12/15(土)

迪化街の北の端にある、阿媽の家。


台湾慰安婦に関する資料を展示しています。


入場料は百元でした


一階が常設展。台湾慰安婦制度のはじまり、徴集、海外での境遇、個々の阿媽たちの人生が展示してあります。


二階は特別展。現在はアンネフランク展でした。

常設展を見ていると、慰安婦といってもその実状は様々だというのがわかります。組織的なものから、明らかに個人的な暴力まで。そして被害にあったのは、やはりというか貧困層の若い女の子が多かったみたいで、何とも、、、

看護助手や、食堂給仕の仕事と偽って戦地へ連れて行かれたケースもたくさんあって、騙した台湾人もいるし、救済する日本人もいて、もう何人がどうっていう問題じゃない。人権の話だと思えば、いろんなことがスッキリ見える気がする。

二二八記念館に行ったときも思ったけど、台湾人の歴史認識ってすごいと思う。冷静で客観的で、歴史を語り継ぐのは誰かを責めつづけるためではなくそこから学び、繰り返さないように考えるため、という姿勢が一貫している。日本が台湾に学ぶこと、たくさんあるよ。

迪化街に行かれた際はぜひ!


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