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明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

すでに6日。ですが最初なので、お正月らしく挨拶をさせていただきました。

でもまだ6日しか経っていないのに、世の中ではいろいろなことが起きています。今年は日本にとっても世界にとっても、そしてうちにとっても大きな年にならざるをえないでしょう。
だからこそ元気良く行きたいものです。空元気になってしまうかもしれないけど、それでも下を向いているよりはずっといいと思います。

昨年年末に行ったときの荷物が近日中に入荷します。とりあえずタイの荷物です。カレン族の無農薬綿の手織物、チェンマイ郊外の同じく手織り綿のショールなど。

ベトナムからはテト(旧正月)前に一便出荷されます。
あと3月には新しいt-シャツシリーズ、タイパンツなどのシリーズがいろいろ入ってきます。よろしくお願いいたします。

2月下旬には目白のギャラリー「ゆうど」さんで企画展をやらせていただきます。詳細は追って連絡をいたします。

今年も是非 小倉(Og)をよろしくお願いいたします。

年末のご挨拶

あと3日で今年は終わりです。

今年もいろいろなことがありました。いろんなことがありすぎると良くわからなくなってしまいます。

ので最近、ちょっと感じていること。

ベトナムとタイに行っている間に読んだ本「スローライフ 緩急自在のすすめ」という本、著者は先日亡くなった筑紫哲也さんでした。この本、自分は読んで良かったと思いましたが、驚いたのは筑紫さんがこの本を書かれた2006年当時までは少なくとも携帯電話やインターネットを自分は使っていなかった、と言っていることです。(2007年からお亡くなりになるまわかりません。)この社会の中でジャーナリスト、ニュースキャスターをしていてまったく関係ないということは、直接、間接を問わなければ、ありえないと思いますが、とにかくそういう業界の個人が持たないでいられたということはすごいことだなと思いました。
逆に言えば自分たちが、現実今書いているブログも含め、やり始めるとなしではいられないような気がしているこの道具たちが、実は必用不可欠ではないのに、そう思いこんでしまっている、ということではないだろうか?と言うことです。

わたしも縁があって携帯を使う事になり、それ以来仕事でも活用しているため、手放すことが出来ないでいます。わたしのように一人であっちこっち行っているものが携帯を持たなかったら、今の世の中あっという間に仕事がなくなってしまいます。そういう意味では、筑紫さんが待たなかったことが出来た理由のひとつは、筑紫哲也だから、ということも当然あると思います。

携帯を持ってしまって仕事をしている以上、現実的にそれを今手放すことはで来ません。でも時々、それを持っていることで、自分にがっかりしてしまうことがあります。

自分にかけてくる人は非常に少ないので、着信を受けることで困ることは間違い電話以外には殆どないのですが、発信するときです。電話に出てくれないと、何やっているんだろう、とか、妻の場合には早く出ろ!なんて思ってしまうことがあることです。
携帯電話は人ではありません。人が使っている道具に過ぎない。だから使えない状況や、聞こえないことなどいろいろなことがあるはずなのに、電話に出てもらえないことで、疑心暗鬼というと大げさですが、そんな気分になってしまうことがあることです。

携帯電話は個人と個人を結ぶことの出来る、子供のころには未来を象徴する道具でした。今あってしかるべきものという世の中になって、本当に自分たちはそれを利用することで、夢見たようにしあわせになっているんだろうか?

おそらく2009年を迎えるに当たって、そういうことを考え直すところにきているんだな、と、今あらためて感じます。

皆様 良いお年を。

蜂蜜

さっき帰ってきました。やっぱり日本は寒いですね。

昨日の朝チェンマイを出て、ベトナム航空だったのでバンコクとホーチミンでトランジットをして1日がかりで帰ってきました。

タイでは帰るときに蜂蜜を買って帰ることが多いです。結構おいしいので。今は手荷物で機内持ち込みが出来ないのでスーツケースに入れて帰るのですが、気圧の関係で少しこぼれてしまったりしてしまうことがあるので、やっぱりガラス瓶ではない入れ物のものがいいのですが、やっぱりガラス瓶のほうがおいしそうだったので、ついつい2本買っちゃいました。

