第6話
平成のアニメ「君の名は」との不思議な繋がり
日立市の大甕(おおみか)神社との色々な繋がりを、ここまで書き綴ってきました。
今日の記事は、その中で、私が最も不思議に感じた事です。
あるキーワードが、ここまでに登場したものを総て結びつけるのです。
一話から読まれてないと、この不思議さは、こじつけだけで終わってしまい、ただの天台密教の伝播による繋がりにしか感じられません。
何故、この様な不思議な繋がりが現れるかを感じ取って頂くには、本当は、私のブログを最初から読まれるのが良いのですが、余りにも膨大な量になり無理かと思います。
なるべく、簡潔にわかり易く書いていきますので、今日もお付き合い下さい。
<<< 目次 >>>
6話 / 平成のアニメ「君の名は」との不思議な繋がり
●男性主人公の名前「立花」との繋がり
***立花と、伊香氏族から繋がる不思議な関係
***立花と、石清水八幡宮で繋がるライン
●女性主人公の「宮水三葉」の名前から繋がる不思議
●白山信仰と、「君の名は」
***隕石の落下と、星宮神社
●上映開始日との不思議な繋がり
6話パートⅡ
●昭和のドラマ「君の名は」との不思議な繋がり
***アニメ「君の名は」のスピンオフ小説と、「愛染かつら」
***大猷院四夜叉門と、アニメ「君の名は」の体の入れ替わり
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このシリーズを書いていて新海誠監督の「すずめの戸締り」の記事を挟みました。
この6話も、新海監督の代表作「君の名は」(2016年/平成28年)との不思議な繋がりを元にした内容なのです。
第一話を書いた時に既にまとまっていて、少し書き出していました。
その後の「すずめの戸締り」と、台湾の地震は突然に現れたのです。
新海誠監督と、地震とで繋がった事に驚いたのです。
それだけではなく、昭和のドラマとも繋がるのです。
昭和にも、「君の名は」の題名で放送された大人気ドラマがありました。
内容的には別物の物語なのに繋がるのです。
このアニメのストーリーは、簡単に書くと、時空を超えて、東京に住む少年と、飛騨の奥地に住む少女との意識が入れ替わると言うものです。
[男性主人公の名前「立花」との繋がり]
少年の名前は
「立花 瀧」。
東京四谷に住む高校生です。
少女は、飛騨糸守町(架空)の宮水神社の巫女の女子高生
「宮水 三葉」。
瀧がいる時代の三年前に、三葉が住む糸守町にティアマトと言う名の彗星の破片が隕石となって堕ち、町を消滅させてしまいます。
消滅前の過去から三葉の意識が瀧に繋がったのです。
細かい内容は、ネットで調べて下さい。
私は、以前にこの物語を見ましたが、ほとんど内容を忘れていました。
改めて調べて驚きました。
私の読者の方も、もう既に驚かれた事でしょう。
***立花と、伊香氏族から繋がる不思議な関係
主人公、立花瀧の「立花」は、私の出身校。
日蓮宗の寺が母体の学校でした。
こじつけ気味ですが、我が家の墓が有る所にある高校が瀧高校なのです。
立花は、こんな所からも繋がります。
三つ葉葵の徳川家康ゆかりの名古屋市中区大須は、昔、菅原道真と縁のある日置村と言いました。
そこには、その部族の守護宮「日置神社」があり、何度も、色々な繋がりを記事にしてきました。
この一族が、日本の不思議な伝説や、伝承に関わっている様に私は感じています。
それは、次回に書こうと思っている紐解きでも感じられると思います。
この一族は、「菅原」姓を持ち、ルーツは「伊香氏」で、大甕神社の星の神の名にも、「香」を含み、それを強調するかのように「香香」と重ねているのです。
まさに、「君の名は」ですね。
その日置神社が在る場所が「橘」と言います。
尾張徳川三代藩主が命名した地名で、「君の名は」の二人の繋がりの様です。
立花(橘)と、三葉(葵)と言う具合にです。
***立花と、石清水八幡宮で繋がるライン
その場所、山王地区から夏至の太陽が沈む方角に線を引くと、私の生まれた場所をピンポイントで通りました。
そこには、油江神社があり、それは、石清水八幡宮と縁の神社で、石清水八幡宮は「橘=立花」で知られるのです。
そのラインは、日吉丸と呼ばれた豊臣秀吉の誕生の地を通り、善光寺東海別院を通り、瀧で知られる養老の多岐神社を通るのです。
豊臣秀吉の幼名とされる名を持つ、山王信仰の猿の日吉神社と、善光寺は、同じ立ち三葉葵紋なのです。
この様に三葉でも、立花でも、瀧でも繋がるのです。
また、橘紋の石清水八幡宮は、左甚五郎の目抜きの猿があり、橘と猿でも繋がるのです。
日置部の菅原道真は、「雷」で知られます。
「雷」は、天台密教とも深く繋がっています。
例えば、慈覚大師が創建した、「浅草寺」です。
「雷門」で知られますね。
この繋がりは、日光東照宮の「三猿」からも「葵紋」からもつながります。
