別府から宇佐に帰るにあたり、おっぱっぴーのおすすめスポット、大分農業文化公園に寄ることにする。

都内の庭園・公園巡りが趣味のゆかぴょんに異存はない。

何より入園無料というのが、わかっとる喃、おっぱっぴーは。


ICが近くにあるらしいが、地元おっぱっぴーがいるので下道で。

駐車場に車を止め、入り口の建物を抜けると、高台から大きな池を見下ろすナイスビューなロケーション。

おっぱっぴー、この公園、造成するのに結構な金かかってんじゃね?


周囲4kmぐらいの大きな池の周りが公園として整備されていて、レンタサイクルあり、キャンプ場あり、BBQ可なんだそうだ。

暑いので一望にとどめて、屋内に退避。

弟者が目ざとく花昆虫館を発見し、あ奴が廻ってくる間にかき氷を食べながら休憩。

戻ってきた弟者がいうには、外国のクワガタなんかも展示してたらしいけど好みではないそうな。


いや、そんなこたーどーでもいいんだよ。こちとら、スマホで自宅のエアコンが操作できたなら、うっかりお前の部屋のエアコン止めてやろうと思ってんだよ!あのマッドでサイコな趣味をなんとかしろよな!と怒鳴りつけてやりたい衝動をぐっとこらえて「あーそーなんだー」と気のない返事をしてやる。


お土産スペースを眺めた後、ぼちぼち帰ることにする。

ここは名前はダサいけど、大分観光を車でするなら是非立ち寄るべし!とゆかぴょん、おすすめするものなり。

別府八大地獄の後編なり。


後編トップはかまど地獄!(含芒硝弱食塩泉)

泉温90度の温泉が噴気とともに湧出。古来より氏神の竈門八幡宮の大祭に地獄の噴気で御供飯を炊いていたことがその名の由来だとか。
砂蒸し足湯に浸かって一休み。


続いては鬼山地獄!(ナトリウム一塩化物泉
クロコダイル、アリゲーターなど世界のワニ 80頭を飼育している、別名「ワニ地獄」

入り口を入ると、初代イチロウの剥製がお出迎え。デカい!

現在の園内最大のワニは、二代目のイチロで体長4.5m500kgだとか。

しかし、気候やワニの調達の容易さ、敷地の広さなどの要因などがあるとはいえ、オーストラリアのワニ園の迫力には見劣りがしますな。
静岡あたりで、コンクリプールにビニールハウスでワニの養殖しているとこがあったと思うけど、かつての一村一品運動でワニ肉にチャレンジするというアイデアはなかったのですかな?
土地と設備費はさほどかからず、熱量は温泉、餌は鶏肉消費量NO1だから廃鶏などで賄えると思うんですけど。


お次は血の池地獄!(酸性緑礬泉)

酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まってることから、名付けられたとか。

赤は血の色、黒は罪の色、ですな。

オオトリは竜巻地獄!

3040分間隔で熱湯を噴出、屋根がなければ50mほど吹き出すそうです。

敷地の制約がなかったら、イエローストーンには遠く及ばないものの、屋根なしにして結構な迫力を演出できるのに、と思うとちと残念。

しかし、いろんな種類の温泉がよくこの狭い範囲に集中してあるもんですな。

八か所、駆け足とはいえ、全部見てよかったっす。

高崎山を出て、道路を挟んで反対側のうみたまご(水族館)に行こうかとおもったんだけど、大人1,950円って高いよね?

兄者に8千円も払ってもらうのは気が引けるのでパスする。(←もう、みんな兄者の奢り前提になってるw)


別府といえば地獄巡り、8地獄共通で大人2100円ならこっちの方がお得感ありありよ。
地獄巡りの前にとり天定食をいただく。美味し。奢りだと思うと猶のこと美味し。


さてトップバッターは白池地獄!(含ホウ酸食塩泉)

噴出する熱湯は無色透明で、池に落ちると青白く色が変化する、そうな。

何でも鎌倉時代に一遍上人が念仏修行の途中に立ち寄り、この辺り一帯の荒地獄を鎮めて一大温泉郷の基を築いたとか。

一遍上人といえば「Let’s dance!」のイメージだったけど、開祖ともなるとアチコチでいろんな事跡を残しているもんですね。


続いては山地獄!(ナトリウム塩化物泉)

