BLACK OAK ARKANSAS/Same(1971)
アーカンソーのサザン・ロック・グループ"BLACK OAK ARKANSAS"が71年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、IRON BUTTERFLYのLEE DORMANとMIKE PINERA。日本ではあまり人気がないみたいですが、本国やヨーロッパでは結構人気があるみたいです。5.Hot And Nastyのドラム・ブレイクでHIPHOPフリークに有名なアルバムで、ネタということを抜きにしても、ファンキーなトラックにヴォーカルのJIM"DANDY"MANGRUMのナスティな歌が絡んでマジで最高!こういうロックならどんどん聴きたくなるね、ほんと。この曲以外は残念ながら気に入ったものはなかったが、5.Hot And Nastyだけで十分満足できたアルバムです。(08/01/11)
テイチク・コンピ
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年一発目は誰も取りあげることのないテイチク・レコードの名物ヒップホップ・コンピをご紹介。
コンピの種類として把握している限りで
①ヒップホップ・ホットメニュー(93年から8枚発売)
②100%+α ラップ(94年から8枚発売)
③ラップ天国(97年に2枚発売)
④ヒップホップ・ホット・ジャム(97年に 2枚発売)
⑤SPARK RAP(95年から2枚発売)
⑥HIPHOPスノーボーダーズ(96年から(多分)3枚発売)
⑦ラップ・ホット・ジャム(97年に2枚発売)
⑧ラップ・ノン・ストップ・ヒッツ(95年から4枚発売)
⑨ヒップホップ・ノン・ストップ・ヒッツ(97年に1枚発売)
⑩HIPHOP天国(97年に2枚発売)
⑪THE RAP(97年に「EAST編」と「WEST編」の2枚発売)
⑫ラップ・ヒッツ・カウントダウン50(96年に2枚発売)
⑬スケートボード(2)(96年発売)
⑭ストリート・ラップ・ヒッツ(95年発売)
⑮WRAP ラップ/ヒップホップ(94年発売)
⑯L.A. CONNECTION(94年発売)
(LAのFM局KJLHとタイアップしたコンピだが、内容は全く同系統で、18曲中9曲がダブり・・・)
がリリースされており、これに近いものとしてMIAMIのLUKE RECORDSのコンピも幾つかリリースされています。また、これ以前にも『ザッツ・ザ・ラップ』なる劣悪なラップもどきを集めたコンピもリリースされています。しかし、このテイチクのコンピ、内容はWRAP/ICHIBAN、LUKE RECORDSを中心にイケイケBASS、ポップスくずれのラップ等およそメインストリームとは無縁のB級やC級のオンパレードなんですが、誰が買うのかかなりの枚数リリースされています。(でも、その中にキラッと光る曲がたまにあるんですよね)
このテイチク・コンピの特徴を挙げると
①ジャケットの手抜きさでは天下一品。特に『ラップ天国』での意味不明さは芸術的。
②BPMを合わさない、かなりいい加減なミックス。
③同じ曲の使い回しなんて関係ない。95SOUTHのHump Wit Itは13枚に、同じく95SOUTHのWhoot,There It Isは12枚に、TAG TEAM/Whoopは11枚に、DEUCEのDazzy Duksは10枚に収録。
④タイトルとアーティスト名のクレジットが適当。BUMBLE B.H.E.なんてタイトルの『Pain』がアーティスト名に。
⑤ジャンルなんてどうでもいい。ハウスも普通に収録。
⑥コンピは数十種類があるが、それぞれの特徴とかは一切なく、タイトルを代える必要性はどこにも見当たらない。
⑦ブックオフの750円~250円コーナーの常連。
等です。
WRAP/ICHIBAN、LUKE系はほとんど押えているので、大抵聴いたことあるが、中には珍しいものがあるので、それ目当てで購入しています。全て購入する必要性はどこにもないが、気づいたらなぜか買ってしまいますね(笑)(もちろん全ては所有してないですが)
テイチク・レコードの名物ヒップホップ・コンピの中でもトップクラスのジャケを誇る"ラップ・パラダイス"のVol.1。この自転車に乗った二人のおっさん、しかもバックには渦巻きみたいのもあるし・・・ これをデザインしたやつも凄いが、これでOKした人はもっと凄い!知る人ぞ知るZABRINA以来の衝撃を受けました。また、帯に書いてある「LAルーズ・ヒット」なる言葉も意味不明。WRAP/ICHIBAN RECORDSからの選曲で、かなりいい加減にミックスしてます。気になる内容はというと、これが意外にも充実していて驚かされます!シカゴのTOXICが組んでいたグループTHA CHAMBAによるナイス・ビートのファンキー・チューン1.Da Lit、AWOLによるNEWCLEUS/Jam on itネタの2.U Ain't Down、GAZによるレイドバックしたメロウ・チューン3.A Big Fly Ass Gangsta
