心の奥底にある「私のせい」。～正官の精神について～

【2019年9月の四柱推命鑑定】
満員御礼です！

 

 

 

 

 

占い師のゆーこです。

 

 

 

 

 

marcel lemieux / Ahow #1

 

 

 

 

 

何がきっかけかは忘れたのですが、

娘とちょっとした言い合いをした時、

 

「私のせいはヤダ！

　私のせいに絶対したくない！！」

 

と言われたことがあります。

 
 
 
私、この時「ハッ」として。
 
 
 
「〇〇のせい」はヤダ！
 
 
 
って思っていいんだなぁって、
感心したのです。
 
 
 
そこから、正官のことを思いました。
 
 
 
正官は、攻撃・闘争の本能の星です。
 
自尊心・特別感・プライド・自制心・全体意識・責任感・・・
 
このようなキーワードを持ちます。
 
 
 
正官を持つ人、
特に主星が正官の人は、
強い責任感と自制心を持ちます。
 
それは、
「自分への特別意識」が
源となっています。
 
特別な自分を傷つけたくない、
「自分」という確固たる存在を
損なわないために、
責任感や自制心、自負心を持つのです。
 
 
 
ここから超解釈いくよ。
 
 
 
正官は、
「私のせい」だと
思ってしまうところがあるのよ。
 
 
 
自分や、自分を取り巻く人間関係や、
環境や、状況や、その他もろもろに、
何かが起こったとして、
それを、「私のせい」だと思ってしまう。
 
 
 
パートナーが何かに怒っていて戸惑う
 
子供が理不尽に泣いてイライラする
 
列に並んでいたのに
前に入られてカチンとくる
 
仕事で誰のミスか分からないミスに
ひやひやする
 
 
 
こういう「出来事」に、
「私のせい」が常に付きまとう。
 
 
 
「私のせい？」
「私のせいだって言うの？」
「私のせいだったらどうしよう」
「私のせいだ・・・」
「私のせいじゃないのよ！」
 
 
 
などなど、
「私のせい」基準で
物事を見るところがある。
 
 
 
これが強い責任感と自律につながる。
 
 
 
ね、でもさ。
 
 
 
「私のせい」に縛られすぎてない？
 
 
 
「私のせい」にとらわれすぎて、
自分で自分を責め、
自分を追い込み、
苦しさと不安を
絶えず自分に与えなくていいんだよ。
 
 
 
正官の性質上、
「私のせい」という
特別感・自己犠牲心は
消えない。
 
それは、
正官を支える自己愛だから。
 
正官の
正当で常識的で気高い性質の
起源だから。
 
 
 
でも、
「私のせい」に支配されなくていいのよ。
 
 
 
「私のせい」を強く握りしめていたら
「誰かのせい」にもつなげてしまう。
 
 
 
自責と他責の強い人となり、
自分も誰かも見張ってしまう。
 
 
 
現実的にしんどい時とか
心が乱れる時とか
イライラが爆発しそうになる時とか
そういう時に、
 
「私のせい」だって思いすぎてないか、
 
「私のせい」だって思われてると
思いすぎてないか、
 
ちょっとだけでいいから、顧みてみて。
 
 
 
全部自分が背負わなくていいんだよ。
 
 
 
「私のせい」が、
正官を持つあなたの美しい自尊心に
味方をしてくれているなら、
「私のせい」を大いに活用したらいいと思う。
 
プライドの礎として。
 
 
 
でも、「私のせい」が暴走しまくって
あなたの敵になっているのなら・・・
 
「私のせい」にしている私に、
優しくしてあげて。
 
「私のせい」だと思っている自分を、
ギュッて抱きしめて撫でてあげて。
 
感覚でいいから。
イメージね。
 
気づいてあげてね。
 
 
 
 
 
・・・そんなことを思った、
娘の「私のせいなんてヤダ！」発言でした。
 
 
 
ちなみに、辛の人にも言えるからね。これ。