山の至るところから湯気が噴出している姿からそう名付けられたとか。

確かに、人もまばらな原野だったであろう昔にこの光景だったら、この下に地獄がありますと言われたら信じてしまいそうだすな。


お次は鬼石坊主地獄!(ナトリウム一塩化物泉)

かつては坊主地獄と名乗っていたが、一度閉鎖されて、鬼石坊主地獄として地獄から甦ってきたそうな。

灰色の熱泥が沸騰し、泡が弾ける様子、いかにも地獄っぽいですなあ。

足湯につかり、地獄プリンを食す。美味し。


さて、前半折り返しは海地獄!(含食塩酸性泉)
鮮やかなコバルトブルーをしておりま。


思わず、地獄のブルーが集まって~♪、海のブルーになるんですー♪と一曲歌いたくなりますのう。リアルでどころか、見たことすらないのに、アニソンは歌えるゆかぴょん、凄い!(自画自賛w)

更新日と実日付がズレてきましたが、8/12朝であります。


おっぱっぴーが大分空港に弟者を迎えに行くという。
内心『ほっとけばええんじゃ、あんなもん。ガキやないんやから、自分で勝手に来るって』と思いつつも、人の親切を無碍には出来ぬ。


おっぱっぴーの運転で大分空港に向かい、弟者と合流。

LCCで旅費を安く上げたらしい。

台風で欠航が発生したのに、上手いことすり抜けるとは悪運の強い奴め。


大分空港からそのまま別府観光へと向かう。

おっぱっぴーが

「兄弟喧嘩なんかで『お前は橋の下から拾ってきた(=捨て子)』って言ったりするでしょ。大分だともう一段階下の表現があって『お前は高崎山から拾ってきた(=猿の子)』って言い方があるんすよ」

と振ってきたので、


ゆかぴょんが

「ということは、ありがちな貴種流離譚でいうと、ゆかぴょんの場合は『さる貴族の娘が』で、弟者の場合は『猿貴族の息子が』で始まるわけじゃな」

とイントネーションの違いで揶揄してやる。


すると弟者の奴、

「某が豊臣家の末裔とは知らなんだ、姉上」

などと切り返してきおる。

ソフトバンクのCMじゃないけど、上手いこといいやがって、く、悔しい・・・・・・。


兄者は兄者で
「この辺りは、昔は日出藩で藩主の木下家が幕末まで存続したから、豊臣氏木下家の血ならどこかで入ってるかもなー。分藩の立石藩藩主は秀頼公の遺児、国松丸という伝承もあるらしいぞ」

と暢気にコメントしてきおる。


兄者、そげな「な、何だってー」とMMRばりのリアクションすべきかどうか迷うようなことをさらっと言うなw


そうこうしているうちに高崎山へ到着。
さるっこレールでサル寄場へ。知ってはいたが、猿ばっか。

お猿好きにはたまらない光景なんだろうけど、何とゆーか、多過ぎ!

よかったな、お前ら、徳川忠長公が豊後に封ぜられてたら、間違いなく猿狩りされてたぞw


※20140821加筆修正

おっぱっぴーによると宇佐は唐揚げの発祥の地、ということらしい。

お前もよくそんなこと知ってるなw


それで、中津は唐揚げの聖地で売り出して競い合っているとのこと。

大分県は、鶏肉の消費量が全国の中でも多く、豊前の国(中津・宇佐など)では唐揚げ、豊後の国(別府・大分など)ではとり天が好んで食べられるらしい。


中津観光で唐揚げを食べなかったのは失敗だったか、と思っていると

おっぱっぴーが、結構、首都圏にも中津唐揚げのお店が進出してるらしいというので、ではそれは東京に戻ってからの課題にするか、ということで、お昼用に宇佐の唐揚げを買って帰る。


ついでにコンビニにも寄って、コンビニアイスを確認する。

ゆかぴょんはコンビニアイスには一家言あるのだ。


おおっ、東京では一瞬しか売ってなかったmousse(ムース)があるではないか!