♪、CAPITAL PUNISHMENTによるKOOL&THE GANG/Jungle Boogie使いのハーコー・ナンバー4.Murder、アトランタのSNIPER UNITのダークGファンク7.Break Yo Neck、大好きなINSANE POETRYによるブレイク・ビーツてんこ盛りな12.How Ya Gonna Reason With A Psycho、GHETTO CHILDRENによるスペーシーで不思議な雰囲気を持った16.Equilibrium、PASSIONによるR&Bテイスト溢れるしっとりとしたメロウ・ナンバー18.Spend The Night
♪等聴きどころ満載。3.や8.のSUSTA CEE/SummertimeにもクレジットされているJESSE SAUNDERSとはあのシカゴ・ハウスの人か!? ジャケの不気味さとは裏腹にテイチク・コンピのなかでは一番聴ける内容だと思うので、見つけたらぜひ聴いて欲しいですね。(08/01/01)
テイチク・レコードの名物ヒップホップ・コンピの中でもトップクラスのジャケを誇る"ラップ・パラダイス"のVol.2。内容はというとWRAP/ICHIBAN RECORDSからの選曲で、かなりいい加減にミックスしてます。半数はイケイケBASSやポップス系のラップで×でしたが、UTFOのDOCTOR ICE(ICHIBANではDOC ICEと名乗る)によるファンキーな1.Brother Gotta Rap、常連MC BREEDによる郷愁感あるファンキー・チューン13.SNFU、シカゴのTOXICが組んでいたグループTHA CHAMBAによるダークな14.Hood Thang、大好きなINSANE POETRYによるBPM早めのファンキー・ナンバー15.Angel Of Death、SUSTA CEEによるR&Bテイスト溢れるメロウ・ファンク16.Feel It ♪、TIGER(レゲエDJとは別人)による定番メロウ・ネタFloat On使いの16.Hold On ♪はGOOD。WRAP/ICHIBAN系は結構チェックしているんですが、SUSTA CEEとTIGERはこれで初めて知りました。個人的には意外な掘り出しものでした。(08/01/01)
※ほとんどの曲がピッチを上げて録音されているので、8くらい落とすとイイ感じになります。
ヒップホップ ホットメニュー"のVol.3。LUKE、WRAP/ICHIBANから選曲し、かなり適当にミックスしたうえ、余計なことにCURTIS HARMONというDJの喋りまではいってます。購入のポイントとなったのが、あのデトロイトのOG"AWESOME DRE"と思われるAWESOME DRE WとGRANDMASTER MELLE MELの曲が収録されていたからです。このDREの後の"W"がWithの省略語のWなのか本当にDRE Wなのか分かりませんが、声は似ている気がしました。内容に戻るとGRANDMASTER MELLE MEL、ICE T & BRONX STYLE BOBによるフロア・クラシックの1.The Beach、そのAWESOME DRE WとGRANDMASTER MELLE MELのアップテンポのファンキー・ナンバー2.U Go Girl、大好きなPOISON CLANによるSTAPLE SINGERS/Let's Do It Againネタの9.Check Out The Avenue、SPUNKY-Tのファンキー・ナンバー11.Uptown Ra 99A Style、MC BREEDのONE WAY/Cutie Pie使いのクラシック14.Late Nite Creep(Booty Call)、再結成した伝説のオールド・スクール・グループTREACHEROUS 3による80'Sネタ使いのご機嫌なファンク・トラックにヒューマン・ビートボックスも飛び出す16.Feel The New Heartbeatが良かったです。シリーズの中では割とオススメできます。(08/01/01)
ヒップホップ ホットメニューのVol.6。LUKE、ICHIBAN、BELLMARK、SOS等から選曲し、かなり適当にミックスしてます。Vol.6はイケイケBASSやハウスが9曲もあって聴ける曲はかなり限られてます。最終的に聴けたのはベテランKOOL MOE DEEのもの哀しい4.It's Alright Here、SHO f/WILLIE Dの名盤『Trouble Man』からハートウォーミングなネタ使いの6.Pray I'll Be A Failure、このシリーズの主役MC BREEDの渋い11.Smokin'、WILLIE DEの名盤『Play witcha mama』からGETO BOYSの名曲My Mind Playin Tricks On Meの続編16.Is it real(My mind still playin' tricks on me)の4曲のみ。上記4曲は全て持っているので、買って損しました・・・(08/01/01)
