JOHNNY HAMMOND/Gears (1975)
オルガン奏者JOHNNY HAMMONDが1975年にリリースしたアルバム。プロデュースは、LARRYとFONCEのMIZELL兄弟!ULTIMATE BREAKS & BEATSに収録されたShifting Gearsが人気のアルバムですね~ 6曲と少ないですが、どれもMIZELL兄弟特有の爽やかさジャズ・ファンクで、グルーヴィーなHARVEY MASONのドラム、オルガン、コーラスもイカす郷愁感漂う1. Tell Me What To Do、ラテン・テイストの疾走感溢れてファンキーな2. Los Conquistadores Chocolates、少し落ち着いて小粋に振る舞う(終盤には熱くなるが)3. Lost On 23rd Street、タイトなドラムが最高すぎる爽快ファンキーな4. Fantasy、前述のSTETSASONIC、THE 45KING等々、数多の曲でサンプリングされた鬼ファンキーなクラシック5. Shifting Gears、少し幽霊が出そうな雰囲気のイントロには苦笑するが、全体的には落ち着いた雰囲気の6. Can't We Smileと全曲最高です。ジャズ・ファンク好きなら聴いておくべきアルバムの一つですね。(2022/06/11)
MIA X/Mama Drama (1998)
NO LIMITの姉御ラッパーMIA Xが1998年にリリースした3rdアルバム。このアルバムと言ったらやはり2. Whatcha Wanna Do?に尽きると思います!GAP BANDの名曲Yearning For Your Loveをネタにした極上のメロウ・トラックに何と!そのGAP BANDの名シンガーCHARLIE WILSONをフィーチャーした凄すぎる逸品!ネタの良さは当然ながら、CHARLIEの熱いボーカルも聴きどころ。他にはMYSTIKALとSKULL DUGGERY参加のソルジャー・バウンス1. Bring It On、危機感を煽る3. Don't Start No....、KEITH SWEAT/Don't Stop Your Loveネタのメロウ・バウンス5. Imma Shine、スクラッチもイカすファンキー・チューン7. Mama's Tribute、FAT JOEとSNOOP DOGGが助太刀した追い詰められたような緊張感に溢れる8. What's Ya Point、ファンキーなワウギターが効いた9. Thugs Like Me、もの哀しげなトラックにC-MURDERとMR. SERV-ONが参加した15. Don't Blame On Me、鬼切ないギターが泣かすトラックに女性コーラスを絡めた16. Daddy、寂しげなR&BトラックにSILKK THE SHOCKERと女性ボーカル&コーラスが抜群にマッチした18. Sex Ed.、亡きJilに捧げた包み込むように優しげで浮遊感溢れる20. Fallen Angels (Dear Jil)がお気に入り。(2005/06/04)
DOUG E. FRESH & THE GET FRESH CREW (1988)
オリジナル・ヒューマン・ビートボックス、ワールド・グレイテスト・エンターテイナーことDOUG E. FRESHとそのクルーが1988年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、DOUG E. FRESH、OLLIE COTTON、そして2曲には飛ぶ鳥を落とす勢いだったHANK SHOCKLEE、CARL RYDER、ERIC SADLERのTHE BOMB SQUAD!いやー、このアルバムの充実度といったら!ほんと聴きまくりましたね~ でも、今、ネット検索しても日本のブログ等で紹介している記事は皆無… こんだけのクラシック、聴き逃すのは勿体ない!ぜひともヒップホップ好きなら聴いて欲しい!
