keiと二人でTRX90の試運転へ行ってきました。

だけどkeiはゴミを見つけてキャンプ気分です。


シート、鍋、火バサミ、網を見つけてキャンプごっこ遊びになりました(笑)


仕方ないので僕が持ってたライターで着火!なかなか火が付かなかった。keiが持ってたペーパーウエスのゴミがあったので使って火をつけました。


海水を汲んでお湯を沸かした。




ちゃんと沸きました。






とても楽しんでましたよ。



遊んだ後は海水を何度もかけて火を消しました。


新品みたいなキッチンハサミが落ちてたので持って帰りました(^^)



肝心のTRX90の試運転も。


社外エアフィルターを使ってるのでキャブセッティングしました。


正直、4ストはこれくらい真っ白に焼ける位がちょうど良いと思う。ちょっと薄いかなと思うけどね。
どーゆー訳か分からないけど子供がコースを走ってる時にプラグの焼けを見ると全然白くならないんですよね。
ニードル領域もパイロットのセッティングも薄目ですので不思議。子供が走ってるわけですからレースなどでは常用回転数が低いのかもしれない。

とりあえずバイクの人は参考にならないと思う。

あと、パイロットジェットは始動性を良くする為に1段階濃くしましたが、これが微妙な感じで駄目だったかもしれません。
朝イチにチョークかけてエンジン始動する時にチョーク戻すタイミングが遅れるとプラグがカブっちゃうんです。今までは逆に温まるまでいつまでもチョーク戻せない感じでした。
始動しそうな感じになったり始動して2秒後にエンストしてる時は普通はまだチョークかけて再始動しますよね。
これはチョーク戻して再始動するのが丁度良い感じでした。

タペット調整してから始動性が良くなりましたのでパイロットはそのままで良かったかなと思います。

エアスクリューの調整も反応があまり良くない。アイドリング調整はわりと反応が良かった。まるっきり燃調が濃いわけでは無いんですがチョークの感じがイマイチ。

TRX90チョークのタイプはキャブに蓋をしてフロート室の不圧を強くして燃料を沢山吸い込むタイプです。
チョーク専用の回路があるわけでは無いのでメインジェットやパイロットを変えると不圧で吸われる量が増えてしまいチョークの感じが変化したのかなと思います。チョーク=パイロット回路にかかる不圧。って感じ。

チョーク回路があるキャブはどんなパイロット入れてもチョークの燃料量は変化しないはずです。チョーク+パイロットみたいな感じ。


まあ、ただ単に今まで今までキャブが詰まってただけかもしれないけどねー(*´∀`)♪
でもTRX90買った時からずっと同じだし、掃除したりしても変化無いし…

先に新品の標準パイロットを試してみれば良かったかなー。


そもそもTRXはかなりエンジンや窶れてて、オイル交換だけで始動性が良くなったり、大して走ってもいないのにオイルがガソリン臭かったりと、オーバーホールしないと駄目なエンジンかもしれない。

オイル交換は1年で3回から4回です。1年と言っても実際は8ヶ月の間にです!
オイルが劣化すると始動性がハッキリと変化する。
劣化する原因はガソリンの混入かなと思うし、その原因はブローバイとか。ピストンリングが吹き抜けしてるかもしれない。

圧縮はあるんですが4ストって多少痛んでも圧縮が変わらないんですよね。
ジムニーなんてバルブ欠けてても圧縮に変化無いし、オイル無しで走って確実にピストンが傷だらけでマフラーから白煙もくもくでも圧縮にあまり変化がない。

圧縮でエンジンの状態はあまり分かんないんです。バルブが閉まりきらなくなってる時は流石に分かるけどね。


とゆー訳でオーバーホールしなきゃいけないけど、まだお金が溜まってないのでしばらくは誤魔化しながら延命していこうと思います。



出来上がったブラスターの試運転に行ってきました。


慣らし運転はどれくらいするのが良いと思いますか?僕は2ストに関しては慣らし運転はほぼ要らないと思ってます。プラグに焼け色が付いたら直ぐ全開走行です!
2ストエンジンって4ストエンジンと比べて慣らしが必要な場所がほぼ無いんですよ。そもそも磨耗していくのが早いので慣らししてる内にエンジンの美味しい時期を逃してしまいます。

例えばレーサーのモトクロスなら12時間~24時間位ででオーバーホールです。
レーシングカートなら8時間位でオーバーホール。
慣らししてるうちにオーバーホールの時期になりますよね(笑)
ブラスターは鉄スリーブでメッキシリンダーでは無いので慣らし=磨耗です。
だから慣らし運転は最短時間で終わらしてさっさと満開で走らせる!

