上野公園で花見
雷雨予報のなか、上野公園で花見決行。
東京駅グランスタでお酒を調達し、現地へ向かう。
先発隊の女子が一人で精養軒近辺のメイン通り沿いの場所を確保している。
使い捨てシートに座布団とさすがに慣れている人は違う 笑。
18:30スタート。
飲んだお酒
醸し人九平次 純吟 山田錦 720
東一 純吟 Nero 720
今回は3月末で派遣切りされた女子の慰労会的要素が強く、彼女の好きな九平次と、ウケの良さそうな東一を用意。
九平次は生がほしかったのだが、品切れなのか、元々4合瓶はないのか、通常版にしたが、まあ期待通りのおいしさ。
東一Neroははじめて飲んだが、なんか水っぽい白ワインみたいで、いまいち。
彼女の友達には好評だったので、日本酒をあまり飲まない女子向きかもしれない。
結果良し。
19:30降雨のため撤収。
まだ肌寒いし、外飲みは1時間くらいがちょうどいい。
4人で4合瓶2本ってのもちょうどよかった。
20:00 とら八で2次会開始。

飲んだお酒
飛露喜 特別純米 1800
みんなまだ飲み足りなそうだったので1升瓶で注文してみたら、8合分の値段にまけてくれた。
ノーマルな特別純米旨い。
結局このあとカラオケ屋で主賓女子爆睡。
冷や酒はあとからくるなあ。
二升ガールズ第11回集会 生もと完全ブラインド
新宿松の屋へ二升ガールズ第11回集会「生もと完全ブラインド~あなたの好きなのどれですか?」へ行く。
「生もと造り」と称するお酒14本を集めて、完全ブラインド(どんなお酒がラインナップされているかもわからず、瓶も移し替えられ、新聞紙でぐるぐるすまき状態にし、るみさん京子さんも開けるまでどれがどれかわからんという)で、冷やとお燗それぞれ人気投票をするという、すばらしい企画だ。
会の始まりとともに、早速冷やで14種類を飲んでいく。
今回は順位をつける企画なので吐き出し用の紙コップもあり、るみさんに「ちゃんと吐いていかないと、最後まで利けないよ」と言われたのだが、わかっていてものどを通してしまうものだ。
冷やが終わって自分のお気に入り1位から5位までを決めたら、お楽しみのご飯タイム、とはいかず、お燗で14種が出てくる。
今回は利き酒が終わるまで、お料理はおあずけのS企画でもあるようだ。(途中でお豆腐が出てきて、なんとうまかったことか)
ようやっとお燗14種を飲み、投票完了。
焼き鳥が出てきて飲み会状態突入。
今回もやっぱり鍋が絶品。
大量のアサツキが効いていて、飲み会続きで弱っていた胃腸にもスッと優しく入っていく感じ。
そして、注目のブラインドオープン!