これがブラックモンブランか!むかーし、食べた記憶があるぞ。

いくつか買って、おっぱっぴーの家に帰る。


いや、今日は実に有意義な一日であった。

おっぱっぴーによると「下宮参らにゃ片参り」というそうな。

でも、経路上、順路に沿っていけば普通は参ると思うぞ。


急な石段を下って下宮へ。

ゆかぴょんの願い事を再度念押ししておく。


帰りは遠回りになるけど、あえて参道入り口まで逆に歩く。

おっぱっぴーが「大友宗麟を大河に、って活動もあるみたいなんだよね」と話を振ってくる。


いや、それはどー考えても無理でしょ。

起承転結の結がない(つーか、末窄まり)なのは、江とか八重の桜みたいなのもあるから脚本で何とかできるのかもしれない。


でも、部下の妻をNTRるのが大好き、とか、あっちこっちの寺社仏閣を焼打ちしちゃいました、テヘッ、とかは無理筋でしょ。

さらに九州系キリシタン大名ときたら、ミソヒトダルにナベとカマシキ、じゃなくて、火薬一樽に娘4ダースの交換レートで貿易してたんだから、そんなん触れられないでしょーが。


むしろ、戦国XXとかでエロゲー化される方がハードルが低いのではなかろうか。


なお、調べてみると、昨日の中津の寺町のいくつかのお寺とか、薦神社とか、ここ宇佐神宮とかも大友宗麟に焼打ちされたらしいです。


とはいっても、必ずしも宗教上の対立で、ということではなく、

 ・一向宗みたいに寺社自体が武装勢力であり、宗麟と対立したから

 ・宗麟と対立する勢力(大内氏など)に組したから

 ・宗麟vs誰かとの争いの巻き添えを喰らってたまたま焼けちゃった

 ・宗麟の部下が、何も言わなくてもわかる阿吽の呼吸で勝手に焼いちゃった

などという事例もあるらしいです。


うん、坊さんが寝タバコで火事を起こして自分の寺を全焼させちゃったりしたら、ゆかぴょんがその立場なら「宗麟じゃ、宗麟がやったんじゃ」と責任転嫁するよ。

いやー、寝タバコでうっかり・・・ね?とワシントンみたいに正直に言ったら、檀家に吊し上げくらっちゃうもんね。


宇佐神宮を再建した功績は、資料によっては官兵衛になってたり、長政になってたりするんだけど、官兵衛は隠居&暫く中央に留め置かれたんだから、黒田家のしたことは長政の事跡と見るべきじゃないのかな?

『長政、不憫な子・・・・・・』と合掌し、宇佐神宮を後に。


※20140821加筆修正

せっかくなので、ちょっとだけ待合所を拝見。

でっかい和気清麻呂像がある。


宇佐八幡宮神託事件って

・宇佐神宮が「道鏡を皇位につければ天下太平間違いなし!」との神託でましたけどと上奏

・「マジかよ、確かめてきーや」と和気清麻呂が勅使として派遣される
・神託は再度「道鏡を皇位に付けるべし」と出るも、清麻呂はこれを道鏡の陰謀であると見抜いて「臣が君になること未だなく、道鏡はよろしく除くべし」との神託であったと報告、野望潰えし道鏡は怒り狂って和気清麻呂を別部穢麻呂と改名させて、流罪に
というものですな。


時の権力者がdisり系強制改名イベントを発生させたという珍しい事件(←突っ込むポイントが違う?)


こんな慣習が続いていた場合、官兵衛が隠居したいと秀吉に申し出たら、

秀吉「これからは、黒田改め、腹黒田と名乗るがよい。ついでに、伴天連から献上された小熊猫(れっさーぱんだ)も腹黒繋がりで下賜してやろう」


官兵衛「・・・・・・有難き幸せ」

てなことがありえたのかもしれぬ。


そうすると、大河ドラマなんかで九州の関ヶ原の場面がある時には


大友軍の物見「竹に小熊猫の旗印!!腹黒田如水公の軍にございます!!」

というシーンが挿入されるわけですな。


disり系強制改名イベントが発生しなくてよかったな、官兵衛。


などと思いつつ、下宮へ(続く)


おっぱっぴー(従弟、立命館アジア太平洋大学生)の家は広い。

100年は経過しているであろうという日本家屋で、一部近代化改装済みなのだけど、ゆかぴょんと兄者は有り余ってる和室を適当に選んで布団を敷いてお泊り。

クーラーはないけど、夜になると涼しい風が通るので、意外と問題なし。
アスファルトやコンクリートで覆われてる地面が少ないからだと思う。


翌朝、セミの鳴き声で目を覚ます。
「ワーシワシワシワシワシ」って、ウルセーよ!!声がデカ過ぎるんだよ!!お前は老害系男子か!!