MAC BAND f/THE McCAMPBELL BROTHERS (1988)
デトロイト・フリントのMcCAMPBELL四兄弟を中心としたMAC BANDが1988年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、L.A. & BABYFACE、ATLANTIC STARRのDAVID LEWIS、WAYNE LEWIS等。だいぶ前に2ndアルバムを紹介しましたが、これもかなり良いですね~ 特に硬質なドラムが時代を感じさせるが、アップテンポのファンク1. Jealous、どことなくCAMEOっぽいコミカルな雰囲気のファンク2. Stuck、L.A. & BABYFACE製作でR&Bチャートを制したメロディアスなダンス・ナンバー3. Roses Are Red、少しニュージャックスイング系の5. Got To Get Over You、心地よいメロウ・グルーヴ6. Midnight Lady、ドリーミーてトロっトロに甘いスロウ7. Girl Your Love's So Fine、若草色をイメージする美しいスロウ8. You Plus Me、若さ弾けるダンス・チューン9. Stalemateがお気に入り。(2022/05/21)
MURO/30 years and still counting (2015)
「King Of Diggin'」ことMUROが活動30周年を記念してタワレコからリリースしたミックスCD。その選曲やミックスの素晴らしさは定評がありますが、これもホント素晴らしすぎます!HOT WAX(INVICTUS)等の70年代とWEST ENDやTABUのようなアーバン80年代をこれほど違和感なくミックスできるのもMUROの真骨頂。どの曲も素敵だが、特に最高にソウルフルな1. THE PICTURE WILL NEVER CHANGE/LAMONT DOZIER、温もりを感じる2. I DON'T SEE ME IN YOUR EYES ANYMORE/BROTHERLY LOVE、パーカシッブでビートが効いた3. AIN'T IT GOOD FEELING GOOD/ELOISE LAWS、瑞々しくグルーヴィーな4. STAY WITH ME/ELOISE LAWS、ソウルフルで高揚感もある5. WE'VE GOTTA FIND A WAY BACK TO LOVE/FREDA PAYNE、フィリーのヒップホップ・グループC.E.B.の元ネタとしても有名な最高にアガれる6. STICK-UP/HONEY CONE、6と共に人気の7. WANT ADS/HONEY CONE、D-NICEネタとして知られる鬼ファンキーな8. CRUMBS OFF THE TABLE/LAURA LEE、こらもまたネタとして有名な超絶ファンキー9. IF I COULD SEE THE LIGHT IN THE WINDOW/100 PROOF AGED IN SOUL、アフロ・ファンキーな10. BUMP YOUR LADY/NATURAL HIGH、強烈ファンキーなワウワウ・ギターが耳を惹く11. GOTTA GET AWAY/THE FLAMING EMBER、ジャジーかつファンキーな12. TIME GONNA CHANGE EVERYTHING/LUCIFER、JELLYBEANのカバーで知られるBABE RUTHのブレイクビーツ曲のディスコ・カバー14. THE MEXICAN/BOMBERS、ロボ声のエレクトロ・チューン16. B-BEAT CLASSIC/B+、声ネタでも人気のある郷愁系ダンス・クラシック17. DO IT TO THE MUSIC/RAW SILK、ブニョブニョっとしたシンセが癖になるダンス・ナンバー18. YOU CAN'T HAVE YOUR CAKE AND EAT IT TOO/BRENDA TAYLOR、個人的に大大大好きなエレクトロ感たっぷりのダンス・クラシック19. ANOTHER MAN/BARBARA MASON、中高生時代からずーっと聴き続けているJAM & LEWISの永遠のメロウ・クラシック20. THE FINEST/THE S.O.S. BANDと21. SATURDAY LOVE/CHERRELLE、透明感のあるアーバン・メロウ22. UNIVERSAL LOVE/WOODS EMPIRE、優しげでグルーヴィーな23. QUEEN OF MY SOUL/AVERAGE WHITE BAND、高揚感があるダンス・ナンバー24. CHANGIN'/MS. SHARON RIDLEYがお気に入り。(2022/05/14)
School Daze (1988)