今回の慣らし運転は2リットルだけでやめました。1リットルは空ぶかしで終了。もう1リットルは動作確認の試運転で終了。この2リットルが慣らし運転です。
ちなみに水冷のエンジンなら空ぶかしが水を回してる時間って事ですね。

最初の1リットルは混合油は40対1から始めて、2リットル目は25対1の混合油。

その後40対1で試運転して25対1で全開走行!



とりあえず6速まで全開で回してプラグの焼けを確認しました。混合油は25対1


まあまあかなー?




良いと思います!


冷却さえ出来ればメインジェットを下げることも可能。メインジェットを一番手下げても白い焼けにはならないと思います。季節や気候でキャブセッティングするならまだ薄くしたいです。
でも年間同じセッティングで走るなら今くらいが丁度良いかな。
まあ、空冷エンジンなので攻めたセッティングはしないほうが良いかなと思います。とりあえずこれで良しとします。



アクセル開ける時やアクセルハーフでずーっと走ってるときは力が無いなーと思った。
なのでハーフアクセルでのプラグの焼けを確認。


やっぱり濡れてますね~!

真ん中もわずかにしっとり感があります。


黒い!


教科書に載る感じで燃調が濃いです。


これだけ分かりやすく濃くても大抵はニードル1段しか動かせません。それだけニードル調整はシビアです。
1段しか変えられない。2段変えたら焼き付く!

アクセルオフからちょい開けも力が無くて砂浜でのUターンの時にエンストしやすかったら、力が無いからエンストするんです。
エンジンかける時にアクセル空けないとエンジンかからないので間違いなくパイロットジェットも濃いですね!

乗ったフィーリング的に言うとピーキーなエンジン特性。アクセル満開にしてから回転が上がるまでパワーが出ない。低回転では力が無い。高回転で力が出る。

何故なのかと言うとアクセル満開にする時に、パイロットやニードル領域の燃料が燃えきらないからメインジェット領域になってもタイムラグが発生して吹ける。空燃費が丁度良くなってもプラグのカブりを引きずる様な感じです。
だからピーキーな特性に感じるんです。


帰ってからパイロットとニードルを下げました。
アクセルオンでしっかり更け上がるセッティングになればタイムラグも無く、アクセルだけでウイリー出来る。


ハーフアクセルまでしか開けてませんよ!ハーフアクセルまでのセッティングが良くなるだけでウイリーが簡単です!
セッティング前はハーフ領域の力が無いからもちろん無理だしアクセル満開でも無理でした。エンジンが更け上がる頃には回転も上がってしまってるのでそれに伴いスピードが出てしまってる状態なのでウイリー出来ないんです。
回転が下がってる時にパワーがあればウイリー簡単(^^)

まあ、濃いセッティングでもクラッチ使えばウイリー出来ますが…それじゃノーマル以下ですよね(笑)

キャブセッティングも終わったかなーと思います。1回で終わりました。パイロットジェット変えてるのでエアスクリューも合わせておきました。


混合油の話になりますが、40対1より25対1のほうがパワー落ちるかなと思ってたんですが、全くパワーには影響ありませんでした。

よく混合比率が薄いほうがパワー出るなんて聞きますが全くのデマですね!
オイルが濃いほうが潤滑出来るので今後は濃い混合油にしたいと思います。

ブラスターのエンジンが定期的に焼き付くとかベアリング逝くとかスカート割れる話を聞きます。
それはオイルが足りてないのだと思います。

正直40対1だと分離給油のほうがオイルが濃いと思います。混合にするほうがオイル足りない。
分離給油の時にキャブのメインジェットがノーマルとあまり変わらないなら分離給油で良いと思います。
メインジェットがかなり太くなるチューニングをするなら混合油が良いと思う。

