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神社・お寺めぐりレポート【目次その１】
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【岡山県と赤穂御崎の神社仏閣めぐりの旅】
⒈赤穂御崎と瀬戸内海を守る海の女王様と龍神様「伊和都比売神社」
⒎不思議なご利益をお授けくださる白狐にのった仏様「最上稲荷」
⒏最上稲荷からうちにきた岡山弁の荒熊稲荷さんのつづきです
牛窓神社
牛窓神社は1700年前の平安時代に創建されたといわれる古社
ご神域の牛窓町には前方後円墳や貝塚が点在しており、古代から
この地の神様「牛窓大明神」を祀っていたことが始まりとされています
また、一説によると母さちこの守護神でもある神功皇后さまが
ここから男装をして出発した場所ともいわれており、
神功皇后さまも牛窓神社の主祭神になっています
（牛窓神社の伝説については、後ほどくわしく書きます）
そして、牛窓神社の参道の始まりにある亀山公園の
展望台からは瀬戸内海のうつくしい絶景が↓
日本のエーゲ海といわれるほど、海がきれい！
最初に「日本のエーゲ海」と聞いたときは失礼ながら
何言ってんだと思ってしまいましたが穏やかできれいな海でした
エメラルドグリーンの海が一望できる、うつくしい景色に
心が洗われるほど大感動したのでぜひ展望台に行ってみてください
じつは、牛窓神社の前に赤穂御崎の伊和都比売神社に参拝したのですが
同じ瀬戸内海を守る神社でも全然ちがうんだぁと実感しました
伊和都比売神社の神様は、気が強く面倒見がいい姉御肌の女王様！
牛窓神社神社の神様は、静かで清廉潔白だけど芯が強い女王様の印象です
（※私が感じた個人的な見解です）
伊和都比売神社から牛窓神社は、車で１時間以上かかりましたが
「瀬戸内海の神社巡り」は景色がよくて気持ちいいのでオススメですよ〜
晴れていれば展望台から陸続きになっている赤穂御崎や
瀬戸内海の小豆島、前島、淡路島もかすかに見えるので、
ぜひ赤穂御崎や島々を見つけてみてくださいね
ここからはいよいよ牛窓神社参拝へ
展望台から牛窓神社にまっすぐつづく参道は
最初は砂になっていて、やさしい雰囲気でした
木漏れ日が差し込む参道は歩いているだけでも気持ち良く、
心身ともに浄化され、癒やされていきました〜！
この鳥居をくぐると、ご神域のパワーが濃く強くなります
景色が一気に変わり、鬱蒼とした森の中へ‥
ゆるやかな階段は３６４段もあるそうで、最初は余裕でしたが
歩みを進めていくうちに徐々にきつく感じました
しかし、階段の参道でも木漏れ日が差し込んでいて
光がキラキラ輝いているきれいな光景に感動しました
あまりにも心地よかったので牛窓神社の神様がより一層、
浄化と癒やしをしてくださっているように感じました
階段をひたすら上がっていくと、神門に到着します↓
随身門
随身門の奥の拝殿が、神々しくぶわ〜っと光り輝いていて
参拝前にもかかわらず牛窓神社の神様のすごいパワーを感じました
この随神門を守る左右にいらっしゃる門番神様
左大臣 奇磐間戸神様（財運をお守りくださるとのこと）
右大臣 豊磐間戸神様（心の平穏をお守りくださるとのこと）
が、邪悪なる物の進入を防いでおられると説明書きがありました
門番神様は数百年ぶりに新しくされたそうなので、
弓矢を持つ勇ましいお姿をぜひ見ていってください
↑手水舍には、伝説に登場する「牛鬼」さんがいます
手水舍には「邪気を祓い穢れを清め五つの気
（元気・やる気・勇気・本気・根気）を授かる
正義の味方 牛鬼くんの力水です！！」と力強く説明書きが
表示されていたので（力水〜は本当に赤字でした）
ここで手を清めると鬼から神様のお使いに改心したであろう
牛鬼さんがケガレをしっかり祓ってくださると思います
ここで牛窓神社の伝わる
「牛鬼伝説」について書きます
仲哀天皇は妻である神功皇后と共に、三韓征伐のため
瀬戸内海を渡っていましたときにこの地に立ち寄りました
すると、塵輪鬼（ちんりんき）という鬼が現れて
仲哀天皇と神功皇后一行に襲いかかってきました
仲哀天皇の弓で射られた鬼は真っ二つになって
海に沈みましたが、流れ矢に当たった仲哀天皇が崩御
