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【神在月の出雲大社】
１.八百万の神様が集まる出雲大社の「神迎神事」のつづきです
神在月の出雲大社に参拝してきました！
じつは、１１月６日１９時〜稲佐の浜での神迎神事の直前と
次の日の合計２回出雲大社に参拝をしているので
出雲大社に八百万の神様たちが集まる前と後での
「ちがい」を体験して理解することができました
結論から言うと、神迎神事の後日の出雲大社はすごく混みます
前日では並ばなかったところも長蛇の列になりますので
２日間かけて出雲大社をじっくり
参拝して本当によかったです！
↑出雲大社の参道は、松の木がイキイキしていました！
神様会議真っ最中の住吉大社の総大将 底筒男神様いわく
「会議が始まって数時間後は１番紛糾してるから、はよ帰り」とのこと
全国各地から神様が集まって会議しているのも、人々の幸せや
ご縁結び、日本のこれからのことを決めるためなので
参拝者たちに気を配ってる暇はないですよね‥と思いました
（しかも２日目は雨も降り出したので、早々に参拝を終えました）
なので、ゆっくり参拝したい、神様にお願いしたいことがある方は
神在月ではないときに参拝した方がいいと思います
※神迎神事が始まる１９時前でも大丈夫です
今回の私たちのように、神在月の出雲大社を体感してみたい、
八百万の神様にお会いしたい方は神在月に参拝がオススメですが
お時間がある方は、直前と次の日に２回参拝してみると
ちがいが体験できて、新たな発見もあり楽しいと思います
さて、ここからは出雲大社に来たら
ぜひ参拝してほしい摂社をご紹介！
祓社（はらえしゃ）
祓社には大祓詞に登場する罪穢れを祓うエキスパート
祓戸大神（瀬織津姫様・速秋津姫様・気吹戸主神様・
速佐須良姫様の四柱の神様）が祀られていますので、
拝殿参拝前に、参道にある祓社の神様に祓っていただくと
よりすっきりクリアな浄化された状態で参拝できると思います
こちらも神迎神事の前は数人並ぶぐらいでしたが、
神事の後は驚くほど長蛇の列になっていました
さらに祓社参拝後、参道を道なりに進んでいくと‥
出雲大社のご祭神、大国主命様の像があります
大国主命様は、古事記や日本書記の記載によると日本全国をめぐり
各地で農耕・漁業・殖産・医薬などあ様々な知恵を人々に教え、
日本（葦原の中つ国）の
国づくりをしたといわれています
また大国主様が縁結びの神と言われている理由は諸説ありますが、
男女の縁だけではなく、生きとし生けるものが豊かに栄えていくために
「すべてのご縁を結んでくださる」
ご縁結びの神ともいわれています
神在月の神様会議（神議）は、毎年開催されているので
「来年はこのタイミングで、この二人を出会わせよう！」など
来年以降のご縁結びがこの神議で決まるのだそうです
おそらく、大国主様がリーダーとしてご縁結びの神議を仕切りながら
八百万の神様たちが細かく様々なことを決めているのだと思います
※神在月に出雲大社に参拝ができなかったとしても、
来年のご縁結びに全く支障はないそうなのでご安心ください
この像は、神話「因幡の白うさぎ」の大国主命様です
その神話について簡単に書くと‥
絶世の美女 八上姫様に兄神たちと大国主様が会いに行く途中、
体の皮を剥がされて苦しんで泣いているうさぎに
先方を歩いていた兄神たちがいじわるをして
「海水を浴びて風に当たるといい」と嘘をつきました
嘘と気付かず海水に飛び込んだ結果、傷が悪化して泣いていると
大国主命さまがうさぎにどうして泣いているか理由を聞いてから
「川の真水で洗い、蒲の花を摘んでその上で寝転ぶといい」と伝え、
うさぎがそのとおりにすると、毛が生えて元の白うさぎに戻りました
うさぎのことがあり、大国主様は随分遅れて到着しましたが、
八上姫様は兄神たちではなく大国主様をパートナーに選んだのだそうです
↑因幡の白うさぎにちなみ、境内にはたくさんのうさぎの像があります
大国主様は、どんなに小さなものでも
「別け隔てなくやさしい」ので
八上姫様や私の守護神ととりひめ様など、
多くの女神様たちに愛されています
要するに、やさしくて頭も良くて男気があってかっこいいので
国づくりで各地に行くとめちゃくちゃモテていたということです