僕は混合仕様にしましたが25対1で全く問題ないです。40対1は薄い。

レーシングカートは20対1らしいです。レーサーのモトクロスで25対1や30対1らしいです。
僕らは昔からスノーモービルは40対1でした。だから40対1で良いと思ってましたが四輪バギーのブラスターは25対1がベストかなと思います。



取り替えたフロントアームとショックに関しては全く何も分からず…砂浜で試運転する程度では何も分かりません。

アライメントはしっかりと取れてると感じました。


分からない事は分からない!正直オフローダーです(笑)


分かる事はカッコいいって事だけ(  ̄▽ ̄)

ノーマルでは無いチューニングしてる感じが良いんですよ(笑)

コースで走らせたら色々と分かるかなーと思います。


バネは初めから分かってた事でもちろん固いですが、固いからと嫌だと思うほどでは無かった。

レース走るならこれくらいの固さでも良いかも?って思えた。間違いなく冬は使い物にならないと思いますけどね!





タクヤさんへ。


9番がメインジェット



中古車は10番と16番が紛失してることが多いです。

11番の分解清掃は難しくて抜き取るのが大変です。


22番のチョークがゴムの劣化などで閉まりきらないと普段から少しチョークが効いていて不調。


YF200Sブラスターのフルチューンエンジンと同時進行で社外アームの交換もしました。
交換するのはフロントアームです。


中華なんですがアメリカの有名メーカーのコピーなのでジオメトリーとかは良さそうです。
強度とかは材料が関係するのでなんとも言えませんが、僕のブラスターはラプター250のフロントセッションが全て取り付け出来るようになってる魔改造フレームなのでクラッシュの時にフレームを曲げたくない僕としてはアームが曲がってくれたほうが好都合です。

何でも強ければ良いってわけじゃないですよ!僕は交換できないフレームを大事にする考えです。


アームは片側3インチワイドで、1インチフォワード。つつまり75ミリワイドで25ミリ前側にホイールベースが伸びる。

どう見ても75ミリ以上ワイドでした。ボールジョイントの部分の調整ネジを目一杯縮めると75ミリ。目一杯伸ばすと100ミリ近くワイドになります。


凄いワイド量!


1インチ前に移動してるのも分かるけどショックの位置まで一緒に移動するのは変じゃない?


ショックの位置まで前に移動する辺りが中華クオリティー。

ブレーキホースも3インチワイド用を買いました。タイロッドのシャフトはキットの付属品です。


魔改造ブラスターはラプター250アームを換装させる時にホイールベースを25ミリ位伸ばして取り付けてます。なので今回の25ミリをプラスして合計50ミリ位フロントが前に移動した事になります。




ロングトラベラルアームなので純正のショックではストローク不足です。400ミリの長さがある中華ショックを取り付けました。


これはYFZ350バンシー用の社外中華フロントショックです。

ブレーキホースを固定してる赤いパーツも中華。

フロントの大部分がメイドイン中華になりました(笑)


本当は糞高いショックが欲しかったです。

エンジンに予算を使ったので糞安いショックで我慢。安いと言っても2本で6万位だったと思います。
安いけど高い(涙)


YFZ350バンシー用のショックなのでバネが固いです。とりあえず車高調整ネジを回してバネが遊ばないギリギリにしときました。


減衰調整は伸びと縮み両方とも目一杯軟らかく。


アライメント調整もしました。


見えにくいですが糸が前後のタイヤに通ってるのが分かりますか?リジットラックに結んで糸を張ってるんです。


色付きの糸が手元に無くて建築用の墨壺をつかった。

この糸を見てフロントのトー調整をしてます。


糸は左右とも完全に平行になるようにしています。じゃないと意味ないですから(笑)


タイロッドを回して調整する度にハンドルが動くのはイライラ病の元です!


ハンドルを縛って動かない様にしてるのでタイロッドを調整が本当に楽ですよ。タイロッド回した時にタイヤの向きがキッチリと動く。
縛ってなかったらタイロッド回してもハンドル動くのでタイヤが動かない。


先にキャンバー調整しましたがこれが微妙なんですよね!