軽く朝食をいただき、朝の勤行につきあう。
伝統のある家は違いますな。仏壇の隣に神棚が在り、天皇陛下のご真影まで飾っておられる。うむ、日本人の家庭はこうでなくてはいかん。


あまり暑くならないうちに、と宇佐神宮へと向かう。全国の八幡宮の本宮ですな。


しかし、ゆかぴょん、平安時代に成立した『延喜式神名帳』では、伊勢神宮・鹿島神宮・香取神宮の3社のみが神宮と記載されており、宇佐神宮はそうはなっていなかったという点がちょっと気になるなぁ。伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟という位置付けなのに。


おっぱっぴーが、大駐車場を避けて側面の道に入っていく。通は無料駐車場に止めるんだそうだ。ゆかぴょんも無料は大好きだが、お前、前世はつるピカハゲ丸くんとか言う名前じゃなかったかw


参道をショートカットして、上宮の登り口に到達する。


巨木を眺めながら、石段を上がり、国宝指定の本殿へ。
普通は二拝二拍手一拝なんだけど、ここは伊勢神宮や出雲大社などと同様、二拝四拍手一拝なんですと。この辺も寺社仏閣好きには気になるところですな。


『世界人類が平和でありますように、等と欲深なことは申しません。ゆかぴょん一人で結構ですので、以下略』とささやかな願い事を申し上げ奉る。前者の願いよりも70億分の1くらいの難易度だから、簡単な問題から解くという受験テクニックを八幡様が体得されておられれば、すぐにも叶えていただけるであろう。(続く)

今回もダイジェスト版か?と疑う詰め込みぶり。

小牧・長久手と四国攻めと父・職隆の死を40分でまとめるか?普通?



官兵衛も軍師としての活躍は全然描かれないし、家康に勝てない理由が「三河衆の結束は固く、お味方は秀吉に心服していない寄せ集め」と事実ではあるけれども、いささか情緒的な説得ではねえ。



むしろ、『徳川は今は臣従してこないでしょうが、大義名分もないので攻めてくることもないでしょう。ならば、今、徳川を攻めて時間と兵を浪費するよりも、宇喜多・毛利も使って、先に紀州攻め、四国攻めを終わらせて地固めをすれば、彼我の実力差はさらに大きくなり、あちらから臣従を申し出てくるでしょう。それでも、臣従を申し出てこなければ、その時こそ全力を以て討てばよいかと。要は手順の問題です、お間違えなさるな』

という官兵衛の後半部分の説得ロジックを強調・補強した方が軍師らしいと思うけど。



で、三成が『徳川と北条が結べば400万石、厄介な敵になる前に討つべきです』と一理はある反論。



それを官兵衛が『紀州と四国に敵を抱え、宇喜多と毛利の動向にも気を配らなくてはならない中で、徳川と決戦など愚の骨頂!紀州・四国まで平定すれば、宇喜多も毛利も二心など抱きようがなくなる!』と斬り捨てる方がよっぽど説得力があると思うけど。



四国攻めもほんの一瞬で終わるってどういうこと?

ここはさ、秀長総大将じゃん?九州攻めでも、豊前・豊後・日向方面軍で官兵衛とコンビ組むんでしょうが!上様(秀吉)は変わられた、という伏線引きまくりの中で、この人が長生きしてればなぁというキャラ立てておこうよ。


なんとゆーか、合戦シーンは金がかかるから抑えるのはしょうがないかもしれないけど、脚本とかセリフ廻しが素人に突っ込まれるようではアカン世音菩薩!

本日の採点は35点!

母の実家で、現在はおっぱっぴーの親父さん(=ゆかぴょんの叔父さん)の家に到着。



ご挨拶して、お土産をお渡しして、ディナーにて近況報告などを歓談。


叔父さんも大学は東京だったので、神田・神保町の本屋やカレー屋さんの話で盛り上がる。

あの辺りは老舗が多いですからな。



ゆかぴょんの一押しは「共栄堂」。

季節限定の焼きリンゴをデザートにするのが、冬の贅沢でおじゃる。


共栄堂
地図:共栄堂

ジャンル:カレー
最寄り駅:神保町
TEL:0332911475
住所:東京都千代田区神田神保町1丁目6
ミセコレ