ヤマハYF200Sブラスターのパワーアップ作戦を開始してます!


燃料タンクを下ろして、ついでに洗おうと思います。


ヘドロがすげー!ヤバイね!

有名メーカーの燃料添加材が全く仕事してないね(笑)
世間では燃料が腐らないって評価でしたが、3ヶ月で燃料が腐り、一年でキャブが詰まりました。
二度と燃料添加材は買いません!詐欺商品だと思いますね!


僕は洗車場で燃料タンクを洗いました。


水、洗剤、水のコースを利用。利用時間の全ては高圧洗浄機のガンをタンクに突っ込んで洗いました。

メチャクチャ綺麗になりました。


あとは水が乾くまで放置するだけです。


エンジンも下ろしました。


軽いエンジンだけど重かったです(笑)


ばらして見たら綺麗でした。


ピストンもシリンダーも全然問題無さそうでしたがパワーが無いのは事実です。


クランクシャフトをばらします。


エンジンスタンドは持ってないのでバギーのタイヤをスタンド変わりにしました。


クラッチバスケット外すのに道具が必要


普段使わない工具なので忘れてしまいそうです💦

フライホイールはフライホイールプーラーをつかって外す。


元から持ってたプーラーでは出来なくて、ヤマハ純正のプーラーを買いました。

スターターギアや、バランサーのギア、シフト等をはずしていく。


クランクシャフトリムーバーでケースを割っていきます。


道具買うと結構高いです!

 
無事にクランクシャフト、ミッションギアと御対面!


クランクシャフトの反対側も道具を使い抜きます。



抜くときは左右とも専用の特殊工具を使い抜くのに、入れる時は片側だけ専用工具を使います。片側しか使わないのは何で???叩いて入れるんだってさ。


腰下のクランクシャフトは3ミリロングストロークの新品に入れ換えて、ベアリングやオイルシールも新品にします。

腰上はシリンダー、ピストン、ヘッドは2ミリオーバーサイズの新品に入れ換えます。ヘッドは圧縮アップ。ヘッドドーム加工。
ボート加工はそれなりに。あと、サイドポート加工もしました。

排気量が200CCのブラスターを排気量アップです!!


ノーマルのボアは66ミリ。ストロークは57ミリ。
排気量は33×33×3.14×57×1=194.909CC


ボアアップだけをした場合、ボア68ミリ、ストローク57ミリ。
その場合、34×34×3.14×57×1=206.900CCって事です。11.9CCの排気量アップ。ショボい排気量アップですよね!

ボアを68、3ミリロングストロークストローク60に変更後は34×34×3.14×60×1=217.790CCなので約218CCってことです。

218-195=23なので23CCアップです。ストロークまで変えたのにたったの23CCって残念ですね!

とりあえず消耗したノーマルよりも速くなるのは間違いない!
冬のレースの時にパワー不足で成績が悪いと判断した僕はパワーを言い訳できないマシーンにすると決めたんです!

お金は沢山かかってますが勝つためにしっかりと作ります!

keiは6年生になったので今年キッズクラスはラストです。だから記念にTRX90の見た目アップ作戦をしようと思います。
まさにゼッケン1番で走れる最後の年ですから奮発します!

まずはカウルを外して洗車しました。


フレームまで磨いてます(^^)


嫁が頑張ってくれました。子供が学校から帰ってきてからは子供達にやらせときました。


中華製新品カウルを着けました。


赤は辞めて白を選びました。デカールを張る予定なので白ベースで。

流石の中華カウルは全然位置が会わず色々と修正して取り付けしました💦


マジで全然合わないです!中華選んだことを後悔しました…

赤いハンドルガードは辞めて白いハンドルガードにしました。


勿論中華製のハンドルガードです。ハンドルガードの白が綺麗…カウルは黄ばんでる?
とりあえず統一感は出ました。



シートカバーも買って張り替えします


keiが自分で剥がしました。ステープルで止まってるのでマイナスドライバーで煽ってペンチで抜いてました。


チェッカーカラーのシートカバーを張りました。


張るのは僕と二人でやりました。僕がカバーを引っ張って、keiがエアータッカーを打ち込んでます。

裏側はこんな感じ。


余ってる余分なシートはこの後keiが自分でカッターを使い切り落としました。


今回はシート形状のせいでかなり難しかったです。LT80も張り替えてますが、TRX90のほうが簡単だと思ってた。
正直舐めてましたね!沿ってる部分を引き伸ばすのはかなり大変!


二人での共同作業で完成しましたが、僕一人だったら出来なかったかもしれません(;^_^A


無事に完成です!



中華カウルに事件発生です!
なんとガソリンがかかるとプラスチックが溶ける事が分かりました!

マージーで~!!!!ガッカリ~~~~😭


って事で、板金屋さんに頼んで色を塗ってもらう事にしました。塗料がガソリンから守ってくれると思います。



しかーし!かかーし!

板金屋さんも心配してた事件です!