100% Rap + αの2。LUKE、BELLMARK、WRAP、RIP-ITから選曲し、かなり適当にミックスしてます。ほとんど持っている曲が多いですが、その中ではWILLIE Dによる温かみのあるメロディのピアノが沁みる4.Niggas Are Dyin'、KILOによるINNER LIFEの名曲I'm Caught Upをネタにした9.Perfume、SHOによるハートウォーミングなネタ使いの6.Pray I'll Be A FailureあたりがGOOD。持っていないものの中ではチビッコ・ラッパーLITTLE BO PEEPによるBILL WITHERSのベースを使用した渋いファンキー・トラックにMARVIN GAYEの歌を合わせた17.Mind On My Moneyがカッコ良くてビックリ。ミドル好きなら反応する曲かもしれませんね。(08/01/01)
100% Rap + αの4。これは結構捨て曲が少なく特にDA HOMLEZによるウッドベースにスペーシーなキーボードが絡むNYテイストの3.Boogie Man、シカゴのTOXICが組んでいたグループTHA CHAMBAによるファンキーな4.We Can Do Dis、KID SENSATIONによるFloat Onネタの人気曲5.Seatown Funk、V-FLOによる落ち着いたメロウ8.Inside Job、ダラスのBUMBLE B.H.E.によるCAMEO/Please YouとTOM TOM CLUB/Genius of loveをあわせたファンク12.May U Bleed、大好きだが日本ではさっぱり人気がないPOISON CLUNによるRAPPIN 4-TAY/Playaz Clubと同ネタWILLIAM BELL/Private Number使いの16.Action、POISON CLANによる疾走感溢れる最高のファンキー・チューン17.All They Good 4が良かったです。ミドル・スクールあたりに敏感なリスナーなら普通にオススメできます。(08/01/01)
92年にリリースされたマイアミのエロ大王LUKEのLUKE RECORDSからセレクトされたコンピ。この意味不明なジャケットに興味を惹かれて中古屋で100円で購入。LUKE RECORDSもほとんど押えていたので、PRECISE M.C.以外全部持っているんですが、カーステでダラ聴きするのに丁度良いかと。初めて聴いたPRECISE M.Cの3.All Night Thangはオールドらしいネタ重視のファンキー・ナンバーで悪くはないですが、ネタ数多すぎでちょっと聴きにくいかな。JT MONEYがメンバーのPOISON CLANの5.Livin' In The Cityは流石にツボを押えたファンキー・チューン。12インチも持っていて、昔からお気に入りのしゃがれた声がイカした知る人ぞ知るBUST DOWNのヒット曲6.Nasty Bitchは初期のTOO SHORTにも通じる簡素なファンキー・シット!LUKEお気に入りの女性ラッパーJIGGIE GEEの7.I Need A Good Man ♪も昔から大好きな逸品で、雨上がりで心も晴れてウキウキするような心躍るメロウ・チューン!哀愁・メロウって騒いでいるマニアもノーチェックなのでは?そして2 LIVE CREWによる9.Who's Doin' Who ♪は2 LIVE CREWのなかでもマイ・ベスト5に入るメロウ・グルーヴ!多分ネタ使いと思われるトラックに男性コーラスも絡んでほんと最高ですね~。2 LIVE CREWだからといって無視しちゃいけません。LUKE RECORDS聴いたことがない方はこういったコンピから聴くのをオススメします。(08/01/01)
ROBERT PALMER/Double Fun(1978)
今年最後のレビューです。
締めくくりは大好きなROBERT PALMERの名曲Every Kinda People。(ほんとは夏向きですが…)
このブログを見ている方々へ
今年も色々とありがとうございました。
来年も今まで以上にジャンルレスで様々なものを紹介していきたいと思っていますので、末長くお付き合いお願いします。
ROBERT PALMER/Double Fun(1978)
