別府八大地獄の後編なり。
後編トップはかまど地獄!(含芒硝弱食塩泉)
泉温90度の温泉が噴気とともに湧出。古来より氏神の竈門八幡宮の大祭に、地獄の噴気で御供飯を炊いていたことがその名の由来だとか。
砂蒸し足湯に浸かって一休み。
続いては鬼山地獄!(ナトリウム一塩化物泉)
クロコダイル、アリゲーターなど世界のワニ 約80頭を飼育している、別名「ワニ地獄」
入り口を入ると、初代イチロウの剥製がお出迎え。デカい!
現在の園内最大のワニは、二代目のイチロで体長4.5m、500kgだとか。
しかし、気候やワニの調達の容易さ、敷地の広さなどの要因などがあるとはいえ、オーストラリアのワニ園の迫力には見劣りがしますな。
静岡あたりで、コンクリプールにビニールハウスでワニの養殖しているとこがあったと思うけど、かつての一村一品運動でワニ肉にチャレンジするというアイデアはなかったのですかな?
土地と設備費はさほどかからず、熱量は温泉、餌は鶏肉消費量NO1だから廃鶏などで賄えると思うんですけど。
お次は血の池地獄!(酸性緑礬泉)
酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まってることから、名付けられたとか。
赤は血の色、黒は罪の色、ですな。
オオトリは竜巻地獄!
30~40分間隔で熱湯を噴出、屋根がなければ50mほど吹き出すそうです。
敷地の制約がなかったら、イエローストーンには遠く及ばないものの、屋根なしにして結構な迫力を演出できるのに、と思うとちと残念。
しかし、いろんな種類の温泉がよくこの狭い範囲に集中してあるもんですな。
八か所、駆け足とはいえ、全部見てよかったっす。