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神社・お寺めぐりレポート【目次その１】
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大変長らくお待たせしました！【神在月の出雲と鳥取県の旅】
８.ご縁結びと家庭円満をもたらす「八重垣神社」のつづきです
八重垣神社参拝後、鳥取に移動して参拝したのが‥
大神山神社奥宮
じつは、八重垣神社に参拝したあとに神在月の出雲大社に
参拝しているときに、分厚い黒い雲がどんどん出てきました
うちの青龍さんが「雨が降るぞ」という予告通り、
島根県を出て鳥取県に入るときには大粒の雨（爆）
大山の山道は、あたり一面がほぼ真っ白な濃霧で
運転してくださった同行者のうしろで山中での
スリリングな大冒険を堪能させていただきました
私はペーパードライバーなので、もし大山の濃霧で
私が運転してたら大変なことになっていたと思います
（悪天候の中、運転してくださって心から感謝してます）
大神山神社奥宮の入り口に着く頃には
雨が上がり始め、青龍さんと大山の神様、
大山の龍神様の絶妙な采配に感謝感激でした！
鳥居をくぐると、霧深く神秘的な参道を道なりに進んでいきます
自然石を敷き詰めた参道の長さ（700m）は日本一なのだそうです
参道を登って奥宮に近づいていくと大山の神様のパワーが
どんどん濃く、強くなっていくように感じました
三峯神社の神主さんに「霧は山の神様が降りてきてるサイン」と
お聞きしたことがあるので、濃霧の中を歩きながら
大山の神様が近くにいるようで嬉しかったです
天台宗別格本山 角磐山 大山寺
今回は時間がなかったので大山寺には参拝していませんが
平安時代から天台宗が統括し、天台宗の一大拠点となりました
比叡山延暦寺から派遣されて、大山寺で厳しい修行を積んで
任期を終えてから比叡山に戻ると昇格できるのだそうです
ご本尊は地蔵菩薩さま、重要文化財の阿弥陀如来像や
観音菩薩像もあり大山の中にある仏様のパワースポットです
どの仏様も慈悲深いやさしく人々を救ってくださいますが
僧侶さんの修行を厳しく導いていたのだろうなぁと思います
帰りの参道では大山寺の鐘の音も聞こえてきて、
神社の参道を歩きながらもお寺の中にいるようでした
１５分ほど参道を登って行くと、手水舍に到着しました
出雲の神社と似ていて、余計な装飾がなくて
古代からあるような素敵な手水舍だと思いました
手水舍では大山の山の水が「御神水」になっていて
強力な浄化や延命長寿のご利益もあるので、
参拝前にぜひここで手と口を洗い流してください
ここから先は、いよいよ大神山神社の奥宮です！
大山（だいせん）は山そのものが神様とされる
山岳信仰の霊場として栄えてきました
奈良時代に編纂された出雲風土記にも伯耆国（鳥取県）の
「大神岳」と記載されており、古代から大山そのものが
神体山として厚く信仰されてきました
特に山伏（修験者）の信仰が厚く、修行場にもなっていたので
参道や奥宮では修験のきびしいピリッとした雰囲気を感じました
階段は険しいですが、山の男神様や修験系の
男神様が守護神様の方や修験者の過去世がある方は
みんな大好きになるきびしさだと思います！
やさしい癒される雰囲気ではありませんが、
自分の中にある弱い心や邪心はきっぱり祓われます
そして、この参道には魔は絶対に入れないので
参道を歩くだけでも強力な厄除けと浄化になります
「この階段を乗り越えた先に奥宮がある」と
ワクワクしながら一段一段登って行きました
明治時代に神仏分離令が出るまでは、神仏習合しており
約3000人以上の僧兵（戦う僧侶さん）がいたそうです
幣殿内は漆塗りで、極彩色の天井や天女さまの絵も美しく
お寺と神社が融合しているような不思議な感じですが
修験道の修行場だったからか、ピリッときびしい
ものすごく強くて圧倒されるようなパワーを感じました！
空が広くて水がきれいで自然豊かな大山には、
龍神さまもたくさん飛んでいるそうです
鳥取県の最大の山（標高1729mだけどもっと大きく感じる）
大山の山の神様は、山岳系のすごいパワーを持つ神様ですし
大山の龍神様も、課題を与えて飛躍させてくださいますので
ここでは、大きなお願いや飛躍をお願いするといいと思いますが
大きなことを願ったからにはそれ相応の努力と行動が求められます
ただ変化を待っているのではなく、山の神様と龍神様から
与えられた課題をつらくても乗り越えられる気概がある人は
ここで、叶えたいことをハッキリお願いしてください
（お願いがない場合は、ここに来れたお礼だけでも大丈夫です）
弁財天社・下山神社
弁財天社には宗像三女神と山を守る大山津見命ですが、
美しい弁財天さまがいらっしゃるのではないかと感じました
下山神社は津和野藩主亀山公の寄進で渡邉源五郎照政命という
武士が神様として祀られており、多くの武将に信仰されたそうです
こちらも神社ではありますが、お寺のような雰囲気でした
弁財天さまは紙垂を揺らして喜んでくださったような気がします
奥宮と弁財天社、下山神社を参拝した帰り道では、
大山の神さまから突然メッセージをいただきました
「してくれないと思う心を手放す」
神様や周りの人があなたのために
「してくれていること」はたくさんある
それに気づかないで、してくれない、してくれないと
してくれないことばかりに目を向けていると不足感に苛まれ、
何をしていても心が晴れず、怒りや悲しみの原因になる
してくれないことを責めて怒り、悲しむよりも
してくれたことにも目を向けて、感謝の気持ちを忘れるな。
↑下りの方が足がすべりそうでスリリングでした
これは、私にだけではなくみなさんにもシェアするようにと
大山の神さまがくださったメッセージなのでそのまま書きました
なぜこの道で、急にこのメッセージを言われたのか
今でもよくわかりませんがすごく大事なことだと思いました
（私もしてくれないことばかりに目を向けて
不足感に傾かないよう気をつけようと思います）
大山の神様は、厳しいお師匠様のような
面倒見がいい男神さまだと感じます
ここで言われたメッセージと感謝の気持ちを忘れずに
これからも日々精進していこうと思います
次回は晴れているときに、成長した姿で参拝したいです！
こちらは、大山のふもとの景色です
私の守護神 ととりひめのみこと様は、古代人だったときに
大山の周辺の集落に暮らして農業をしていたそうです
大山のふもとは、自然豊かで田んぼがバーッと広がっていて
車窓から見ているだけでも心がほっこり癒されました
この肥沃でのどかな土地が、おおらかで面倒見がよくて
やさしいけれど意志が強くハッキリしている
ととりさんを育んだのだと思うと感慨深いものがありました
守護神さまゆかりの地に来れて、本当によかったです
余談ですが、鳥取県を旅したあとに米子市にふるさと納税をして
トットンの大山ポークでつくられた「大山ハムセット」を購入
ととりさんに大山の名産品をお聞きしたところ
「トットン（豚さんのゆるキャラ）の大山ポーク♡」と
強くオススメしてくださったので、保存できる
ハムとウィンナーのセットにしたところ超おいしかったです
今年のふるさと納税は間に合わないかもしれませんが
口コミもよくて、生ハムが特に美味しいのでピンときた方はぜひ
（自分の管轄の地域が潤うと、その土地の神様も喜びます）
このあとは、いよいよ出雲・鳥取の旅レポート最終回！
ととりさんの故郷「倭文神社」さんに参拝してきました
伯耆国一宮ですが、森の中の秘境にあって
最後の最後まで大冒険、最終回もお楽しみに〜