1988年のスパイク・リー監督・脚本・出演の学園コメディ・ミュージカル映画『School Daze』のサントラ。ワシントンGO-GOの1. Da Butt/E.U.が全米R&Bチャートを制したことで知られてますね。ほんと、この肉感的なサウンドは最&高!当時は久保田利伸やバブルガム・ブラザーズ等がこぞって取り入れたもんです。サントラ自体は、この曲以外は好みは全然なく、伸びやかな女性ボーカルが映えるジャジーで爽やかな11. We've Already Said Goodbye (Before We Said Hello)/PIECES OF A DREAMが、かろうじて聴けた程度。まあ、E.U.のアルバム『Livin' Large』を持っていたら必要ないかもですね。(2022/05/05)
LINDA LEWIS/Lark (1972)
UKのシンガーソングライターLINDA LEWISが1972年にリリースした2ndアルバム。長い間、幻の名盤と言われていたアルバムとのこと。可憐で透き通るような声やブラック・ビューティーなルックスは、まさにUK版MINNIE RIPERTON。アコースティックで簡素なトラックなので、歌が引き立ちますね。リズミカルなアコースティック・ギターとボンゴのバッキングで伸びやかに歌う1. Spring Song、終盤からのゴスペル感もナイスな2. Reach for the Truth、温もりを感じるフォーキー・チューン4. Feeling Feeling、アコギが優しい雰囲気を演出する5. What Are You Asking Me For、包み込むような優しさのジャジー・ソウル7. Old Smokey、小気味良い8. Gladly Give My Hand、パーカッションもグルーヴィーな11. Waterbabyがお気に入り。(2022/04/30)
V.A./Sweet N' Sour Harmonies(1997)
名門ATLANTICに残された70~80年代の甘酸っぱいスウィート・ソウルの名曲をコンパイル。監修と解説は重鎮、桜井ユタカ氏。温もりを感じる1. So far away/THE SPINNERS、ドリーミーで激甘な2. It really hurts/TRUE REFLECTION、アダルトムードの語りのイントロからとろっとろに甘い3. You can't reason with a broken heart/THE SMALL WOOD BROTHERS、郷愁感たっぷりの4. All strung out on you/THE PERSUADERS、名グループによるリズムも効いた夢見心地な5. Just don't want to be lonely/BLUE MAGIC、爽やかなコーラスが耳を惹く6. I Just want to spend the night with you/ACE SPECTRUM、ムードたっぷり激甘で、ファルセットもばっちりな7. Wild goose chase/THE MOVING VIOLATION、ドラマチックなピアノが胸を打つ8. Love don't love nobody Pt.1 & Pt.2/THE SPINNERS、ディスコだけじゃなく、都会的なスウィートな一面も見せる9. Seasons for girls/THE TRAMMPS、夕暮れが似合いそうな10. Now that you're mine again/THE SPINNERS、ファンク・テイストなメロウ・ミディアム11. Say you'll stay/KLEER、人気キッズ・コーラス・グループによるめちゃ甘くて切ない12. Sugar brown/JIMMY BRISCOE & THE LITTLE BEAVERS、男っぽいボーカルがエモーショナルに歌う13. Don't you know/ELUSION、壮大な印象の14. I've been through this before/THE PERSUADERSと全曲泣かせます。こういうコンピはいくらあってもいいね~。(2022/04/23)
D-BO/Jealousy & Greed (2004)
オクラホマのGグループINNER CITY THUGSのD-BOが2004年にリリースしたソロ・アルバム。プロデュースは、PLAYYA1000でお馴染みのLEO OKEKE。ブックオフで290円で売られてたのを救出。90年代のG-FUNKテイストの好曲が多く、一流のB級アルバムってところかな。落ち着いたメロディのミディアム2. The Ice Man、女性コーラス入りのメロウ・グルーヴ3. Don't Take It Personal、小気味良いメロウ&ファンキーな5. Switchin Fo Lanes、SIMPLY REDの名曲Holding Back the Yearsを使い、男性コーラスもバッチリなまろやかメロウ6. Holdin On、モータウン・ヒットSmiling Facesをコーラスで歌うシリアス・モードの8. Jealousy & Greed、ピアノの旋律が染みる哀愁歌9. Crazy、女性コーラス入りのファンキーな10. Sidewayz、女性コーラスが熱く歌う80'sテイスト(ネタはDeBARGE/I Like Itか?)のメロウ・ミディアム12. Doin All I Can、軽めのファンキー・チューン13. U Ah Lieがお気に入り。(2022/04/16)









