「お仕事」という言葉の定義は、ありますでしょうか?
僕は、言葉の定義を大事にしています。
では、「作業」という言葉の定義はありますでしょうか?
「仕事」と「作業」の違いは分かりますか?
僕はまだ未熟者で、作業がほとんどです。
作業に忙しいので、現在「何を捨てるか」考え中です。
「作業」という言葉を定義するとしたら、僕の場合は
「決まったことをこなすこと」
と定義しています。
では、仕事とは
「決めること」
と定義しています。
そうなると、経営者とはなにか?というと
「決める人」
となりますし、経営とは
「決めるプロセス」
だと考えています。
では、ここで問題ですが、「何を」決めるのでしょう?
これが、財務戦略になんの関係があるのかとお思いかもしれません。
しかし、この決定如何によって、財務戦略はレバレッジを発揮するのです。
僕はこう考えています。
「経営者とは、ビジネスモデルを考えこれに時間軸・成長軸を当てはめて、決定する人」
これが、僕の考える経営者の定義です。
つまり、簡単に言うとビジネスモデルを決める人ということです。
これを、いついつにどれくらいの規模に成長させるか?も合わせて決定するのです。
ビジネスモデルとは、簡単にいうと「儲けるフローチャート図」のことです。
どのように顧客を囲い込み
どのように価値を提供し
顧客にどんな価値をもたらしてあげるか?
その過程で、自社がどこで儲けるか?
これがビジネスモデルです。
ビジネスモデルについては、実践塾で取り扱う予定ですので、また告知させていただきます。
このビジネスモデルがあると、財務は強力に機能し会社を発展させていきます。
こうして経営者、つまりCEO(最高経営責任者)が誕生しました。
そして、CFO(最高財務責任者)のタッグが誕生しました。
中小零細といえど、この二人はこれからの時代に必要なタッグパートナーです。
なぜなら、ビジネスモデルを実行するためには、多くの場合資金が必要になるからです。
会社拡大にともなって、資金が入るより出るほうが早くなります。
つまり、調達と投資・回収のマネジメントがバッチリ必要になってくるのです。
この役割を期待されているのが、会計事務所(税理士や会計士)なんですが。。。。。。
税務に囚われた彼らは、財務の判断を期待できないと考えてください。
財務とはなんでしたっけ?
「攻めの戦略と守りの戦略にレバレッジをかけること」
です。
今後ここでお話しすることは、税務からドンドン逆行していきます。
税務的発想の経営は、会社を衰退させると考えてください。
僕は、納税を推奨していますから。
なぜなら、「100年企業実践塾」だからです。衰退させるなんてタブーです。
今日はここまでね。