Let's NOTE 2008夏モデル 商品説明会レポート No.2 | Panasonic | 特選街情報 NX-Station Blog

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東京有明にあるPanasonic Centerで5月10日(土)行われた「Panasonic Let's NOTE 2008夏モデル 商品説明会」の様子をレポートの続きです。

 

※このページに検索経由等でイキナリ来た方は「Let's NOTE 2008夏モデル 商品説明会レポート No.1 | Panasonic」からどうぞ。

 



■写真でレポート続き

 


<タフ・モバイルといえば Let's note>

 

Let's note 2008新商品発表

 

手前左より、14.1型液晶を採用したW・T・Rと比較すると一回り大きなレッツノート。右はDVDスーパーマルチドライブ搭載のW。蛍光灯のしたでもこれだけはっきりした液晶ですから、見やすいですね。右のWはACアダプタを抜いても液晶表示はしっかりしたまま。バッテリに切り替えたからといって勝手に低輝度になりすぎたりはしません。ユーティリティソフトの設定で低輝度にすることも可能。

 


<2008年夏モデル 通常カラータイプ>

 

Let's note 2008新商品発表

76cm落下に耐えるタフなレッツノートです。このタイプは通常のシルバーのカラーです。細かいところではUSBコネクターの位置が変わったり、ファンがついたりとありますけど、今までのモデルを継承したデザインです。

 

 

<水掛けの実演 水スタンバイOK>
Let's Noteに水掛け(水スタンバイ)

いま水の入ったペットボトルのキャップが開けられようとしています。ちょっと分かりにくいかもしれませんがパソコンはバッテリ稼動で動作中です。


<水掛けの実演 水いきま~す>
Let's Noteに水掛け(水いきます!)

今、キーボードに水がかけられました。キーボード全面防滴を確認するかのようにキーボード全体に万遍なく水か注がれました。

 


<水掛けの実演 水滴ってます>
Let's Noteに水掛け(滴ってます)

注水完了です。手前右下の角から水が滴っています。パソコン動作中にキーボードに水がかかっても何事もなかったかのよう動作し続けています。他の写真もそうですが、写真はクリックして拡大します。

 

 

 


<水掛けの実演 ここぞとばかりに撮影>
Let's Noteに水掛け(群がり撮影中)

 

 

みなさんキーボード水掛け実演の様子をここぞとばかり撮影していますね。中々、こういったシーンを名まで見ることは少ないのでとても貴重です。

 

 

 

<水も滴るLet's NOTEプレミアムエディション>

レッツノート プレミアムエディション

水掛けの実演に使用されたのは最新モデルのレッツノートのプレミアムエディションです。写真は同型のもの Let's note R7です。

 

 

<水浴びした後も動作を続けるレッツノート>
水浴び後のLet's Note

 

水滴が残っているのがわかりますでしょうか?

 

 

 


<こんなに水々しいレッツノート>
水々しいLet's Note
まだかなり水滴が残っていますが、何事もなかったかのように動作しています。画面はWindowsVistaのロゴオンのところです。
 



<商品撮影タイム>
Let's note 2008新商品 撮影会

それぞれ思い思いの機種を実際に触れてみながら商品撮影をしているところ。

 

 


<左手でノートPCを持ちながら撮影
Let's note 片手で軽々

 

左手でプレミアムエディションのR7を持ち上げながらデジカメで撮影してみました。指の力だけで持ってみましたが大丈夫。小型・軽量だから成せる技です。

 


<Let's note R7 ジェットブラック>
Let's note 非光沢の黒

 

ボンネット構造の天板はテカテカしないようにつや消しされた落ち着いた黒です。プレミアムエディションはキーボードまで含めてブラックで色が統一されているのでとてもよい感じです。

 

<Let's note R7 スパークリングブラック>
Let's note 2008新商品発表会

 

一方、スパークリングブラックのボンネット構造の天板は輝いていました。今回のシリーズではノートパソコンのフタに当たる部分のツメがなくなってすっきりしています。蛍光灯が反射して写真はうまく取れませんでした。

 


<2008年夏Let's note ラインナップ R, W(高速ワイヤレス)>
Let's note 2008夏モデル ,

 

Wには高速ワイヤレスのアンテナと通信機能を内蔵したモデルが加わりました。ドコモのFOMAハイスピードに対応しており、SIMカードをスロットに挿すと使えるようになっています。液晶の部分に高感度アンテナを内蔵しているとのことです。


<2008年夏Let's note ラインナップ Y, W>

 

Let's note 2008夏モデル

 

並べられているところを見る限りでは、Y7もそれほど大きくは感じません。あまり持ち歩きはしない人、小さい画面では使いにくいという人には向いていると思います。

 


<2008年夏Let's note ラインナップ プレミアムエディションR, W>
Let's note 2008夏モデル
プレミアムエディションの各カラー、ハイスペックモデルが用意されていました。やっぱり注目度はこのプレミアムエディションがナンバーワン。かなり熱心に写真撮影している人が多かったです。

 

 


<カラー天板の見本>
レッツノートのカラー天板

 

天板の色見本として、実物の天板を使ったサンプルの展示です。これはパナソニックセンターで一般公開もされていますので気になる人は購入前に実物を見ることができます。

 


<カラー天板の見本>
レッツノートのカラー天板

 

選べるColorは、Y 7色、W/T/Rが11色です。個性を引き立てるオリジナルカラー天板は、マイレッツ倶楽部で購入時に選ぶことが可能です。

 


<カラー天板の見本>
レッツノートのカラー天板
ホワイトエアーやプラチナライトの天板もカッコイイですね。

 

 

<カラー天板の見本>
レッツノートのカラー天板

 

このレッドはいかがですか?何色が好みでしょうか?