（お后神様の数は、180柱以上ともいわれています）
女神様にも男神様にも厚く信頼されているからこそ、
全国各地から神在月の出雲に神々が集まるのだと思いました
大国主様には神話がたくさんあり、これ以上書いていると
終わらないのでここからは出雲大社のことに戻ります↓
拝殿
1959（昭和34）年に再建された総ひのき造りの拝殿は、
うしろにある御本殿の屋根を排することができるように
あえて左にずれてつくられているのだそうです
神迎神事前は、七五三のご家族もいて穏やかで
あたたかい雰囲気の中でゆっくり参拝ができました
神迎神事後は、神在月のために全国各地から来た
多くの参拝者さんたちで大賑わいでした
国内最大級の大注連縄
全長13. 5メートル、重量4.5トンの国内最大級の注連縄、
この注連縄が強く印象に残っていて、注連縄を見た瞬間
最初に出雲大社を参拝したときのことなつかしく思い出しました
（そのときはまだ会社員で、神社に興味関心もありませんでした）
私もそのとき一緒に出雲大社に参拝した知人も、
参拝後この数年間で、人生が大きく変化しています
私は神さまセッションの仕事のご縁、知人は結婚のご縁で
私たち二人ともそのときは全く予想していない展開でしたが
今回数年のときを経て、出雲大社にまた参拝したのも
これから始まる新たな変化につながる気がしています
八足門と御本殿
八足門前で御本殿に向かって祈ると、ものすごく強い
御本殿のパワーに圧倒されるようでした
どっしり落ち着いていて穏やかだけど強い、
出雲大社ならではのパワーをぜひ感じてください
ここでは今日生きていることへの感謝と
ご縁結び（男女のご縁でも仕事のご縁でもなんでも）の
お願いをお伝えするといいと思いますが、
大国主様は懐が深いのでどんなお願いをしても
やさしく受け入れてくださると思います
神迎神事前は、神様のおはからいで人払いしていただけて
観光バスで来た、たくさんの参拝者さんたちが来る
直前にゆっくり参拝できてありがたかったですが
神迎神事後は、たくさんの参拝者ですごく混んでいますので
予め並ぶことを覚悟しておくといいと思います
東十九社
東十九社には、神在月になると長野県から東に鎮座してる
八百万の神々（東北・関東など）がここに宿泊します
神様も滞在するときには宿泊所が必要なんだなぁと思いました
西十九社には、長野県から西側の神々が宿泊されます
神迎神事前や神在月以外のときは、19ある扉が閉まっていますが‥
神在月になると、十九社の扉が開きます！
ズラリと並んでいるすべての扉が開いていて、
真ん中には神々にお酒と食べ物が奉納されていました
神在月に出雲大社に参拝された方は、
東と西の十九社にはぜひ参拝してください
見えたり感じたりできなくても、神様は「あっ！」と
気づいてあなたが遠方から出雲まで来てくれて
再会できたことを喜んでいるかもしれません
神迎神事後、東十九社に参拝をしたときには神様会議中で
十九社ではなく本殿の周辺に神々が集まっていたので
東十九社で神々とお話をすることはできませんでした
西十九社では、ある神様とお話できたので次回書いていきます
釜社（かまのやしろ）
ご祭神様は、倉稲魂命（うかのみたまのみこと）様
稲荷社のご祭神様ですが、釜社にはご眷属の
お稲荷さんはいらっしゃいませんでした
１１月２３日の夜、古伝新嘗祭ではこの釜社を拝殿まで
移動させて五穀豊穣への感謝と来年の豊作を祈願する、
「御釜神事」が行われるのだそうです
私は釜社のあたたかい雰囲気が、すごく好きだと感じました
ここでは豊かな生活を送れていることへの感謝と、
お金ではない豊かさをお願いするといいと思います
こちらの写真は、先ほど紹介した釜社参拝時に目の前にいた方が
「ここで写真を撮るといいよ」と教えていただき撮りました
教えていただいた通り釜社を通り過ぎたあたりが、
出雲大社のご本殿ときさがい姫命様の神魂伊能知比売神社が
近くで見えて、写真もきれいに撮れて大感激でした〜！
きさがい姫命様のお社とスサノオ様の素鵞社、
西十九社については、次回の記事に書いていきます
出雲大社レポート、次回に続きます
※明日は大人の遠足レポート（大山阿夫利神社と大山寺）を
先にアップするので出雲大社レポートはしばらくお待ち下さい