那須といえば



殺生石が割れる前は
何回も来てるけど

割れた後に来るのは初だぜ!


今さら殺生石とは何かという説明は
長くなりめんどくさいのではぶきます。

これを見てる人なら
皆様ご存知だと思いますし。笑


おお~!


本当に

中から
何か出たかのように

二つに割れてる!!


でなんですけど

今さら気づいたことがあって


九尾の狐って
日本三大妖怪とか悪霊とか
言われてて

僕も今まで

へ~そうなんだ~
くらいに思ってましたが


実はちゃんと調べると

昔は
良い妖怪とされていて

人間に幸運をもたらす
「瑞獣(ずいじゅう)」
とも呼ばれてたみたいです。


ということは

いつの間にか
悪者と言われる様になってしまった
みたいですね

誰かがそう言ったから。


誰かって誰?って

それはやっぱり
九尾と戦った相手じゃないですかね。


これはあくまで
単なる僕らの妄想ですが


もともと九尾は

鳥羽上皇(とばじょうこう)が
特に愛していた

一般人出身だけど美しく知的な
玉藻前(たまものまえ)という名の侍女で

なんなら
美福門院(びふくもんいん)という院号で
正式な皇后の1人になった女性

とも言われていて


鳥羽上皇の体調が悪くなった時に


陰陽師の安倍泰成(あべのやすなり)が

玉藻の前の正体は悪い妖怪だ
と言ったので

九尾の討伐が始まり


九尾は京都から逃げて来て
ここで倒されたって話ですよね。


そして偶然なのか

鳥羽上皇の息子が

つまり
のちに日本三大怨霊の1人
に数えられている存在です!


もしかすると
九尾を石化させてしまったことも
その原因の1つなのでは?



あともう1つ思ったのが

なぜここが
九尾が逃げて来た場所なのか。

理由は特に無く
たまたまだったと言われれば
そうかもしれないけど


これも今まで気づかなかったんですが

九尾稲荷とセットの神社が

これって


延喜式内社じゃん!!


社伝によれば

むかし鹿を追って山で遭難した猟師が
白鬚で医療神の山の神に助けられ

その神を祭ったのが起源らしく


医療神といえば
白鬚といえば天狗のサルタヒコ
山の神といえば天狗のオオヤマツミ


しかもここは

アサマ山アソ山と同じ語源の
ナス岳の茶ウス岳と呼ばれる活火山。


ちなみに富士山の名前も
昔はアサマ山だったそうだ。


火山ということは

火の神水の神の縁が結ばれて
自然の恵みの温泉が生まれる

と熱海にある延喜式内社の
伊豆山神社で言ってたし


この神社の御祭神は
オオナムチ
スクナヒコ

やはり
大和に負けて国を譲った
出雲の神々


その横に並んでるのが
九尾の狐の稲荷神社

稲荷と言えばツクヨミ


もしかすると「九尾」とは

「裏返された九頭」
という意味なのでは?


九頭といえば「九頭龍」!!

もしくは「八股の大蛇」!!


そもそも
昔はその狐の瑞獣の尾は
九本も無かったのに

後から話が盛られたことが
判明しているらしい。


ある人たちにとっては悪でもあるけど
別の立場の人たちにとっては善でもある。


今この時代に石が割れて

悪とされ封印されてきた女神が
解放されたということか?


これまでの
何が正義で何が悪かみたいな

常識がひっくり返るという意味では?


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


まあ

今や新しい時代が
ちょうど始まってますしね!

なんつって



そういえば

那須は行くたびに毎回
違う日帰り温泉に行ってたけど

やっと今回初めて
当たりの日帰り温泉を発見しました~!


前は無かった
新しい所っぽかったです。

いや~最高でした!




ではまた!