本日の出品酒
1.鷹勇 山田錦生もと 19BY
2.菊正宗 正宗印生もと
3.竹鶴 生もと原酒 雄町 18BY
4.麓井 生もと本辛まどか 美山錦
5.杉錦 生もと原酒 ひとめぼれ・あいちのかおり 20BY
6.開春竜馬 生もと原酒 山田錦19BY
7.カネナカ 生もと 山田錦・五百万石 19BY
8.睡龍 生もと 山田錦・アキツホ 17BY
9.大七 生もと 五百万石
10.鷹勇 強力生もと 19BY
11.五人娘 生もと 19BY
12.杉勇 生もと 美山錦19BY
13.日置桜 鍛造生もと 山田錦 18BY
14.篠峯 生もと三年熟成 山田錦 17BY
私のベスト5。
冷や
1位 鷹勇 山田錦
一番最初に飲んだものが、一番おいしく感じてしまうという。。。
2位(点数的には1位と同点) 杉勇
確か参加者全体でも一番人気だったはず。飲んだことないお酒だけど、どっかで聞いたことあると思ったら、この前のダンチュウで生もとの一番人気だったやつだ。
3位 竹鶴
やっぱりじわっとくるマイルドな旨さが◎。2番の次に飲んだからではない、と信じたい。
4位 大七
メモには「ふつう」としか書いてないが、よく飲むやつは自然に選んでしまうのか。
5位 カネナカ
これも初めて飲んだお酒。これもダンチュウで受けがよかったものらしい。
お燗
1位(1位から4位は同点数) 杉錦
最初は生酒かと思ったが、しぼりたての1回火入れらしい。全体でも一番人気だった。
2位 開春竜馬
杉錦の次に飲んで、タイプが違うんだけどどちらも好きな感じ。全体でも3位。前の席のO君は、日置桜だと主張していて、それもあるかもと思った。
3位 睡龍
やっぱりこういうタイプに落ち着く。
4位 竹鶴
やっぱりこういうタイプに(以下略)。
5位 日置桜
やっぱり(以下略)。
以下、感想など。
冷やではイマイチが多かったが、お燗するとやっぱりどれもけっこうおいしくなる。
菊正宗だってお燗したら、けっこう旨かった。(全体で5位だったはず)
前回集会は、内田さんによるまじめな勉強会であまり「飲み」がメインではなかったが、今回は空きっ腹に飲んだこともあり、だいぶバテた。
シズホさんのお料理を好きな生もと酒で味わうという、会後半の本来のお楽しみが、100%満喫できなかったのがちょっと残念。
なぜか今回はBGMが80年代アイドルソングで、テンションが高まる。
のりぴーのぐぁんば~れとか、歌いたくて仕方なかったし、デリケートに好きしてとかまでかかったときは、涙が出るかと思った。
ということで、今回もすばらしい会でした。
ありがとうございました。小伝馬町飄耽 (ひょうたん)で泉川など
名古屋からの若い客人をお連れして、久しぶりにひょうたんへ。
ふだんはあまり日本酒を飲まない若い人に、おいしい冷酒を飲ませてみようということだ。
飲んだお酒 (すべて冷酒)
泉川 熟成大吟
店長も何年熟成かわからないということだったが、それほどではなさそう。
1杯目に最適。ウマい!
鳥海山 純大
これもすっきりしたなかにも、味わいあって美味。
北斗の拳 拳王
なんか面白そうなお酒で飲んでみるも、好み的にはイマイチ。
悦凱陣 無濾過生オオセト19BY
久々の凱陣。うま! お燗したい誘惑を振り切る。
而今 (スペック忘れ)
最後はやっぱり而今かな、と思い。
客人は、泉川と而今が気に入ったらしい。
次回、彼にはお燗酒に挑戦してもらおう。
与野田舎屋旬で黒兜や幻舞など
埼玉県民2人と与野で飲む。
人気店らしく、最初は空いてた店内もいつのまにかに満員に。
地酒メニューには10種類以上のそうそうたる名前が並び、期待が高まる。
店をセレクトした子が「ほかにも裏メニューがかなりある」というので、おまかせにする。
飲んだお酒
落ち着いた系のリクエスト
墨之江、御湖鶴
華やか系のリクエスト
黒兜、幻舞
面白いお燗のリクエスト
東一純吟
黒麹で仕込んだというお酒で、かなり甘い。
おいしいけど1杯でいいかな。
