求める理由
何と言うか、今、無気力に陥っている。これが俗に言う四月病なんだろうか。確かに、時間割を詰め込み過ぎているというのは理解できる。でもやっていく決意をした。もうそこは迷わない。ていうか履修登録出しちゃったし。今更引き返せねぇよオイ。多分、今回のこととそれとは関係無いと思うのだ。自分の趣味が大学の友人にバレたのは、今から遡ること2ヶ月とちょっと前のこと。自分の趣味が奇異だということは、よく知っている。小学の時からだ。だから高校ではあまり大っぴらにすることも無かった。浪人しても、大学でもずっとそれでいいと思った。あまり、人に見せるようなものでは無いのだから。第一、自分の中だけで楽しむものだと思っていた。それは、今も。けれど、大学の友人達はその趣味を別に構わないと言う。こんなことは今まであまり無かったから、受け入れられても戸惑ってしまう。どうしたらいいのか、よくわからない。そんな下らないことを散々悩み続けたら、今日は授業どころじゃなくなった。無気力。帰り道もずっと、脳味噌全体のニューロンがじんわりと熱を発しているような、そんな不快な感触。自分はこれでも、度が過ぎると失敗するというのをよく知っているつもりだ。そして、自分の趣味に対する一般の人々の概ねの意見というものも知っている。親や兄貴がそうだ。だから家でも、いつもこっそりやってきた。自分の部屋には鍵が付いていないから。本当は、誰かに洗い浚い全てをぶちまけてしまいたいのかもしれない。自分の世界を、自分の子供達を、何もかも全て。けれど、それが他人に受け入れられる筈も無いと思ってやってきた。多分これからも、ずっと。自分は随分前に、期待するという行為を止めた。期待しなければ、落胆することも無いから。たとえ落ち込んだとしても、被害は最小限で済むのだから。だから自分は、何に対してもあまり悲しまない。宝くじに外れても、誕生日にプレゼントを貰えなくても、大学に落っこちても。多分、自分は受け入れて欲しいと思っているんだろうな。けど、受け入れられる筈も無いと期待していないんだろうな。それはあまりにも矛盾した思考で、終わりの無い螺旋階段を永遠に登り続ける様な不毛なもので。そんなものは、唯の我儘なのだと。自分でよく理解している。理解しているのに、抜け出せない。質の悪い、諦めの悪さだ。友人のことを信頼していないと言えば、嘘になる。けれど、自分はどうしても心の底から他人を信頼出来ない。期待するのが怖いのだ。他人も自分のことを信頼してくれていると。そんな臆病で歪んだ人間なのだ、自分は。友人達には本当に申し訳無いと思っている。……なーんて、柄にも無く鬱な内容を書いてみたりした。夕飯食って兄貴と銀魂観て馬鹿みたいなやりとりしてたら、何だかとてもスッキリした。母さんも甘いもの買ってきてくれるって言うし。ホントお気楽にできてんな、自分。良かった、これで分子生物学のレポも進みそうだ。早い所終わらせたかったんだ、アレ。一度だけ、やってみようと思う。そして、それできっと終わりにしよう。ロボットが欲しい。自分の全てを受け入れてくれる、自分だけのロボットが欲しい。