プラスチックに塗装する下地のプライマーを吹いたら、プライマーがひび割れしてきたとの事!

ペーパーかけて、プライマーを更に2コート上乗せで吹いてなんとか下地が終わって色を吹いて良い感じになったとの事です!
迷惑な素材を持ち込んですいません(;^_^A


中華なんてロクなもんじゃないですね!

でも、同じ中華カウルを使ってる人はガソリンでプラスチックが溶けることは無かったみたい?
その人は赤なんですが、赤色のプラスチックと白色のプラスチックでは材料が違うのかもしれませんね!
その裏付けの様に色によって値段がかなり違うんですよ!

数年前は白が1番高かったらしいです。今は白が安いです。もしかしたら今と昔では白の材料が違うのかも?今現在では白いカウルはオススメ出来ません!!マジでヤバイです!


カウルの塗装もすべて終わり、後はステッカーチューンですね!

デカール製作をされてる方がATVレースに出てる事が分かり、その方と話す機会があったのでフルオーダーで製作を依頼してます。

草案までは話し合ってる状態なので完成が楽しみです(^^)


YF200Sブラスターのリアショックをバラしました。マシーンを購入したときからバンプラバーがボロボロだったんです。

とうとうバンプラバーは消えて無くなったので他車種流用でバンプラバーを付けます。

バイク用スプリングコンプレッサーを使って縮めてスプリングシートを取り外しました。


バイク用スプリングコンプレッサーは弱いので歪みました(涙)

ショックロッドからこのボルトが通る部品を外します。名前は何て言うのかな?


木材を当てて万力で掴んで回しました。かなりキツく締め付けてます

ガスバーナーで火あぶり。苦労して取り外す事が出来ました。


ショックロッドのネジ部分とアイ部分の雄ネジ雌ねじにタップ&ダイスで整えて、ネバーシーズを塗りました。


新しいバンプラバーを入れます。


確かホンダのバイクのバンプラバーだったと思います。
ラバー バンパー 52427KT1671

ロッドの太さは約12.4ミリ


新品のバンプラバーは13ミリ用だった気がします。今となっては記憶が曖昧(;^_^A

古いバイクやATVは必ずと言って良いほどショックが駄目になってますね。
僕のブラスターはバンプラバーが死んでたけどショックやバネは凄く状態が良かったです。


ヤマハのブラスターのパーツリストではバンプラバーの部品供給は無かったんです。そもそもパーツナンバーさえ無い。
バンプラバー死んだらアッセンブリ交換って事です。ショックは全く抜けてないのに…
バンプラバーだけが駄目なのにアッセンブリ交換って…まさにショックですよね💦

でもバイクではバンプラバーが単品供給されてる事が多いので、流用して直すのが良いと思います。


本当は社外のカッコ良くて高性能なショックに交換したかったけど予算不足だし、バンプラバーが千円以下なので直すのが今のベストかなと思います。




YF200SブラスターにYFZ350バンシーのシャフトを流用出来る情報をゲットしたので中古でバンシーのシャフトを買いました。


合わせてみた。


奥がブラスターのノーマルシャフト。手前がバンシーのシャフト。


なんか左右の長さが違う気がしたんですよね。

ベアリングの位置も違う気が?


とりあえずノーマルシャフトはずしてみた。


結構苦労して外しました。

あれ?やっぱり左右の長さ違うんじゃない?


左側は約48ミリワイド。


右側は約40ミリワイド。


左右で8ミリの差がありました。

多分、バンシーとはアクスルシャフトホルダーの幅が違うからワイド量が変わるんだと思います。
ベアリング位置が8ミリって違うってことね。

とりあえず気にしないでシャフトを組み付けます。


内側ナット戻しトルクが24キロ!

マジで大変でしたよ!ブレーキかけてもシャフト回っちゃうし!
トルクレンチは21キロまでしか無いので合いマークのズレが3ミリになるまで頑張りました。
意外とコツがあり、何度もやり直しました。外側ナットがどうしても回っちゃうんですよね。同じ長さのレンチが無いと厳しいです。


チェーンの遊びは30~40ミリ。


僕は40~45くらいに合わせてます。




改造が終わり、かなりワイドになりました。


シャフトで40ミリ以上。
YFZ450Rのハブで20ミリ以上。
ワイドトレッドスペーサーで50ミリ。
YFZ450Rノーマルホイールを逆組みしてワイド化。多分25ミリ位?

ノーマルと比べたら約140ミリ位のワイド量です。


ノーマルの時はナーフバーより内側にタイヤがありました。



かなりワイドになったと思います。

今度はフロントをワイド化したいと思います(^^)
前回のブログでホイールにタイヤを組む話をしました。

タイヤチェンジャーより速く秒で組める事を書きましたが見るまで信用無いと思います。

動画撮りました!