 


<カラー天板の見本>
レッツノートのカラー天板

 

モードレッドの本体の写真。標準のシルバーのレッツノートと比べるとだいぶイメージが違いますよね。

 

 

ここからは普段は中々見ることができない中身のパーツについての写真です。

 

 


<天板の裏側>
レッツノートの天板
天板は5mm厚のマグネシウム合金製です。以前はもっと7mm,6mmなど厚みがあったそうですが成型技術の進歩でここまで薄くて丈夫にできたとのことです。ボンネット構造の天板の裏側はこんな風になっています。裏面は塗装がされていないので手触りはざらざらでした。



<ハードディスク>
レッツノートのハードディスク

ラバーによって保護されているハードディスクの様子です。レッツノートにはこの状態で内蔵されているとのことです。

 


<ハードディスク>
レッツノートのハードディスク
写真を撮るためにハードディスクを出してみました。説明の中でも言われていましたが至って普通のノート用のHDDでした。特殊なハードディスクではないのですね。

 


<DVD/CDドライブ>

 

 

 

レッツノートの光学ドライブ

光学ドライブのDVD/CDスーパーマルチドライブの方は設計から完全オリジナルの仕様のドライブです。シェルドライブと呼ばれるこのドライブが、ドライブ内蔵型で軽量パソコンを作るポイントのようです。

 

 

 

 

 

■説明会の質問 主な一問一答

 

 

参加者の方からの質問に対するパナソニックの方の回答について、私が聞き取れた範囲でメモして、要約した一問一答です。

注意:ニュアンスの違いや聞き違いがあるかもしれません。メーカーの公式見解ではない場合があります。


Q1: ボンネット構造はデザインが悪いと思うが今後も続けるのか?

A1: しばらくボンネット構造でいく。やめるつもりはない。

 

Q2: 落下耐久性能について76cm落下の試験の方向は?

 

A2: 底面落下の試験。電源ケーブルの引っ掛けによる落下のケースが多いがその場合は底面から落下する。30cmについては26方向で実験している。

 

Q3: SSDの(読み書き/リライト)耐性が心配だが問題ないのか?
A3: 1値SSD採用であるので耐久性は高いと考えている。

 

 

Q4: Gセンサーの搭載は考えているか?

 

A4: 考えていない。

 

Q5: 液晶バックライトLEDの採用について、R以外の機種はしないのか?

A5: 検討中。

 

Q6: ファンを搭載したことについて、ファンレスにならないのか?

 

A6: ファンレスにしたいのだが・・・チップセットの発熱量の関係でファンを搭載せざるを得なかった。

 

Q7: ハイブリッドHDDの採用はあるか?

 

A7: 考えていない。

 

Q8: アフェリエイト経由の売り上げ比率について、どれくらいか?

 

A8: 約XXパーセント。(オフレコにしてくださいとのことですので伏せます。)

 

Q9: 写真のクリックによるアフェリンクはできないのか?

 

A9: バリューコマースの枚リンクで可能。

 

Q10: インテルターボメモリの効果についてどのように考えているか?

A10: 効果があると考えている。

 

Q11: SSD 32GBは少ないのではないか?

 

A11: コスト面が課題。今後の対応を考えている。

 

Q12: W5を利用している。3年経っても追随されないブランド・価値は?

 

A12: 耐久性、タフ。

 

Q13: 過失の保障についてどこまでが保障範囲?

 

A13: 過失は保障されない。マイレッツ倶楽部のプレミアムエディションでは破損や盗難なども保障対象になる。

 

Q14: 海外での保障はあるか?

 

A14: 海外の保証はない。

 

Q15: サポート拠点についての要望

 

A15: 担当部署に伝える。

 

Q16: USBポートは左右どちら側か? マウスを使う場合ケーブルが邪魔になるので考えてほしい。隣のUSBポートとの間隔(ピッチ)が狭くサイズの大きなフラッシュメモリでは隣のポートが使えない。

 

A16: 今回のモデルは右側。配慮はしているつもり。

 

Q17: 修理時のHDDのフォーマットについての要望。フォーマットするのは何とかしてほしい。

 

A17: 担当部署に伝える。

 

Q18: バナーサイズについて考えてほしい。

 

A18: 検討する。

 

Q19: 発熱がすごいがどうにかならないか?

 

A19: 試験時には問題になるような発熱は起きていない。

 

Q20: ワイヤレスLAN (無線LAN)の対応規格について Nは?