幻舞もフルーティで、2人は気にいったようだ。
これも1杯でいいかも。
お燗でおすすめを聞くと「天狗舞」とか言うので、おもしろいやつということで注文したら、東一が出てきた。
前にうさぎで純米を飲んだときもそうだったが、やっぱり東一はお燗をしても東一らしかった。
なので最後に神亀を飲んだら、2人には不評だった。
このお店、料理がかなり旨い。
お刺身盛り合わせに入っていたサバ。
いさき塩焼き。
手造りコロッケ。
ばくだん。
与野に行った時(そうそうないが)は、また寄ってみよう。
新橋うさぎで新潟酒など
銀座から新橋へ移動。
新潟酒の陣記念の新潟フェア中でした。
飲んだお酒(すべてお燗おまかせ)
越の雄町 生
鶴の友 純米
新潟のお酒2種。
越の雄町はけっこう味があって、いわゆる新潟っぽくない感じ。
鶴の友はすいすい飲めるけど軽すぎなくていい感じ。
独楽蔵2006
まったりだらだら飲むのに最適。旨い。
渡船純吟ふなしぼり3年熟成
最後は熟成酒が出てくる。さすがりえさんセレクト。
これを飲めば、あとはお味噌汁をいただいて帰宅モードに切り替わる。
新潟フェアメニューに「村祐」ならぬ「祐村」というのがあって、聞いてみると村祐の蔵が辛口酒を出したらしい。
飲んでみたかったが売り切れで涙をのむ。
ほか探してみよっと。
おつまみは、ししゃも、なすチーズ、ポテサラ。
ししゃも、ポテサラは外せない絶品。
なすもシャキシャキ感が残っているところが好みでした。
たいへん満足な1日。
とはいえ、このあと土曜までハードな飲み会が続くとは思わなかったが。
銀座和酒バー庫裏で七本槍など
銀座松屋の中原淳一展を見に行った妻と合流し、和酒バー庫裏へ。
先日成瀬のさかや栗原さんをみつけたときに、そのホームページに載っていたお店でちょっと行ってみたかったところである。
店内はカウンターのほかにテーブル席もけっこうあって、そのわりに一人でやっているらしく、混んでいるときはたいへんそう。
飲んだお酒(冷酒)
尾瀬の雪どけ地ビール(ベルギータイプ、ドイツタイプ)
久々に地ビール飲んだけど、うまいなあ。
ベルギー→ドイツでちょうどいい。
七本槍 純米渡船生原酒
お酒はオススメをもらおうとしたら、好みを聞かれた。
なんでも好んで飲みますと答えたら、なんかしらデータをくれというので、新酒、香り控えめの落ち着いた感じ、西の方のお酒と挙げたら、これを出された。なるほど、七本槍は西系に分類されるのか。
次に出たのは天の戸 醇辛生と活鱗 若水。
天の戸は久しぶりに飲んだけど、いい感じ。
活鱗というのは見たこともないお酒で、聞いたところ「奥」をつくっている蔵のものらしい。
冷やだといまいちな感じがして、燗にして飲んでみたかったのだが、このへんで切り上げ次の店へ。
頼んだおつまみは、黒はんぺん、鶏ソーセージ、バタじゃが。
どれもお酒に合い、特に鶏ソーセージは口の中で肉汁があふれるわけでもなく、とてもあっさりとしてておもしろい。
ただ、ボリュームのあるおつまみが少ないので、2軒目以降でもうちょっと銀座で飲みたいときには、けっこう安いしいいかも。
多摩独酌会で鳥取燗酒
第58回多摩独酌会「燗酒銘醸県・鳥取県に学ぶ」へ。
今回は鳥取燗酒、、、って、これまでの華やか生原酒がメインだった会からは、ずいぶん違ったテーマ。
とはいえ、私としては願ったりである。
今年の独酌会は、一味違う!
今回はどうやら、独酌会世話人のなかに鳥取県庁の関係者がいて実現したようで、役所の方も数人来られていた。
鳥取の6つの蔵がそれぞれ3種、さらに独酌会の推奨酒(鳥取ではない)が6種の計24種が今回の出品酒。
これが蔵元の推奨温度で味わえる。
さらに、地物の肴との組み合わせも楽しむという、なんとも豪華な企画だ。
お酒メモ
「日置桜」
純米にごり 山田錦・八反錦 60%精米 45℃
ダンディ山根社長が一発目に出したのがこれ。
にごりの燗。しかもキレキレ。周囲の人たちのインパクト大!