意志を継いだ神功皇后は浦に祀る住吉明神に参拝後この地より
男装して出発し、三韓征伐を成し遂げたのだそうです
↑展望台から見えた前島です
弓で鬼を射ったときに、海に落ちた鬼の首が牛窓一帯にある小島
（首が黄島、胴が前島、尾が青島）といわれています
神功皇后が三韓征伐から戻った際には、塵輪鬼の魂魄が
牛鬼に姿を変えて出現し、神功皇后一行に襲いかかってくると
住吉明神が老翁に姿を変えて出現、牛鬼を投げ倒して
神功皇后を助けたという伝説が今でも残っています
（おじいちゃんの姿で牛鬼を「オリャー！！」と
投げ倒した住吉の神様のキレっぷり‥すごいです）
大阪にある住吉大社では、第四本宮に神功皇后を祀っているので
住吉明神と神功皇后の強い結びつきを感じましたが、
なぜここにこの伝説が残っているのか、現在も謎なのだそう‥
牛窓の地名はこの伝説からつけられたともいわれているそうです
ここからは、私の個人的見解ですが牛窓神社の拝殿裏の本殿には
「古代の服装をした美しい女王様のような神様」がいらっしゃいました
主祭神の神功皇后さまのようにも感じましたが、
古代からいたこの土地の女性の神様（牛窓大明神様）が
神宮皇后さまが航海中に嵐で遭難しそうになったときに、
海を鎮めて助けたのではないか？と感じました
※あくまでも私の推測、個人的な見解です
ゆきこさんはこう思うんだ〜と軽く捉えてください
そして、牛窓神社の女神様は瀬戸内海を航海する船を見守り、
強いパワーで助けてきたのだろうと面倒見のいい神様だと思いますので、
主なご利益は強力な厄除け、
航海安全、家内安全、ご縁結び
厄除けして魔を祓い、浄化すること、守護することと
ご縁結び全般に強くお力添えしてくださると感じました
また、拝殿内には神功皇后さまや新田義貞公など武将の絵も
たくさん飾ってあったので「勝利」にも尽力してくださると思います
さらに説明書きには「元気や勇気を出して新たな一歩を踏み出す為に
やさしく力強く背中を押してくださる尊い神様」と書いてあり、
次のステージに出発したい方、新しいことを始めたい方、
転機を迎えている方の背中を押してくださるとも感じます
ただし、清廉潔白で気高くまっすぐな女王様なので
願望成就のためにまっすぐ一生懸命努力と行動を
惜しまない人をサポートしてくださると思いました
そして拝殿参拝後は、すばらしい本殿にも参拝しました↓
1812年に再建したといわれている荘厳な本殿は、
瀬戸内市の重要文化財に指定されているそうです
いつまでも見ていられるカッコよさですが、本殿の周りは
背筋がピンと伸びるような凜とした雰囲気を感じました
本殿の真裏にありますが、見逃すと非常にもったいないです
牛窓神社の神様の強いパワーをぜひ感じてください
本殿の周りには、摂社末社もありました↓
出雲大社と伊勢神宮の遥拝所
伊勢神宮は紙垂がビュンビュン揺れる大歓迎〜！
牛窓神社で伊勢神宮と出雲大社に参拝できて嬉しかったです
小さな祠でしたが、どちらも木漏れ日が差し込んで
キラキラと輝いていてやさしい雰囲気でした
さいごは、この地域に豊かさをもたらすお稲荷さんと
祓戸四柱大神を祀り病気から身を守る祇園神社に参拝しました
拝殿だけではなく摂社末社にも説明書きがきっちり書かれていて、
神職さんが神社を本当に大事にされているのが伝わってきました
そのおかげか、どの摂社末社も本当にイキイキしていて
参拝者が来るのをワクワクしながら待っているようでしたので
この地域にお住まいではなくても、ぜひご参拝ください！
↑牛窓神社から駐車場にいく道も輝いていました
参拝後、車に乗ると運転してくれていた同行者に申し訳ないほど
気持ちよ〜く爆睡したのちに目覚めると驚くほど心身ともにスッキリ！
牛窓神社の神様が強力に癒してくれたんだなぁと感謝感激でした
またいつか神功皇后が守護神の母さちこを連れて参拝したいと思います
この後は、岡山県の海から山に大移動して‥
知る人ぞ知るパワースポット
サムハラ神社奥の宮へ
大阪にあるサムハラ神社の奥の宮といわれており、
今回の旅で最も山奥の秘境にあるすごい神社でした
じつは昨年の夏に大阪のサムハラ神社に参拝しており、
遠路はるばる奥の宮に行くことができて本当に嬉しかったです
岡山県の神社仏閣レポート、まだまだ続きます