それ、尋ね方間違ってます。

補助金・助成金からLINE公式・WEB作成などゼロイチを伴走するプレブロガー・めぐねぇです。

 

最近、講座の中に組み込んでいることがあります。それは、「ChatGPTの活用」です。もちろん「ChatGPT」だけではありませんが、補助金を取得したいと考える方は特に「事業計画書」というものを書く必要があります。

 

ただ、「事業計画書を書きましょう!」と言ってもたいていの方は、「文章書く苦手」だとか「そもそもどう書いていいかわからない。」と言われます。

そうなんですよね。それって書くのはすごくハードルが高いのです。ところが、ChatGPTを使えばハードルがぐっと下がります。

これは内容を書くというハードルではなく、人が見て「おぉ!」って唸るレベルのものに近づくと考えてください。

 

低コストで自分で書きたい!という方はぜひどう活用するのかというヒントを参考にしていただければと思い、私が講座で教えている第一段階のChatGPTの使い方をここで「今日の記事」として記しておきます。

 

京都旅行に行きます!どう活用する?

 

漠然としてますよね(笑)そうなんです。ここからが問題なんです。

あなたならどう伝えますか?というところがポイントなんです。

 

★Aさんの質問の方法

一泊二日で京都に旅行に行きます。楽しい旅行にするためのプランを考えてください。

 

★ChatGPTの解答

京都への一泊二日の旅行を楽しむためのプランを提案いたします。以下は一例ですので、ご自身の好みや興味に合わせて調整してください。

Day 1:

朝:

  • 早めに出発し、午前中に京都に到着しましょう。
  • 最初の目的地は金閣寺(鹿苑寺)です。美しい金色に輝く建物と庭園を散策し、写真を撮りましょう。

昼:

  • 金閣寺周辺には多くのカフェやレストランがありますので、ランチを楽しみましょう。地元のおすすめの料理やお寿司を味わうのも良いでしょう。

午後:

  • 清水寺へ向かいましょう。清水の舞台からの眺めは絶景です。本堂や周辺の庭園も見学しましょう。

夕方:

  • 錦市場へ足を延ばしましょう。新鮮な食材や伝統工芸品が並ぶ市場でお土産の買い物を楽しみましょう。

夜:

  • 夜の京都を楽しむために、祇園や先斗町へ行きましょう。伝統的な料理やお茶屋さんでの体験、地元のお店での食事や居酒屋巡りなど、京都の夜を存分に味わいましょう。

Day 2:

朝:

  • 早起きして、嵐山へ行きましょう。竹林の小径を散策したり、渡月橋から嵐山の風景を楽しんだりしましょう。

昼:

  • 嵐山周辺には多くの観光スポットや飲食店があります。美味しいランチを楽しみながら、興味のある場所を巡りましょう。例えば、天龍寺や渡月橋近くの食事処などがおすすめです。

午後:

  • 東福寺や銀閣寺など、他の有名な寺院を訪れるのも良いでしょう。または、伏見稲荷大社の千本鳥居を見に行くのもおすすめです。

夕方:

  • 京都駅ビルやポルタでは、ショッピングやグルメを楽しむことができます。地元の特産品やお土産、京都らしいお菓子などを探してみてください。

夜:

  • 京都駅近くには、高台寺や三十三間堂があります。夜間特別拝観やライトアップイベントが行われている場合は、美しい夜景や幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

  • 最後に、京都の夜を満喫するために、居酒屋やバーで地元の食材やお酒を楽しみながら、旅行の思い出を振り返りましょう。

  • 以上が一泊二日の京都旅行のプランの一例です。京都は観光スポットがたくさんありますので、ご自身の好みや興味に合わせてアレンジしてみてください。また、シーズンや天候によってもプランが変わることもあるので、旅行前に最新の情報を確認することをおすすめします。楽しい旅行をお過ごしください!

 

一見まとまっているようなまとまっていないような・・・・という感じはありませんか?

 

★Bさんの質問方法

2023年7月15日から17日にかけて、二泊三日、55歳主婦・60歳会社員、80歳主婦の3人で旅行に行きます。美味しい和食が食べられて、景色も体の負担が少なく楽しめる京都旅行にしたいのでお勧めのお店、観光地を3か所挙げてもらえませんか?

 

★ChatGPTの解答

京都は日本の歴史的な都市で、美味しい和食や見どころがたくさんあります。以下に、55歳の主婦、60歳の会社員、80歳の主婦の3人が楽しめるお店と観光地を3つずつご紹介します。

 

お店のおすすめ:

  1. 錦市場(にしきいちば): 京都有数の伝統的な市場で、新鮮な食材や地元の特産品を手に入れることができます。おばんざいや揚げ物、お漬物など、様々な和食を楽しむことができます。

  2. 祇園新橋(ぎおんしんばし): 祇園地区にある古風な街並みの中にあるレストラン街です。ここでは、季節の食材を使った伝統的な料理や懐石料理を楽しむことができます。美しい庭園のあるお店もあり、景色も楽しめます。

  3. 嵐山温泉:嵐山の風光明媚な温泉地にある温泉施設です。ここでは、温泉に浸かりながら美味しい和食を楽しむことができます。嵐山の自然の中でリラックスしながら、京都の食文化を満喫できるでしょう。

観光地のおすすめ:

  1. 金閣寺(きんかくじ): 金箔で覆われた美しい建物で知られる仏教寺院です。庭園も美しく、静かな雰囲気の中で散策することができます。訪れる際は、近くのカフェやお茶屋で休憩しながら景色を楽しんでみてください。

  2. 清水寺(きよみずでら): 京都を代表する観光スポットであり、世界遺産にも登録されています。清水の舞台からの眺めや、青々とした庭園が魅力です。山の中腹に位置しているため、少し登る必要がありますが、景色は一見の価値があります。

  3. 高台寺(こうだいじ): 高台寺は、紅葉の名所としても有名な寺院です。紅葉のシーズンには美しい景色が広がり、特に秋に訪れますと、紅葉の美しさを楽しむことができます。また、高台寺の庭園からは、京都市内の眺望も楽しむことができます。

以上が、京都旅行でおすすめのお店と観光地の一部です。美味しい和食を楽しみながら、景色や歴史的な名所を巡ることができるでしょう。旅行の際には、予約や混雑状況を事前に確認することをおすすめします。楽しい旅行をお過ごしください!

 

両方とも同じ旅行をテーマに質問しているにも関わらず解答がずいぶん異なることがご理解いただけたと思います。

 

Aさんは「京都に旅行にいく」「プランを考えてほしい」ということを、Bさんは、「2023年7月15日から17日の2泊3日」、「誰が行くのか具体的に」、希望するのは、「おいしい和食を食べたい」、「体の負担を少なく」「おすすめのお店」「観光地を3か所」と限定しています。すると、年齢を考慮したセレクトがされています。

つまり、「誰に」「何を」「どのように」をより具体的に「教えてあげることに手を抜かなければ、それなりの答えを生み出すことができる」ということです。

もう一つポイントは、「●つ挙げてください」という質問です。より具体的にまとめてくれますので、様々な企画書には必須のキーワードです。

 

ただし、有料と無料ではできることも反映されているデータも違ってきますからすべてこれをOKとするのではなくあくまで参考に考える必要性はありますが、「こんなことまで教えて意味があるのかな?」ではなく「これだけ細かく知ってもらったうえで答えを導きだして!」という気持ちで伝えなければ、AIだからこそ伝わらないということです。

 

人間の「お察し下さい…」はChatGPTさんには伝わらないので、「必要ないかな?」まできっちり入れておくことが重要かもしれませんね。