海外メーカーに加えて国内メーカーからも新規格Wi-Fi 7対応ルーター(無線LANアクセスポイント・親機)が発売され、今秋提供のWindows 11の24H2からWi-Fi 7がサポートされることが予定されています。2024年末~2025年頃には普及が進むと考えられています。Wi-Fi 7はWi-Fi 6Eから新しく利用対象に加わった6GHzの周波数帯も使え、広いチャンネル幅を使った高速・大容量のワイヤレスネットワークを構築できます。
今後発売されるPCや最新スマホの上位機種の多くにはWi-Fi 7対応のチップが採用されるとみられていますが、既存のPCについてもM.2スロットに「Intel Wi-Fi 7 BE200 BE200NGW モジュール」を取り付けすれば対応できます。そのためには既存のWi-Fiモジュールを取り外し、新しいWi-Fiモジュールに換装する改造作業が必要です。
マイクロソフトではWindows 10のサポート終了が2025年10月に計画されており、PCメーカーとともにPC買い替えムードの醸成を行っています。しかし、インテル第8世代以降のプロセッサーは正式にWindows 10からWindows 11へのバージョンアップが可能です。それ以前の世代でも裏技でWindows 11をインストール可能です。
多くのユーザーが今使っているPCを延命してWindows 11へバージョンアップすることを想定しています。多少のアップグレードを施すとして、SSDの換装やWi-Fiモジュールの換装は数千円程度から可能なのでコストパフォーマンス良いと思います。
こうしたニーズを先読みしてインテル Wi-Fiモジュール BE200 AX210などへのWi-Fiモジュールの換装を支援するWebコンテンツ ナビ得 PC インテル Wi-Fiモジュール を作成し、本日アップロードしました。
ちなみに様々な商品の値上げが行われていることや、円安による輸入PCパーツの高騰の影響で同クラスのPCに買い替えしようとすると1.5倍から2倍程度の出費になってしまいます。