その紐解きは、次の記事で書きますのでお待ち下さい。
とても驚く繋がりで、色々なものがまたまた、一つに繋がって来るのです。
ここでは、日置からのラインとの繋がりだけ覚えておいて下さい。
このように、この登場人物「立花 瀧」と、不思議な繋がりを見せるのです。
ここまで紐解いて来た大甕(おおみか)神社と関わるものばかりです。
[女性主人公の「宮水三葉」の名前から繋がる不思議]
三葉葵紋が「三葉」の名からも重なります。
既に、上記の立花瀧からも三葉が出てきました。
私の紐解きには天台密教が大きく関わっています。
日光東照宮も天台宗の僧、天海上人監修のもと造営されました。
天台密教と、徳川の三葉葵紋が重なります。
上記で書いた橘の地は「山王」地区にあり、その山王は比叡山の守護を担っている事も、伊香氏族との繋がりを感じるのです。
天台宗の聖地比叡山の守護宮の日吉大社も、第二話で書いた様に、立ち三葉葵紋が隠れていました。
そして、善光寺もそうでした。
大甕神社の星の神の紐解きから始まった総てにおいて、北辰信仰が見られるのです。
北の星の信仰です。
大甕神社の星の神も北の神と言えるのです。
また、それには、「鉄」の一族も関わっているようで、それには、大黒様信仰や、白山信仰が見られたのです。
[白山信仰と、「君の名は」]
映画「君の名は」では、三葉の住む宮水神社の所在を飛騨糸守町としていますが、おそらく岐阜県郡上郡石徹白(いとしろ)を監督は意識されたと思うのです。
この地は、白山の東麓の美濃馬場、白山長瀧寺からの登山道上にあります。
白山信仰の強い地で、「神と仏の里」と呼ばれているのです。
この映画の謎めいた神社にふさわしい場所なのです。
新海監督は、それを知っていたと思い、「いとしろ」を「糸守」としたのではないでしょうか。
(白山長瀧寺の記事はコチラ)白山長瀧寺
この長瀧寺の境内には、中尊寺(奥州)の古代ハスがあるのです。
***隕石の落下と、星宮神社
この映画が上映された時、私は、この地を訪れていました。
この映画には意識はなく、高賀(岐阜県洞戸)の魔物を封印した社を巡ったのです。
美濃馬場の近くにある那比新宮(郡上八幡)を訪れた時、「君の名は」聖地巡礼と思われる女性と会いました。
そう思ったのは、関東ナンバーの車だったからです。
この那比新宮の次に巡ったのが、メドゥーサ伝説に似通った伝説がある星宮神社(郡上八幡)でした。
(その記事はコチラ)
これは、私だけが感じている事で、その時は、大甕神社の星の神が石にされた事など知ってはいなかったのです。
メドゥーサ伝説は、製鉄の発祥のトルコにもあったのです。
ここまで紐解いて来た重要なアイテム「鉄」と繋がるのです。
この郡上には隕石が堕ちた伝説があるのです。
また、以前、私が大きな火球が洞戸辺りへ堕ちるのを見た場所は、二話で載せた三猿で、立ち三葉葵紋の日吉神社近くだったのです。
アニメ「君の名は」で、隕石が堕ちる、糸守町が、石徹白(いとしろ)がモデルであるなら、簡単には読めない「いとしろ」の名前に「石」が使われている事と、その地で感じた、石にする力を持つメドゥーサと、石にされた大甕神社の奥州と関りがあるだろう星の神とが、幾重にも重なる妙は何なのでしょう。
私の娘が嫁いだ地にある立ち三葉葵紋の元善光寺近くにも、隕石によるクレーターで知られる場所があるのです。(御池山隕石クレーター)
将門の首の伝説も、千葉に堕ちた隕石に関わり、大甕神社との繋がりを紐解いてきてた事も不思議な繋がりなのです。
【上映開始日との不思議な繋がり】
「君の名は」の公開日を「すずめの戸締り」の公開日と間違えて既に書き進めていました。
そんな時、前にこんな番号の車が止まっていました。
この番号を見て、直ぐに、公開日の年数だと感じたのですが、年数にも意味が有るのかと思ったのです。
意味と言うより、君の名はと間違っていたのではと、この車の番号から伝わって来たのです。
しかし、この二つのアニメは、この公開日からシンクロするのです。
すずめの戸締りの映画が公開されたのが
2022年
11月11日でした。
私の仕事仲間の大黒様の特徴を幾つも持つ太田さんの誕生日です。
大黒様の巫女の大田田根子の持つ「11」と、「君の名は」の三葉が巫女であるのと重なるのです。
この同僚に沢山の大黒様との繋がりを感じた私は、誕生日を言い当てた事があったのです。
その「11」は、死者の枕飯を表し、北に供えられます。
三つ葉葵の徳川霊場のある日光の神と神との戦いで祀られている大黒様と、「すずめの戸締り」の公開日と、「君の名は」の主人公の名前が繋がって来るのです。
また、糸守町(いともり)を石徹白(いとしろ)と重ねると、白山開山の泰澄大師の信奉した「十一面観音」とも重なるのです。
ここからが、私の驚いた事の主たる部分に入って行きます。
第6話Part IIへ続く