絡んだ好盤!今聴いても当時の興奮が蘇ります。ONE WAY/Get Up、GAP BAND/Humpin'使いのウェッサイFUNKクラシック1.She's got a big posse、物哀しいギター&ダークベースが渋い4.Let the good times roll、アグレッシブなアッパーファンキートラックがドープな7.Situation critical、暗めの電子音とSCHOOLLY D/P.S.K.に似た打ちこみドラムだけのシンプルトラックに諭すようなラップが引きずり込まれる8.It's a dope thang、PUBLIC ENEMYを思い起こさせるノイジーなドープトラックにサンプリングした演説がのっかる10.Now you have to understand、REGGIE GRIFFIN & TECHNOFUNK/Mirda Rockネタのカントリー風の軽快なアッパートラック11.Gettin' downがお気に入りです。メローなサウンドは全く無く、トラックも89年制作と古いですが、ウェッサイGラップのパイオニアの一人であるARABIAN PRINCEは聴いて損はないと思います。(2003/03/01)

ロックの日

今日、6月9日はロックの日。
さて、何を聴こうか?




ACE DEUCE/What do you see? The block star !

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H-TOWNのベテランACE DEUCEの最新作。実にバラエティに富んだ充実した内容で、ベスト・トラックは、SHALAMARの定番メロウThis Is for the Lover in You使いのトラックに男性コーラスが絡む素晴らしくソウルフルなメロウ・チューン6.Ghetto loveとANGEL嬢の歌をフィーチャーした心落ち着く13.All I needの2曲。マジでヤラれましたね… ホント最高です!これ以外でもSEAN BLAZE制作でロック・テイストのアゲアゲな5.Ice money、MR.SERV ONをフィーチャーした70年代のブラック・ムービーのサントラのようなサイレンと銃声が響くファンキー・チューン8.Who?、SLICK RICKの声ネタもイイ感じのほのぼのした12. 5 minutes、WOODWILL参加のドープな14.PI’N、5TH WARD BOYZのE-ROCKプロデュース、ゲスト参加で80年代後期のようなネタ使いのファンキー・チューン15.Get up to come upが気に入りました。H-TOWNフリークならもちろん押えているかと思いますが、未聴の方は是非どうぞ!(2005/07/02)

ANT BANKS/Sittin' on somethin' phat (1993)

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オークランド出身のベテラン・プロデューサー兼MCのANT BANKSが93年にJIVEからリリースしたアルバム。1曲のみTOO SHORTプロデュースで残りは全てセルフ・プロデュース。個人的にWEST/G-RAPの中でもBEST10に入るアルバムで、特にISAAC HAYES/Breakthroughのビートに生楽器を合わせたファットなトラックにフックのボコーダーも最高な4.U Just a punkのカッコ良さといったら!トラックだけでなくANT BANKSのラップもマジで最高!この曲聴き過ぎてライムをほとんど覚えてしまったくらい好きですね。もちろんこの曲だけでなく、伝統的なオークランドスタイルのファンク1.2 the head、BARRY WHITE/Never,never gonna give you up使いの哀愁系5.Livin' the life、PARLIAMENT/Let's Play Houseネタのタイトル曲6.、TOO SHORT、POOH-MAN、MHISANI(aka GOLDY)をフィーチャーしたノリノリなパーティ・ファンク9.Only out to ****もナイス!内容の伴わない高価なレア盤やマイナー盤聴くより、このようなベーシックなものをぜひ聴いて欲しい!(2005/06/25)

ABOVE THE LAW/Uncle sam's curse (1994)

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N.W.A.と共に西のGラップを支えてきたベテラングループABOVE THE LAWが94年にリリースした4thアルバム。このアルバムはアメリカでも高値で取引されるほど人気があるみたいです。実際、このアルバムからヒットした7.Black supermanはOHIO PLAYERS/Funky wormを弾き直したピーヒャラ・シンセが最高な哀愁ファンク!チカーノ・ラッパーのLIL BLACKYのSuper ballerネタといった方が今のファンには分かりやすいでしょうか。他にもウェッサイ・ファンクが充実しており、特にZAPP/More bounce to the ounceネタの1.Return of the real shit、THE TIME/Gigalos get lonely tooネタの3.Kalifornia、FUNKADELIC/Knee deepネタの8.The'G'in me、同じくFUNKAのOne nation under a grooveネタのタイトル曲9.あたりも最高ですし、数少ない哀愁系の5.Rain be for rain boと12.Gangsta madnessも何度お世話になったことか。若いファンにはイマイチ人気がないABOVE THE LAWですが、個人的にはぜひ聴いて欲しいグループの一つです。(2003/11/01)

THE MANHATTANS/With These Hands (1970)

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コーラス・グループの大御所THE MANHATTANSが70年にリリースしたアルバムに4曲追加収録した日本のみの再発CD。まず、このジャケット、良い雰囲気出してますよね~。このアルバムは70年に急死したリードシンガーGEORGE SMITH最後のアルバムで、6.If My Heart Could Speakの切なさといったら・・・ 最初聴いたとき涙が止まらなかったですね。また、鬼才GEORGE KERRプロデュースの小気味良い9.Give Him Up、IMPRESSIONSの名曲People Get Readyのカバー10.も聴きどころ。ちなみに最近頻繁に流れていたCan't Take My Eyes Off You(邦題"君の瞳に恋してる")も収録(個人的にこの曲苦手・・・)。70'S SOULに馴染みがないとキツイかもしれませんが、SWEET SOUL好きなら6.If My Heart Could Speakだけでもぜひ聴いて下さい!(2006/11/01)

ISAAC HAYES/Joy (1973)

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ダンディな低音ボイスで有名なSOUL界の重鎮ISAAC HAYESが1973年に名門STAX RECORDSからリリースしたアルバム。約16分にも及ぶ壮絶ファンクのタイトル曲A1.Joyに尽きます!数々のクラシックを持つISAAC HAYESですが、この曲は代表的なネタの一つに数えられます。イントロと中盤のブレイク部分がネタとして使われています。正直Joy以外は、ちょっと無理でしたが…、でもトラック・メイカーやネタ好きならぜひ聴きましょう!(2005/10/21)

SIDE EFFECT/Goin' bananas (1978)

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女性1名を含む4人組SIDE EFFECTが78年にFANTASY RECORDSからリリースした3rdアルバム。プロデュースは、CRUSADERSのWAYNE HENDERSON。トロピカルなジャケットで期待が高まりますが、その期待に応える好盤に仕上がっています。ベスト・トラックは、メロウ・グルーヴのB2.Private world。最高に心地良い一発!HIPHOP/R&Bのネタとしても有名でWEST G-RAPフリークにはWARREN G/Dope beatの元ネタといったほうが分かりやすいかも。これ以外には、ご機嫌なファンキー・チューンのタイトル曲A1.、軽快なA4.Keep on keepin' on、グッと腰にくるファンキー・ナンバーB1.It's all in your mindがお気に入りです。ネタ好きならオススメできるアルバムです!早くCD化して欲しいですね~(2005/07/16)