一昨日の夜中、ゲストハウスでパッキングをしていました。ベッドの上に荷物を少し広げ、スーツケースやリュックに荷物を片付けながら入れていた時、何かの拍子に蜂蜜を入れていた袋が床に落ちてしまいました。しかも変な音がして。

やっちゃったか、と思って袋を覗きました。もともと新聞紙でくるんでいたのでどうかなと思い、新聞紙をそろそろとはがそうとすると、いきなり蜂蜜が滝のように流れ出てくるではありませんか。

気がついたときには、全身蜂蜜だらけ。床も蜂蜜の蜜だまりが出来ています。あわててとにかく蜂蜜をビニール袋に入れ、服を脱いでバスルームにいれ、パンツ一丁で何とかバスタオルで床を拭き、何度も拭き、ようやく何とかなったところで今度は着ていたジーパンやシャツををどうするか?

シャツはあきらめてもいい。でもジーパンはだめだ。朝出るのに穿くものがない。でも蜂蜜だらけではどうしようもないので、とにかく洗おう。ということでジーパンを洗い始めました。蜂蜜をこそぎ落とすようにしてお湯をかけながら手で擦っていました。

手にピリッとした痛みが走ったのです。そう、ガラスの破片がジーパンに付いていて、それで手を切ってしまったのです。手から血がとめどなく流れ出て、でもジーパンにはまだ蜂蜜が付いているし、それに干す前にぎゅっと絞らなければならないし、こんな手でどうしよう?どうしたらいいんだ!!!


結局何とかなって、今、日本にいます。

朝早くからジーパンにアイロンを掛けてくれたゲストハウスの方々、本当に感謝しています。ありがとうございました。

タイから2

チェンマイでは多くのお店が、かきいれどきで当て込んでいたお客さんが減ってしまっていることに、頭を抱えている。金融危機による不景気と、政治的な問題によるダブルパンチで、結果としては当然のことではある。
しかし、どちらの問題も良く分からないといっている人も当然いる。政治的な問題は選挙権があれば無関係というわけには行かないのが民主主義だと思うけれども、それは個人的なかかわり方として。起こってしまっている大きな問題に個人の責任を問うことはできない。
簡単に言うと、機織をいてもらっている村の人の話だけど、今の大きな問題は、政治で誰が正しいかどうかではなく、来年お客さんをどうしたら減らさずにすむか?である。

チェンマイのナイトバザールは有名な観光スポットであるけれど、ここ何年かはかなりお客が減っていた。空き店舗も目立ち、商品もマンネリ化という悪循環で年々客離れが進んでいた。それでももう少しお客さんがいたはずなのに、働いている人のほうが多い感じ。

どうしても暗い話題が多くなってしまいますが、そんな中何とかお客様に喜んでいただけるような仕入れができるように、無い知恵を絞って、悪戦苦闘しています。

タイから

ベトナムから昨日タイのチェンマイに入りました。バンコクの空港は先日まで占拠されていたとは思えないほど整然としていて、利用客も少なく静かでした。その影響だけでなく、不況もかなり響いているんだろうなと感じざるをえません。

先に行っていたベトナム、ハノイは最高気温が20度ほどで、夜はかなり涼しく、日本から引きずっていった風邪が悪化して、鼻水をズルズルしながら仕事をしました。

ベトナムのパートナーの吉澤さんから、台風により綿や藍に被害が出ているということでしたが、何とか来年用の生地を確保でき、発注をかけることができました。また新たに生産をしていただける村の話もあり、来年にはまだ無理ですが、ベトナムの生地のバリエーションが広がりそうです。

タイでも少し仕事が進んでいます。まだちょっとですが、風邪もよくなっているので、今日はこっちで落ち合った熊本のきらきらさん夫婦と夜食事をします。

ではもう一分張りしてきます。