 

A20: a, b, gに対応しているNは検討中。

補足、今回の7系シリーズでは、インテルWireless WiFi Link 4965AGN搭載、対応している規格はIEEE802.11a(J52/W52/W53/W56)/b/g 準拠(WPA-AES/TKIP対応、Wi-Fi準拠)です。

 

Q21: ステレオスピーカーの搭載はしないのか?

 

A21: ビジネスユースを対象としているので考えていない。

 

Q22: タフブックとレッツノートの違いについて教えてほしい。

 

A21: レッツノートのタフ化をしているが、警察・消防・電力・ガス会社のようなハードな場所での使用は全面防水・防塵性に優れたタフブックをお勧めする。

 

Q23: 価格が高い。例えば40GB HDD搭載のような低容量で安いモデルは出せないか?

 

A23: 低容量のHDDは入手が困難になる。価格は下がらない。

 

Q24: キーボートの防滴について、水以外でも平気か?

 

Q24: コーヒーやジュースなど糖分が含まれている場合はキーボードがくしゃくしゃになり使えないだろう。医療用ではないので、薬品などに対する対応もしていない。

 

Q25: Wのフタのフックについて

 

A25: ないほうが使いやすいだろうと考えてなくした。

 

Q26: 液晶の高解像度対応について

 

Q26: 小さいと字が見辛い。高解像度対応については検討中。

 

 

■イベント

 

レッツノートの一般向けのイベントへ参加した際のレポートです。
レッツノート タッチ&トライイベント2008夏」in東京品川に行ってきました。


 

■Let's NOTE関連リンク

レッツノート直販サイト「マイレッツ倶楽部
旧URL https://ec-club.panasonic.jp/pc/

Let's noteの直販サイト Panasonic直営のオンラインショップです。限定カラーや特別なサービスがあります。


パナソニックのパソコン
https://panasonic.jp/cns/pc/index.html
旧URL https://panasonic.jp/pc/index.html
パナソニックのパソコンは、レッツノートタフブックです。

 

 

レッツノート ラインナップ比較表

https://panasonic.jp/cns/pc/products/lineup/index.html

https://panasonic.jp/cns/pc/products/lineup/index.html
旧URL https://panasonic.jp/pc/products/lineup/index.html

2008年夏もモデルのスペック、性能・サイズ・重量を分かりやすく見比べられる一覧表です。この比較表を見て徹底比較しましょう。

マスコミ各社のレッツノート記事へのリンク

https://panasonic.jp/cns/pc/products/lineup/index.html
旧URL https://panasonic.jp/pc/topics/index.html#link
旧URL http://panasonic.jp/pc/topics/index.html#link

IT関係やビジネス系のメディアで数多く取り上げられています。

 

 

 

My Let's倶楽部 (レッツノートオンラインショップ)
 http://club.panasonic.co.jp/mall/mylets/open/

パナソニックモバイルパソコン直販サイト

 

レッツノート プレミアムエディション
 http://club.panasonic.co.jp/mall/mylets/open/premium/index.html

 


※「Panasonic Let's NOTE 2008夏モデル 商品説明会」 に参加された方へお知らせとお願い
・コメントやトラックバックをお待ちしています。

・説明会のレポートページへの相互リンクを希望の方はご相談ください。確認後リンクを追加させていただきます。

 

 

■競合製品と比較する

 

 

 

ライバルメーカーがしのぎを削るパソコン業界。国内シェアトップのNECパソコン 高機能軽量がウリのUltraLite、 頑丈・環境適合性が秀でているShildPRO (FC-NOTE)、軽量・スタイリッシュデザインのSONY VAIOシリーズ、グローバル対応力で世界で売れているTOSHIBA DynaBook、DELL XPSシリーズノートパソコン。Intel CPU搭載でチップセットやグラフィック、メモリ、ハードディスクの規格が゜事実上共通化しているので、比較のポイントはバッテリの持続時間、デザイン性、キーボードやポインティングデバイスの操作性にあると思います。

 

 

最終的には好みの問題。どこで納得するかです。

 

 

 

■モバイルユーザの分類

 

 

私はモバイルノートの購入ユーザの多くは、次のいずれかに分類されると思っています。

 

・一度買った機種は壊れるまでトコトン使い込むタイプ

 

・モバイルPC自体、それぞれの機種が好きで保有するタイプ

・ファンになったメーカーで常に最新機種に機種変更し続けるタイプ

(レンタルや中古下取りをうまく活用することも多い)

・メーカーは問わずに流行の機種を購入するタイプ

・値頃になったアウトレットや中古を購入するタイプ

 

日頃持ち歩く物だから、とことんこだわりたい心理、いつも一緒だからずっと使いたい心理、小さいけど高額だから買うのに決心が要る心理、買ったら宝物として大事にしたい心理・・・こういった感情が複雑に絡み合って、自分のこだわりが形成されるのだと思います。なのでどの機種を使っているのか、その人に話しかけると熱く語り続けてしまうなんてことがあったりするのです。

 

 

 

次には各機種ごとのレビューを書く予定です。