ROBERT PALMER/Sneakin' Sally Through The Alley
UKのブルー・アイド・ソウル(死語?)の先人、故ROBERT PALMERが74年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。ソロ以前はVINEGAR JOEというバンドでR&Bをルーツとした泥臭いロックをやっていたらしく、このアルバムではニューオーリンズであのMETERSをバックに迎え、さらにLITTLE FEETのLOWELL GEORGEも参加してニューオーリンズ流の泥臭いファンクを聴かせています。以前から「ROBERT PALMERのデビュー・アルバムは凄い」と聞かされていて、つい最近ようやくゲットして聴いてみたんですが、噂に違わぬ内容に驚きました!LITTLE FEETのカバー1.Sailing Shoes、泥臭い2.Hey Juliaから耳を奪われ、ALLEN TOUSAINT作の有名曲3.Sneakin' Sally Through The Alley、渋いベースラインが耳を惹く4.Get Outside、これもALLEN TOUSAINTのカバーで、少し落ち着いた雰囲気の7.From A Whisper To Scream、中盤からのドラムがグッとファンキーになる8.Through It All There's You等聴きどころ満載。LITTLE FEET/Dixie Chickenより聴けるアルバムで、PALMERの歌も非常にソウルフル。METERS等のニューオーリンズ・サウンドが好きなら必聴でしょう!(07/12/26)