100年企業実践塾というお題で始まりました。
ここで一番重要なことに立ち返ります。
100年続けるのは何のためか?ということです。
100年という数字に意味は全くありません。
でも、会社である以上
「続ける」
ことが一番重要だと思っています。
どんなことがあろうと支える。
まず、その覚悟が大事だと思うのです。
会社は社会の公器だと言われます。
どんな影響力をもって社会に存在しつづけるのか?
この覚悟と勇気と責任がある人だけが、会社を経営する資格があるのだと信じています。
合っているか間違っているかは別として、僕はそう信じています。
従業員と言い合っても
お金で苦労しようとも
ずっと続ける覚悟。
これが会社の経営者であるためのライセンスだと信じています。
でも、覚悟と勇気と責任だけでは、やっていけないという現実がありますよね。
だから、もう一つ『知恵』という要素が必要なのかもしれません。
素晴らしい人格
素晴らしい技術
素晴らしい商品
これらがあっても、会社をたたまざるを得ない、破産した人を何人も見てきました。
だからこそ、それらを生かす『知恵』が必要なんだと思います。
このブログでは、
『財務』
という手段だけをお伝えしています。
『財務』は、経営者の覚悟を実現できる『知恵』の中の一つにすぎません。
財務が目的であってはならないと思っています。
100年続ける覚悟を現実のものとするためには、
人
事業承継
営業、マーケティング
などなど、多くの『知恵』が必要なんでしょうね。
僕は『財務』しか知りません。
しかし、『財務』ならば自信があります。
僕自身も、今社内の改革に取り組んでいます。
人と組織の改革です。
業務に使う「コンサルティングシート」に、スタッフが感じる改革案を書いてもらいました。
今週からすぐ実行中です。
これも、100年続ける覚悟があるからこそ!すぐ実行です。
本当は、感情が許さない場面もありました。
でも、自分だけのプライドなんてちっぽけなものです。
会社の利益になることは、素直に取り入れます。
人材と組織も、100年続くためには重要なことなんです。間違いなく。
事業承継も同じです。
跡継ぎに承継できない、承継したら税金が多額だったなど
そんな事案があったら、覚悟だけではやっていけないでしょう?
身が滅びようとも、魂を会社に残すんです。
そういう理念をもって、取り組んでいます。
僕は数字しか知りません。
だから僕が言えることは、まずは守りを固めるんです。
そして、攻めないと現状維持すら難しいんです。
それだけ。シンプルです。
その他の『知恵』は、この塾の仲間に聞いています。
そんな思いに賛同して共に知恵を学べる仲間を、名古屋限定で募っていきます。
あなたの会社を100年続かせましょう。