見た目が2度は絶対にあると思ってたのに!



測ってみると1度位…


とりあえず左右とも1度位にしときました。

この角度計で向きを変えたりして何度も測ったけど僕の目見当と合わないんですよね。本当に1度未満なの?2度あるでしょう!


今度走ってある程度のセッティングが出たら完全な平の常磐の上でアライメントデーターを取りたいと思います。



キャンバー調整って凄く難しいんですよ。調整するのは簡単なんですが、キャンバーだけを単体で調整出来ないから難しい!
トーも一緒に変化しちゃうから凄い手間なんです。

基本ドリフト走行になるATVなので僕の持論ではコーナーでロールしてる侵入の時とカウンターステア当ててる時にキャンバーが良い感じにセッティングされてないと駄目です。

トーはハンドル切り始めの車体がロールするまでのしか雰囲気しか僕は見ない。基本トーはゼロでやります。


ATVってリアがロールしないからフロントがロールする時ってノーズダイブ気味にピッチングしてるんですよ。前屈みだからキャスター立ちます。

キャスター立ってキャンバーが付いてないとロール中に逆キャンバー気味になるんですよね。
なんか気持ち良くない姿勢ですよね。

あまりピッチングもロールもさせ無いセッティングならキャンバーは立てて、逆のセッティングならキャンバー寝かせる。


とゆーわけで今回はバネが固いのでキャンバーは立て気味で1度未満にしときました。

この中華アームはアッパーアームにカラーを入れてキャスター調整が出来るアームなんですがキャスター立てる方向にセッティング。
理由は同じようにバネが固いからあまりノーズダイブしないと思うからです。

リアのショックやアームはノーマルなのでリアの車高が低い事もありキャスターは立ててます。
今後リアのセッティング次第ではフロントキャスターは変えるかも。

足のセッティングは色んな考え方がありますよね!僕はショックやバネに合わせてアライメントを取りますし、足に合わせて走ります。

走りに合わせて足のセッティングをするのが普通だと皆は思ってると思うんですが、それは実際には無理です。
それが出来るのは設計の段階から口出し出来るワークスライダー達の世界だけですよ!

売ってる物を買うだけの僕みたいな一般人は設計者の思想通りに走らせるのが良いと思う。
それが出来てから初めて微調整で好みに近付けたりコースに合わせるのがセッティングだと思います。

どんな乗り物でもパーツ設計者と大きく違う考えのセッティングは絶対に良い結果が出ません。

テストドライバーと設計者の両方と話をしたら面白いですよ!ドライバーは設計者の悪口!設計者はドライバーの悪口!
自分の思い通りの物を作れ!自分の製品に合う走りをすれ!聞いてる第三者としてはメチャウケる(笑)


僕は売り物を買うだけだから買ったものに合わせてセッティングして走る!これ常識!
もし好みがあるなら好み通りの製品を買う。でも僕は好みの製品を買えないので無理でした。

僕の経験では拘りや理想が元から強く持ってる人ほどセッティングがヘタクソ。
実はその強く持ってる人ってのが僕なんですが、諦めるのも早いのでドツボにハマる事は無い、諦めれない事は魔改造する。魔改造はセッティングじゃないですから(笑)

僕は自分の子供に足のセッティングは教える気が無いです!走りの成長に合わせてこっそりと変えてる(^^)
運転が下手くそなのにセッティングに拘ってしまったら絶対に駄目だと思う。絶対に運転が上手くなれない!

プロだけがリクエストする事を許される。子供レベルはとにかく走って上手くなれ!

僕は出来上がったマシーンの特性を理解してちょっとだけセッティングして走る。それ以上は求めない!

本当に上手い人なら大きく間違えてるセッティング以外なら何でも上手く乗れるでしょ!

