辛酸なめ子さんによる、汚部屋脱出&女ひとりマンション購入日記。
写真つきなんですが、はじめのほうの汚部屋の惨状に絶句。先日、特殊清掃員の孤独死現場をミニチュアで再現した『時が止まった部屋』という本を読んだのですが、そのうちの一つ(ゴミ屋敷)と、なめ子さんのお部屋がそっくりで…。
「もし何かがあったら、この部屋で死にたいか?」
この質問で、部屋に対する本気度がわかるような気がする。
さて、そんななめ子さん、無事都内にマンションを購入され、あこがれのおしゃれホームパーティを開催。集まった独身女達が口にするのは結婚や将来の不安、そんなときに燦然と輝くこのセリフで幕を閉じます。
「そんな時、頼りになるのはマンションです!」
結婚しても、女性のほうが長生きなので、添い遂げるのは夫でなく不動産なのだと。
不動産とのご結婚、おめでとうございます!
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●辛酸なめ子さんの本(隠居の本棚より)