ロゼッタへの道 -20ページ目

明日から関東へ

今日は午前中から、なんと夜9時まで三連ちゃんでぶっとうしの会議。

最後の会議は、学生を交えて授業アンケートのあり方について話し合うものだったので、けっこう楽しかった。


大学では前期と後期の終わりに、授業アンケートを学生に記入してもらってるんですが、学生から

「『アンケートは授業改善のために役立てる』って書いてあるから協力してるんだけど、ほんとうに役に立っているのか不安です。いったい僕らの書いたアンケート、その後どんなふうに先生たちに伝わってるんですか」という直球の質問が。いや、ごもっとも。


あと、授業中の私語について学生の多くが問題視しているという話にびっくり。「先生には私語をちゃんと注意してほしい」っていう要望も。


まあ、わかるけどね、言いたいことは。でも、教員が一方的に管理していくより、学生といっしょに問題を考えながら解決していくような場所をどんどんつくっていくほうがいいと思うな。まあ、会議でもそんな話になりましたが。


それでも、学生さんはもっと大学におかしいことは「おかしい」って遠慮なく言ってくださいね。でないと、大学は変わらないから。


で、明日は朝から東京で学会、その後は会津に行くので、火曜朝まで帰れません。

でわでわ。





都会の路上で争う人(4)

これ のTrailer。 なぜか水墨画風のCG。よくできてる。








10年ぶりのバージョンアップだそうです。

でも、これってどう見ても「ストリート」じゃないぞ。


昔、会社で働いていたときに、職場の近所の喫茶店でときどき同僚とサボってこの初期のゲームやりましたが、そのときのことを思うと、まさに隔世の感があるなあ。


気管支炎が悪化。抗生物質ってきついわ。頭フラフラするし、胃腸も荒れまくり・・・。


風邪

今日は、情況ネットワーク・関西のシンポジウムに行ってきました。


そのシンポで私の翻訳の恩師であり大学の同僚でもある杉村先生の出版記念講演があったので、悪化した気管支炎をおしてでかけました。げほげほ。




 講演者も聴衆も、ちょうど立命館大学で社会思想史学会と日程が重なっていたこともあり、両方を行ったり来たりみたいでした。学会のシーズンですからね。


 「自由の新たな空間」というのは、政治犯にでっちあげられた思想家アントニオ・ネグリが、亡命先のパリで地下生活中、イタリア警察の目を盗んで友人のガタリといっしょに書いた本です。今回の日本語訳への序文は、もっとも不自由な時期にこういうタイトルの本を書いた経過が書いてあって、とても泣かせます。


 内容も、新自由主義の流れにたいして左派が敗北し、政治思想的に行き詰まっている情況のなかで、人々を自由にする政治とはどのようなものかを考えるもので、現在の読者にとってなおリアルな問題を投げかけるよい本となっています。つづくベストセラー「帝国」への流れがよくわかる内容になっています。


 会場ではここ数年お会いしていなかった懐かしい人たちと会うことができて、とてもよかったです。

 あと以前から話を聞いてみたかった表先生は、一昨年定年退職したうちの学科の先生と何から何までほんとうにそっくりで、とても驚きました。


 ほんとうはゆっくりと懇親会でお話したかったのですが、かなり体調が悪かったので、早めに帰らせてもらいました。残念。




メイド喫茶

 ゼミ生が企画した「メイド喫茶見学ツアー」にいっしょに日本橋まで行ってきました。いろいろ歩き回った結果、オタク向け飲食・サービスの店がたくさん入った雑居ビルの一階にある店に入りました。



 

 お約束どおり、メイド姿のウェイトレスがいて、入ると「お帰りなさいませ」と迎えてくれました。


 「ホイミ」というゲームにでてくる呪文の名前の飲み物メニューを頼んだ学生は、運んできたときに「元気になーれ」と祝福されていました・・・。


 まあ、でてくる飲食物は悲惨というか、喫茶店として最低ランクにあるものばかりだったのですが、メイドさんたちのアルバイトには学生たちが「予想以上にレベルが高い」と萌えていました。


 ただ、メイド喫茶めぐり5店めの女子生徒が「いや、これだったら秋葉原のほうがレベル高いですよ」と仰せになっていました。その比較結果をいつか教えてください。ていうか、その探求エネルギーをぜひ卒論に注いでくださいね>Oさん。


 店内は撮影禁止だったのが残念です。


 ところで、日本橋の電気屋街の有料駐車場に、アニメか漫画のキャラクターをいっぱいに描いたスポーツカーがたくさん駐車していることに気が付きました。暴走族のようにもみえましたが、車の持ち主たちをみると、明らかにオタクの方々ばかりでした。





 はじめてみる存在たちだったので、学生に「あれ、暴走族なの?」と聞くと、「いや、妄想族です」という答えをもらいました。なるほど。

健康診断

教職員の健康診断がありました。

その前日、会議の後(9時過ぎころ)、同僚たちとご飯を食べているときの会話。


A先生 「明日は健康診断だからもうアルコールを飲めない時間になったなあ」


B先生 「そりゃおかしい。健康診断の数値をよくするために、その前日だけ健康な生活を送るなんて、本来の趣旨から外れてるでしょ。そもそも健康診断という制度自体、国民が健康であるかどうかをわからなくさせてるんじゃないですか。やはり、ここは普段どおり飲まないと。ねえC先生」


C先生 「私は論文のなかで『健康診断は病気を防ぐ役に立ってない』って主張した以上、自分が健康診断を受けるわけにはいかないです」


私 「え、そうなの? じゃあ僕もC先生の学説を信じて、健康診断ブッチしようかなあ」


C先生 「いえいえ、それはやめてください。私の説を信じて健康診断を受けないでいて、そのまま翌年に死なれたりすると後味が悪いから」


一同 「・・・」。


B先生 「ところで、健康診断って受けなくちゃいけないの?さぼっちゃだめなんですかね?」


C先生 「いや、権利じゃなくて義務ですよ、健康診断は」


一同 「?!」。



(追加)この話を学生にしたら、「健康診断がイヤだったら素直にイヤって言えばいいのに」と言われました。


(追加2)当日の健康診断では、検尿カップをもったA先生がすれちがいざま「かけちゃうよ~」と笑いかけてきました。