いっぱい改造してる僕がこんな事を書くの変でしょ?実は息子も見てるブログなので言いたいこと沢山書いてます(^^)

過去に何乗らせても下手くそだった友人はマシーンのせいにして上手くなれなかった。自分のスタイルにマシーンを合わせようとしてばかりでした。
下手くそなまま辞めてしまった友人の様になって欲しくないんです。

僕のブラスターも将来は息子が乗る予定ですが、ただ純粋に上手く走れるようになって欲しいので僕が認めるまでの全てのバギーはセッティング禁止の予定です(^^)


YF200Sブラスターのエンジンが完成しました。


クランクケースにミッション類やバランサーシャフトを組み込んで、液状ガスケットを塗ります。

液状ガスケットは慎重に塗ってます。
2ストは1次圧縮が抜けるとゴミエンジンになりますからね!少しでもオイルシールやガスケットが抜けてるエンジンは絶対に調子良くならない!絶対です!


反対側は塗らなくても良いかなーって思ってますが、一応塗ってみた。


合体させて、クラッチや他のギア類も組み込み。


もう完成したようなモンですね(^^)


3ミリロングストローククランクシャフトなのでアンダーガスケットの所にスぺーサーとガスケット3枚合わせて3ミリになるようになってます。


この3ミリ分の上に通常のアンダーガスケットを乗せてシリンダーを組む。

今ピストンやシリンダーの写真が一枚も無いことに気がついた😢
   



圧縮は10キロでした。


ノーマルが7キロらしいです。3キロアップですね。空冷エンジンなのでこれ以上圧縮は上げないほうが良いかなと判断してます。




キャブレターのセッティングもテキトーにしといた。


テキトーなセッティングからスタート。

キャブセッティング中は整備性を向上させる為に燃料タンクを外して代わりにオイルタンクを固定した。


分離給油だったオイルタンクは混合仕様にするので不要になりました。このオイルタンクを燃料タンク代わりに使って、キャブレターやスパークプラグにアクセスしやすくするのが狙い。

ガレージに転がってた汎用のステーを使いました。


テキトーですが使い物になる感じです。



混合油を作っていざ始動!


特に何事も無く始動成功!空ぶかしして、ミッションの変速も確認してOKです\(^-^)/

空ぶかしした感じではキャブが濃いですね!メインジェットは多分大丈夫かなー。パイロットとニードルが明らかに濃いです。
エアーフィルターのボックスは蓋が存在するんですが、蓋をするとアイドリングすら出来なくて、アクセル開けても吹けないです。

蓋を外してからは回るようになりましたがアイドリングスクリューを回しても変化が鈍い。エアスクリューを開けてもアイドリング上がりにくいとか。標準のエアスクリュー回転数より開けないと駄目なら100%パイロット濃いです。
濃い時は基本回転数が上がりにくいんですよ。

逆に薄い時は急激にアクセル開けたらエンストしたり息継ぎのような症状です。ちなみに加速ポンプがある車両は別の話ですよ。ブラスターは加速ポンプ無いです。


ニードルが濃い時はハーフまで開けた時とハーフから満開にする時にチェックしてエンジンが回りたがらない。
このアクセルワークでニードルとメインジェットの違いを勘違いする人が多いですが、空ぶかしで濃いって分かるほどメインジェット太くならないです。分かるほど濃い場合は見当違いな太さを入れてる。
どれくらい見当違いかと言うとハーフより全開のほうが遅い位の見当違いのセッティング。1速でマックスまで回転上がらないとか。

メインジェットがまあまあな所なのに濃いって分かるくらいならニードルが大抵濃い。ニードルは1段濃いだけで空ぶかしで気になります。メインジェットは5段階以上濃くないと空ぶかしでは気が付く事さえ無いです。これは絶対です!

1速から3速まで回るけど四速以降が吹けない場合は1段階か二段階位メインジェットが濃い。1速から濃いのは2段階から3段階は濃い。空ぶかしで濃いのは5段階は濃い。そんな感じで負荷が無い空ぶかしでは全開領域は相当濃くないと気が付く事が出来ないんですよ。


僕は空ぶかしで90点のジェットセッティングは可能です。でも実際に走ってからセッティングしたほうがデーターがしっかりと残るから良いんです。
感覚に根拠を与えるのは経験だけですから!
キャブは小学生から触ってるし、フルチューンのセッティングは中学生から沢山の車両をやらされてます。大人になってからはキャブから遠ざかってますが今でも自分の力になってると思います。

基本キャブセッティングは楽しくないです。セッティング楽しむ人は変態だと思う。最短時間で終わらせて調子良く走るのが1番楽しい(^^)


前回のブログでクランクシャフト抜けてます。


悩んだ末、ジェネレーターコイル側のケースが汚いのでサンドブラストかけました。


痛めたくないネジ穴や、ベラリングが入る穴を養生してサンドブラストかけました。

アルミの腐食が進むのは嫌なので塗装もします!