もっと急いだらまだ早く出来ます。とりあえず秒で組める証拠を撮れば良いや的な?スピードです。

他の人と違う特別な事はジェットヒーターでタイヤを温めてる事。それが一番効果がある。古い中古タイヤは特に固くなってて全然入りません。
無理矢理やるとホイールやタイヤを痛めてしまいます。温めて入れるとダメージは全く無いと思います。

ジェットヒーター作戦でタイヤ交換が出来ない人は出来るようになるかもしれないし、出来る人は簡単に秒で入るようになると思います。

僕は今まで正確な数は分かりませんが絶対に50本以上はタイヤを手組してます。70本はいってないと思う。

秒で終われる様になったのは40本越えてからです。それまでコツが分からなかったり道具が不十分だったり、やり方が間違えてたりして凄く大変だったしメチャクチャ時間かかってました。
初めての時は一晩でビードを落として、次の日の一晩でタイヤを脱がして、また次の日の一晩でタイヤを組みました。
2本の交換に合計3日かかり、時間で言うと12時間以上!(涙)二度とやりたくないって気持ちが出てきたけど組んでもらうお金が無くてお店に頼めなかったから二度目も手組になった。

二回目から6時間、三回目から2時間、その後は2時間より速くなることは無く逆に遅くなる事も多かった。
ホイールが傷だらけ、タイヤレバーでリムを曲げたこともあります。
道具を変え、やり方を変え…ゆっくり進歩してたけど根本的にはタイヤを柔らかくしなければ駄目だって気が付いてからはタイヤ交換が楽になり速くなりました。
かなり試した結果タイヤレバー9本持ってます(笑)ビードクリームは3種類試した。市販のビードヘルパーも持ってる自作もした。
結局レバーは1本または2本しか使わない。ビードクリームは1個。ビードヘルパーは使わない。

初めての1本目から今の知識を知っていれば苦労しなかったのになーと思ってます。




娘のceliには洗剤スプレーをかける作業を任せてます。


霧吹きスプレーでやると泡立ってしまって、エアが漏れてるのか分かりにくいですよね?
そんな時はガスバーナーやヒートガン等で泡を温めると泡は消えて無くなります。
一度泡を消してしまえばどんなに小さく弱く漏れていても絶対に気付く事が出来ます。


ビード上げた後に泡をかけるわけですが、必ずリムとビードに挟まったエアを抜いてください。
基本ホイールとタイヤは密着してますが、密着してる様で実はしてないんです。必ず空気を挟めてしまってるんです。例えるならスマホのフィルム張るとエアーが挟まるでしょ?あんな感じ。
これが悪さをしていつまでもビードからエアが弱く漏れて泡が立ってしまったり、リムとタイヤの密着が弱くてビードが落ちやすくなってしまいます。

挟まって逃げ場が無くなったエアーは簡単に抜く事が出来ます!
指でビードを押すだけでもある程度抜けますし、丸みを作ったマイナスドライバーなどを差し込んでも抜けます。コインドライバーであっても角があるからそのままで駄目必ず角を落として丸くした道具じゃないとビードを傷付けてしまう。

僕は今では指で押すだけですよ。道具を使うのをやめました。ホイールの塗装剥がれてしまう事が多く、アルミホイールは傷付けてしまうからです。
だから握力70近いマッスルパワーでビード押してエア抜きします。
指が弱い人は道具を細工して対策したら良いと思います。

挟まったエアーの存在を知らなかった昔は「何で空気が漏れるんだー?」ってなってかなり悩みました。挟まったエアーを抜いたらその後はエア漏れしてない事が分かり、ただ単にエアーが挟まってるだけだと気が付きました。

エアーを抜いて密着を良くしたタイヤはエア漏れしないし、ビード落ちにくいし、リムが錆びにくいし、メリットしかないです!
ガスバーナー作戦とエア抜き作戦をするようになってからはエア漏れチェックの時間が1/10になりましたよ(^^)


ビード上げは前回のラッシングがオススメですが、車の場合ではタイヤが固くて全然潰せない時は、ビード上げる前に車に装着して、ジャッキを下げてタイヤを地面に当てて軽く潰しながらラッシングで縛ると良いです。

タイヤショベルでビード上がらないときはユンボのバケットでタイヤを押し潰すとビード上げられる時もあります。

色々と試すと上手くイク事があり、困った時は思い出してみて下さいね!



あと、最後に一言!

僕は車のタイヤの手組は絶対にやりません(笑)

皆さんもタイヤチェンジャーあるお店でやってもらいましょう!

タイヤチェンジャー使えるタイヤサイズなら手組はしないでお金払ってやってもらいましょうよ!素人がタイヤ傷付けてエア漏れしたら意味ないです!
アルミホイールに傷付いたらガッカリしますよ!
鉄チンホイールが歪んだらガッカリしますよ!

でも古いミニクーパーが10インチなのでチェンジャー使えない事があるから手組が必要かもね!

極論は車はドリフトタイヤを減らして直ぐにタイヤ交換って人以外は手組はしなくても良いかなと思ってます。

手組をやってみたい方は知識と道具を揃えてからチャレンジしてみたら良いと思います!