ROBERT PALMERが78年にリリースしたアルバム。4曲がTOM MOULTONで、残りはセルフ・プロデュース。プールサイドで脱ぎ捨てられたビキニを見ながらニヤけるPALMERのジャケがスケベ親父丸出しでイイですね~。フリー・ソウル・シーンで有名なスチールドラムが良いアクセントになっているトロピカルかつソウルフルな名曲1.Every Kinda Peopleがとにかく最高!アメリカでヒットしたみたいですが、ほんと素晴らしすぎます。PALMERの曲の中でもこれに勝るものはないと思ってます。これ以外でもアーシーな3.Come Over、TOM MOULTON制作で透き通るようなキーボードが耳を惹くメロウ・チューン4.Where Can It Go?、ALLAN TOUSSAINTのカバーで、ノリノリなファンキー・ナンバー5.Night Peopleあたりが最高!もしR&B好きで、このアルバムを聴いたことない方はぜひ聴いて欲しいアルバム!(07/12/28)
PLAYAS BY CHOICE/So Live!(2007)
J-100、SOUTHPAW、COOPからなるテキサスのトリオ"PLAYAS BY CHOICE"が07年にリリースしたアルバム。メロウ系が充実していることで話題となっていましたね。メロウ以外が平凡だったのは残念ですが、充実作には間違いなく、ファンク・ビートに心地良いキーボードが絡む19.We Be Blowinとボコーダーと男性コーラスも挿入されたR&B色濃いメロウなスロウ20.Don't Make Me Do Yaの2曲は抜群!他にも郷愁感あるピアノが耳を惹く7.Business Man、Summer Breezeっぽいメロディも織り込んだ心落ち着くメロウ・ナンバー9.Blow Ya Mind、心に染み渡るメロウ・チューン12.So Live、R&Bテイスト溢れるスロウ・トラックに男性シンガーが歌いまくる14.Blame It On The Game、音処理が面白いメロウ・ナンバー17.Respect My GangstaあたりがGOOD。メロウ好きならゲットしているかと思いますが、未聴の方はぜひチェックして下さい。(07/12/26)
MESSY MARV PRESENTS Fillmoe Nation Vol.1(2007)
MESSY MARVが監修したコンピ『Fillmoe Nation』のボリューム1。SEAN-Tプロデュースで大好きなCHAKA KHANのクラシックWhat Cha Gonna Do For Meをまんま使った4.What U Gonna Do 4 Me/BOO&HOME WRECKAとこれもSEAN-Tが手掛けたBPM早めのメロウ・グルーヴ(80'Sネタ?)8.Call Me/CLICK CLACK GANGが抜群!他にもTRON TREEZ制作で寂しげなキーボードが耳を惹く3.Get Gutta 4 Me/GUTTA MOB、COZMOによる郷愁感溢れるトラックにREALLの歌が絶妙にマッチした7.Who Am I/CLICK CLACK GANG、SEAN-Tプロデュースで哀しげな雰囲気のトラックに早回しのコーラスが効果的に挿入された10.Thanks 4 My Childがお気に入り。哀愁・メロウ好きなら"買い"なコンピでしょう。(07/12/26)
ROBERT PALMER/Sneakin' Sally Through The Alley
UKのブルー・アイド・ソウル(死語?)の先人、故ROBERT PALMERが74年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。ソロ以前はVINEGAR JOEというバンドでR&Bをルーツとした泥臭いロックをやっていたらしく、このアルバムではニューオーリンズであのMETERSをバックに迎え、さらにLITTLE FEETのLOWELL GEORGEも参加してニューオーリンズ流の泥臭いファンクを聴かせています。以前から「ROBERT PALMERのデビュー・アルバムは凄い」と聞かされていて、つい最近ようやくゲットして聴いてみたんですが、噂に違わぬ内容に驚きました!LITTLE FEETのカバー1.Sailing Shoes、泥臭い2.Hey Juliaから耳を奪われ、ALLEN TOUSAINT作の有名曲3.Sneakin' Sally Through The Alley、渋いベースラインが耳を惹く4.Get Outside、これもALLEN TOUSAINTのカバーで、少し落ち着いた雰囲気の7.From A Whisper To Scream、中盤からのドラムがグッとファンキーになる8.Through It All There's You等聴きどころ満載。LITTLE FEET/Dixie Chickenより聴けるアルバムで、PALMERの歌も非常にソウルフル。METERS等のニューオーリンズ・サウンドが好きなら必聴でしょう!(07/12/26)