まあ、良い感じ?


綺麗なほうが気分良いです。油で塗装が溶けるのは嫌なので水性塗料を塗りました。


ニードルベアリングなど、ケースの穴に入ってるベアリングを抜きます。


正式名称は知りませんが、スライディングハンマータイプのパイロットベアリングプーラーなんて呼ばれてますね。


簡単に抜けてるわけではありません。ケースを温めてからやってます。それでも結構大変ですよ!

その他にもベアリングを抜いて、新品ベアリングを打ち込んでます。


オイルシールとベアリングは全てが新品になりました。


ベアリングやシールを打ち込む道具も必要なんですよ。
何も持ってない場合は交換不可能なんです。テキトーにベアリングを叩いて入れたらベアリング内部に傷が付いて、新品なのにゴロゴロって笑えない状態。
なので道具と知識と技術の全てがあるお店に頼むのが1番です!

3ミリロングストロークの新品クランクシャフト!


何でも新品はテンション上がりますね~(^^)



クランクシャフトを引っ張って入れる工具はヤマハ純正!


この工具無しでシャフト叩いて入れるのは不可能かもしれません。入ったとしてもクランクシャフト曲がるので使い物にならないエンジンになります。



3ミリロングストローククランクシャフトは無加工で入ると聞いてたけど?


丸印の所が駄目っぽいです。コンロッドがケースに当たるかもしれないので、ケースを削りました。



ミッション等もお勉強しながらチェック!


ドグミッションのタイプなので、特に難しくは無いですが、痛み具合しか見る所が無い。


シフトドラムもチェック!


これも見ても特に?
てゆーか新品部品は無いので見ても意味は無いです。あと、よくスムーズに動くように溝をリューターで磨く人もいるけど僕は駄目だと思う。そんなことしたら悪化するだけで良いことは1つも無いんじゃないかな?

とりあえずどんな動きをしてギアがシフトするのかお勉強です(^^)

折角の全バラなので交換部品だけでは無くても見て触る事で深く理解するチャンスです!




エンジンの整備してるとどうしてもペーパーウエスを大量に消費してしまいます。
なので僕は最近はペーパーウエスをカットして使ってます。


真っ二つ!


トイレットペーパーみたいな大きさになりました(笑)
実際に節約になってると実感してます。少しだけ使えば良いことでも一枚は一枚ですから!半分だとしても一枚だけ使うわけです。
単純に消費量は半分になるわけです。

ペーパーウエスは安いけど、安いからと言って無駄遣いするのは嫌だし、無駄遣いしてる人を見るのも嫌です。
お金持ちになりたかったら無駄遣いを減らすという基本的な事を実行するべき。

子供に言ってる。ティッシュ無駄遣いするのは許さない。鉛筆を常に尖らせて使うのは許す。沢山食べるのも良い。でもティッシュの無駄遣いは駄目!
これ分からないままでは立派な人になる権利さえ無い。
僕が立派かどうかでは無くて、立派になるための1段階目がむだづかいをしないって事。


僕には無駄遣いしないって事以外でもメリットあります。

僕がいつも使ってるスプレー缶やオイル缶を入れて持ち運ぶ工具箱があるんですが、工具箱にペーパーウエス入れるのって結構邪魔で、半分以上減ってるやつしか入れられませんでした。
でも半分にする事で工具箱に入れる事が楽になりました。
他のスプレー缶を入れる余裕が出来て、持ち運べる余裕が出来ました(^^)


過去に沢山の無駄遣いを経験してきた僕だから言える!無駄遣いは良いこと無い!
必ず心が悪い方に行く!

金銭的な成果は無くても心掛ける事が大事かなと。