これで2100円。家に常備したいお酒。
ダンディ山根社長in多摩独酌会。
このあと各テーブルを回り、生もとについて熱く語る。
日置桜はあと、生もと山田錦60%精米16BY45℃と純吟伝承強力55%精米43℃。
今回の出品酒のなかで強力を使ったお酒は多かったが、やはり伝承強力はお気に入り。
参加者の燗酒アンケートでは、にごりが2位で生もと山田錦が3位だった。
「辮天娘」
辮天娘の娘さんが登場。
純吟山田錦18BY10番娘 55%精米 9号
優しさと旨みとがじんわり溢れる派手じゃないけどリッチな感じ。
地元の若桜だいこんの奈良漬けが、これまたウマい! 合う!
もう2種は純米19BY7番娘 五百万石65%精米と、純米槽汲生原酒あらばしり 若桜町産玉栄70%精米。
残念ながらうちのテーブルでは最後の方に出てきたので、かなり酔いがまわっていてメモがないのが痛恨。
「千代むすび」
完熟純米 山田錦・五百万石 55%精米 42℃
参加者アンケートで一番だったお酒。
4年熟成とのことだったが、非常に飲みやすい。
特別純米 五百万石55%は冷やで出されたが、けっこう好きな感じかも。
「鷹勇」
純吟なかだれ 山田錦・玉栄 50%精米 45℃
燗冷ましがおすすめとのこと。
辛口酒が多い鳥取酒の中では、ちょい甘めに感じた。
純米にごり 山田錦70%精米
冷やで出たけどお燗で飲んでみたかった。
あとは初めて飲む2蔵。
「いなば鶴」(中川酒造)
純米ろくまる強力 60%精米 45℃
会全体を通して、最初に出されたお酒。
強力の旨み◎。
鳥取酒の会の乾杯?としては、とてもよかったと思う。
社長さんのお話からも、強力米へのこだわりが伝わった。
純吟5割搗き強力は、冷やでだされたが、これも燗で飲みたかった。
「いなたひめ」(稲田本店)
良燗純米 玉栄65%精米 17BY 45℃-50℃
落ち着いていて普段飲み用か。
家でゆっくり飲んでみたい。
純米強力14BY 70%精米
冷やで出されたのは痛恨で、これはぜひとも燗してみたいお酒。
純吟強力19BY 55%精米
これも冷やだった。残念。
クリアできれい。おいしいけど、なんか鳥取酒っぽくない 笑。
若い人たちで造っているようで、今後に注目。
そんな感じであっという間の3時間。
充分堪能させてもらった。
感想。
華やかなお酒がもてはやされるなか、食事のおともには、やっぱり落ち着いた純米酒。
強力のお酒がけっこう冷やで出されたが、やっぱり燗がいい。
各テーブルに盛られていた板わかめ。つまみ始めるとやめられない。
ダンディ山根社長は、年間で鳥取-東京を何往復してるんだ??
これだけの種類を80人分お燗で、しかも蔵元こだわりの温度で用意する会って、かなりすごい。サンシンさんに感謝。
そして独酌会世話人の方々、ありがとうございました。
築地ねこ屋で花陽浴
以前から気になっていた築地のねこ屋へ。
銀座から歩いて20分くらいで、運動不足の身にはかなり良い事前運動となる。
急な階段から入店し、カウンター後ろをすり抜けて行くと、座敷席は2組用だけだが、座ってしまえばのんびりゆったりできる癒し空間。
飲んだお酒
花陽浴 純大生原酒 八反錦
東洋美人 純吟槽垂れ 山田錦
お燗で
英君 純米 五百万石
大倉 純吟生もと15BY 山田錦
花陽浴ははじめて飲んだ。
「花陽浴」という名前にぴったりな、すっきりあまい系。(いやな甘さではない)
最初の1杯には最適。
美人女将も注目の蔵らしい。
東洋美人以外も初めて飲むお酒。
英君は、女将のおすすめ。静岡っぽい。
残念ながら前日飲みすぎで、もう少しいろいろと飲みたかったが、体が受付けず、最後に大倉で〆。
特筆すべきは、料理のおいしさ。
まぐろのお刺身と炙りから、まぐろユッケ、牡蠣、新じゃがそぼろ、カレー煮込みなど、どれも旨い!
カウンター席がずっと一杯なのも納得。
体調万全のときに再訪したい。