PISTOL/Fed Material(2007)
ナッシュビルの重鎮PISTOLが07年にリリースした最新作。この貫禄溢れるジャケ、最高ですね~。でも最高なのはジャケだけではないんです!内容も微妙な曲はあるんですが、全体的に統一感があり、さらにPISTOLのラップにも説得力があって最高な出来に!ギラギラした1.Block Boyから惹きつけられ、フォーキーなギターとネタ早回しを活かしたメロウ・トラックにHAYSTAKをフィーチャーした6.Push、軽めのドラムにこれまたフォーキーなぎターを活かした哀愁溢れる7.Gettin Blowed、DIANA ROSS & MARVIN GAYEの有名ネタStop,Look,Listen使いで普通に人気がでそうな10.I Remember、寂しげなピアノが耳を惹く12.Looks Good、なんとSTARSHIPの大ヒット曲We Built This Cityのコーラスを活かしたファンキー・トラックに大好きなQUANNIE CASHをフィーチャーした13.Built This City、郷愁感溢れるトラックに女性コーラスも配した14.Go Wrong、哀しげな15.Ridin Dirty等々聴きどころ満載。G-RAP界では有名だが、一般的には知名度がかなり低いと思われるので、このアルバムで全国的なブレイクして欲しいですね。サウス好きなら聴くべきアルバムでしょう。(07/12/22)
KRAZY & NINO Presents Hood Hustlin Volume9(2007)
KRAZYとNINOによる『Hood Hustlin』シリーズ。ルイジアナ、テキサス、アラバマ等のラッパーが参加しており、コテコテなサウス・ナンバー中心で、好き嫌い別れそうですが、哀愁・メロウ系に好曲があり、ネタ早回し入りのソウルフルな9.Memories/NINO、ISLEYバリの哀愁溢れるトラックが素晴らしい16.Fallin Potnas/NINO &HYMIE、浮遊感あるキーボードが心地良すぎる27.Flow(アーティスト名クレジットなし)の3曲が一押し!他にはちょいメロウな5.Flossy/J-JUCE、寂しげな8.Husle Up/DRESKI、オールドスクール・テイスト溢れるチープなトラックがイカす19.Syrup Sippin/J-JUCE & KOTTON MOUTH、ナイス・ビートに早回しのコーラスを合わせた哀愁漂う23.Believe In Me/LOW-T、もの哀しげな25.Leave Me Alone/QUINT BLACK & FAMがお気に入り。メロウ・フリークは上記3曲は要チェックです。(07/12/22)
12 inch
MARSHALL JEFFERSON Presents TRUTH/Open Our Eyes(1989)(12)
ハウス界の巨匠MARSHALL JEFFERSONのプロジェクト"TRUTH"が89年にBIG BEAT RECORDSからリリースした12'シングル。水の音と尺八のイントロに語りが入ってくるB1.Spiritual Mixが抜群で、その幻想的なトラックはまさに恍惚!MARSHALL JEFFERSONが手掛けた傑作の一つだと思います。(07/12/18)
THE UTOPIA PROJECT/Files(1990)(12)
90年にNU GROOVE RECORDSからリリースされたTHE UTOPIA PROJECTの12'シングル。メンバー等は不明ですが、おそらくRHEJI BURRELLのプロジェクトでしょうか。全4曲収録で、ブレイクビーツ使いのドラムに都会的なメロウ・キーボードが絡むA2.File#2とBPM遅めでメロウなキーボードとバイブが耳を惹くB2.File#4が最高!かなり聴ける1枚です。(07/12/18)
JOEY NEGRO/Do It, Believe It(1990)(12)
UKの白人DJ"JOEY NEGRO"が90年にNU GROOVE RECORDSからリリースした12'シングル。4バージョン収録されていますが、NYC PEACH BOYSのボーカルをサンプリングしたトラックは基本的にそう変化ないです。キーボードをプラスしたA2.Urban Mixがベスト。NU GROOVEの中でもかなり好きな一枚です。(07/12/18)
METRO/$1.15 Please(1990)(12)
90年にNU GROOVE RECORDSからリリースされたMETROの12'シングル。プロデュースはRHEJI BURRELLで、エンジニアはPETER DAOU。透明感のあるキーボードが心地良すぎるインスト系トラックのA2.Brownstone Expressが抜群!大好きな逸曲です。(07/12/18)
















