2020年4月の四柱推命
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占い師のゆーこです。

 

 

 

 

 

Mahmood Salam / Fading away [Explored]

 

 

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

私の知っている人に

「丙戌」という干支を日柱に持つ方がいます。

(ちなみに月柱は丁亥)

 

 

 

丙戌(ひのえいぬ)は、

「異常干支」と呼ばれるものです。

 

 

 

異常干支とは、

その名の通り「異常を持つ干支」です。

 

甲戌・乙亥・丙戌・丁巳・丁亥・戊子・戊戌・己亥・庚子・辛巳・辛亥・壬午・癸巳

 

この13種です。

 

 

 

異常干支を命式に持つ場合、

「どこか異常性を持っている」

と言うことができます。

 

 

 

ここでいう「異常」とは、

いわゆる狂人とか変質的とか

そういうThe・異常という場合もありますし、

突出した才能を持つとか

一般人にできないことができるとか

肉体的に常人と違うとか

そういう異常という場合もあって、

異常干支の異常は幅広いです。

 

 

 

そして、

異常干支の「異常」が表出するかは

育ち・環境・教育・親子等の人間関係で

大いに変わってきます。

 

 

 

宿命の位相法でも変わりますし、

大運の干支でも変わります。

 

 

 

異常干支あるけど全然異常じゃないよ、

って場合も多々ありますし、

その逆ももちろんあります。

 

 

 

で、冒頭で触れた

私が知っている「丙戌」の方は、

異常干支の「異常」が表出した人です。

 

 

 

丙戌という異常干支は、

「高い教養を身につける」

ことで異常が顕現するようになります。

 

一般的/常識的ではない考え方

普通からは外れた感性や感覚

社会の枠から飛び出た性格

 

そんな感じの「異常性」が出てきます。

 

 

 

なので、丙戌を命式に持つ場合は、

「勉強しないこと」が

異常性を表に出さない方法です。

(非常に実直で真面目な人になるようです)

 

 

 

だがしかし。

 

 

 

私の知っている「丙戌」の方は、

教養・教育水準高く育ったんですわ。

 

 

 

いいとこのお家に生まれ、

手塩にかけてオーガニックに

品良く賢く育てられ、

めちゃくちゃ頭のいい学校を

卒業されました。

 

 

 

異常性は出たのか?

 

 

 

はい、出ました。

 

 

 

その方は、

「時代の求めるものへの嗅覚」

に異常性が出ました。

 

 

 

ゼロからアイデアを出す、

というわけではない。

 

 

 

その方が情報に触れたときに

浮かんできたアイデアの中で

「これはやりたいな」

「これはいけるんじゃないか」

と思ったものが、

時代のニーズに合うのです。

 

 

 

事実、その方は、

社会現象、一世風靡と言われるほどの

サービスを作っています。

 

 

 

そして主星が「偏官」。

 

アイデアをスピーディーに実行する

たぐいまれない行動力の星の力を

その方は大いに活用していました。

 

「アイデアが生まれたなら

 やらない選択肢はない」

 

そういう方でした。

 

 

 

ただ、その方には、

「どこか普通の人とは違う」

という面が垣間見えるのです。

 

 

 

普通の人から見て、

「何を考えているのかわからない」

という側面を持っていました。

 

 

 

本人が普通とのズレを感じているかは

私にはわかりませんが、

もし感じているとするならば、

多かれ少なかれ

「孤独」を抱えているのだと思うのです。

 

 

 

ここからは、

丙戌を持つその方に向けてというより、

  • 異常干支を命式に持つ人
  • 宿命中殺を命式に持つ人

に向けて書くよ。

(異常干支の「異常性」やと宿命中殺の「不自然」は

 似ているところがあるからね)

 

 

 

人とちょっと違う

普通とちょっとズレている

 

 

 

自らに宿ったその異常性・異端性を

「普通」「一般」「社会」という

外の視点から見ていたら、

「自分はおかしいのかもしれない」

と自己否定してしまい、

それはとても苦しいものだと思う。

 

 

 

他人は自分をわかってくれない

自分は「普通」じゃない

 

 

 

そんな意識を持ってしまったときの

「孤独」は、相当なものだと思う。

 

 

 

あなたが感じる「異常」は、

あなたを苦しめるためにあるのではないの。

 

 

 

ただ、そこにあるもの。

持って生まれただけのもの。

 

 

 

「異常性」に対して

「これは良いものだ」

「これは悪いものだ」

って意味や理由をつけるのは自分だし、

どうやって付き合っていくかを決めるのも自分。

 

 

 

だからさ、いいんだよ。

 

 

 

異常性があっていいんだよ。

 

 

 

ちょっと変わったところがあったって、

誰も理解してくれない一面があったって、

そんな自分で生きていけるし、

誰かの役に立てるし、

幸せにだってなれるんだよ。

 

 

 

自分との付き合い方で、

どんな方向にだって向けられるんだよ。

 

 

 

どんなに「孤独」を感じても

どんなに「異常」を感じても、

どうか自分のことを卑下し、

「おかしい人間だ」って責めないで。

 

 

 

異常性はあなたの「役目」でもあるの。

 

 

 

その「役目」を生かすも殺すも

野放しにするも制御するも

全部あなたが決められるし、

あなたの生き方で

あなたの「異常性」という役目は

どこまでも素晴らしいものになるんだよ。

 

 

 

えー私異常干支がある、やだ

えー私普通じゃないってこと?やだ

えーなんかこれ損じゃん、やだ

 

 

 

そんな風に思わないで。

 

 

 

異常干支を持つあなた

宿命中殺を持つあなた

 

そんなあなたにしか見えないもの

あなたにしか感じられないこと

あなたにしか思いつかないこと

たくさんあるし、

それが必要とされるときがあるんだよ。

(私が先に紹介した人のようにね)

 

 

 

異常干支や宿命中殺を持つ人で

「自分がおかしいんじゃないか」

って苦しんでいる人がいたら、

どうかこれだけは知っておいて。

 

 

 

あなたの「普通と違うところ」を

自分だけは受け入れてあげて。

信じてあげてね。

 

 

 

「違うこと」は悪いことでは決してないから。

 

 

 

そして願わくば、

あなたの「普通と違うところ」が

活きる場所を探してね。

 

 

 

あなたの「異常性」が

認められる場所はあるし、

あなたの「異常性」に救われる人も

いるからさ。