ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会アニメーション第六話。

天王寺璃奈ちゃんお当番回「笑顔のカタチ(//>▽<//)」放送!

 

突然ですが。

みなさんは天王寺璃奈という少女に初めて出逢った時の、第一印象を覚えていますか?

 

「なんだ、この仮面の子は?」

 

当たらずとも遠からず。

これに近しい印象を持った方は、きっと少なくないと思います。

 

かくいう私もその一人で。

特に以前からラブライブ!に触れていた人に対しては、あまりにも強烈なインパクトと、はてなマークを与えた少女だと思います。

 

まだ虹ヶ咲という名もなく、PDPという企画名だけしかわからなかった頃。

スクフェスからの昇格組3人に追従する形で、彼女はセカイに産声を上げました。

 

 

「璃奈ちゃんボード??」

 

そんな疑問を抱いたすべての人類に捧ぐ、天王寺璃奈回。

そう形容したくなるような、完璧なまでの説得力に脱帽致しました。

 

毎度のことながら、スタッフのみなさまには最上級の敬意を表したいと思います。

本当に、理解と愛情に感謝を。

 

さて、それではそろそろ書いて参ります。

例によって、光の先へネタバレ全開になりますので、あしからず!

 

 

🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈

 

 

今回は、画面内に映る人々のことから、触れていこうと思います。

冒頭から、第六話の画面内にどことなく違和感を抱いたんですね。

 

 

今回璃奈の周り、モブが多いと思いませんでしたか?

 

わざわざ作画カロリーを消費して、可愛いモブちゃんがそこかしこに。

普段であれば描く必要がないほどに頻度と人数が多いんです。

 

この意味する所として。

璃奈がいかに「他人からの視線」を気にかけているか

ということを表しているのではないかな、と。

 

 

虹ヶ咲のメンバーに対しても。

下の画像は、しずくとかすみをわざわざ画角に収めています。

 

 

特に顕著だと感じたのが、このシーン。

 

ここって、要はボードを挟んだ右半分は映す必要がないんです。

物語は左画面だけで進んで完結している。

後ろの五人がしていることを考えると、「璃奈を見ている」ということ。

 

璃奈は見られていることに敏感で、

見ている人を見ていると私たちに訴えかけているのではないでしょうか。

 

そして、そんな「見られてる自分」が、

自分の思う自分じゃないことに対して、もがき苦しんでいる。

 

 

前回の第五話に引き続き、「視線」が大きなキーワードになっていそうです。

 

「みんなに見られている自分」が、「みんなの理想の自分」であり続けようとした果林が思い出されます。

この二人の差は、周りにとって望ましいか望ましくないかの差でしかない。

 

そして、誰よりも璃奈自身が「みんなに見られている自分」を望ましくないと断じている。

 

そんな璃奈は、スクールアイドルとしてのPVに、オリジナルのキャラクターを登場させました。

 

 

PVはキャラに頼っちゃったから。

クラスの子たちは良いって言ってくれたけど。

 

あれは、本当の私じゃないから。

 

天王寺 璃奈

 

璃奈は望ましくない自分から変わるために、奮闘します。

 

宮下愛に出逢い、初めて人と繋がれたことを契機に。

スクールアイドルの凄さを知れたことを契機に。

 

 

私、小さい頃から表情出すの苦手で、友達いなかったから。

一人でできる遊びばっかりしてたんだ。

 

だから、高校生になって、こんなに毎日がワクワクするなんて、思わなかった。

こんなに、変われるなんて、思わなかった。

 

みんなに、すごく感謝してる。

私、頑張るよ。

 

天王寺 璃奈

 

璃奈が、上手く表情を出せなくなってしまった理由については、今回描写されませんでしたので、詳しくはスクスタのキズナエピソードを参照して頂くとして。

 

璃奈は、一人で生きられるようにならなければいけなかった。

そして、それは叶ったと言えます。

しかし、「代償」として表情を出すことが苦手になってしまった。

 

「一人で生きること」の「代償」として表情が消えてしまったのなら。

「一人で生きること」を辞め、自分の想像もつかないほどワクワクする毎日を過ごす今ならば。

 

 

パフォーマンスは自信ない。

だから、教えてほしい。

 

天王寺 璃奈

 

「代償」を取り戻せなくちゃ、おかしいじゃない。

 

 

一人じゃできないことをみんなと一緒に、できるようになって。

 

今の私なら、笑える。

私は変われたはず。

 

そう、思ったのに。

 

 

私は、私は……変われない……

 

天王寺 璃奈

 

やっぱり璃奈は笑えない。

鏡に映る璃奈は変わらず無表情のまま。

心はこんなにワクワクしているのに、こんなに笑ってるのに。

 

一人じゃなくなって、どれだけ世界が変わっても。

こんなにも世界が愛おしくても。

それでも変われないの?

 

璃奈は自分に絶望し、殻に閉じこもってしまいました。

 

 

こんなんじゃ、このままじゃ……

 

私はみんなと繋がることなんてできないよ。

ごめんなさい。

 

天王寺 璃奈

 

長い長い璃奈の、感情の吐露のあとに、璃奈は謝罪します。

この「ごめんなさい」に対する回答が「ありがとう」なのが、ニクイ。

 

それは本当の気持ちを話してくれたことに対する感謝。

璃奈の心が、ダンボールを超えて胸に響いたからこそでしょう。

 

そして仲間たちは改めて、璃奈を肯定する。

 

 

今はまだ、出来ないことがあってもいいんじゃない?

 

高咲 侑

ダメなところも武器に変えるのが、一人前のアイドルだよ。

 

中須 かすみ

出来ないことは、出来ることでカバーすればいいってね。

 

宮下 愛

 

表情が上手く出せない。

それは決して「代償」ではなくて、それすらも天王寺璃奈の立派な「個性」なのだと。

 

そしてこの言葉たちは、他でもない璃奈自身の心に、

ダンボールという壁を越えて、届きました。

 

ここで、気付かされたのは、

璃奈の心が、壁を越えて同好会のみんなに届いたのと同時に、

同好会のみんなの心もまた、壁を越えて璃奈に届いたのだろう、と。

 

冒頭の通り、璃奈は「他人の視線」に敏感で、殊に今回は演出にて璃奈が見られていることを強く意識していると訴えています。

 

そのことを踏まえると、ダンボール越しの一連のシーン。

 

 

璃奈には同好会メンバーの表情が、心の中でちゃんと見えたのではないでしょうか。

 

本当の表情が見えなくても、心で感じることができる。

それは心と心が繋がった、と形容して差し支えないでしょう。

間違いなく今この瞬間に、璃奈は同好会のみんなと繋がることができていた。

 

だからこその、気付き。

 

そして、出来ないこと、ダメなところをできることで「武器」に変えて。

天王寺璃奈はできないことをカバーする。

 

 

ついに、実装されるオートエモーションコンバート璃奈ちゃんボード。

 

 

璃奈ちゃんボードという、璃奈の手に入れた「デジタルな笑顔」。

この新装備をお披露目する舞台、東京ジョイポリスという場所について、触れなければなりません。

 

 

公式サイトによると東京ジョイポリスは、

「デジタル」と「リアル」の融合を意味する「デジタリアル(DejitaReal)」をコンセプトとしたテーマパーク。

 

デジタルな笑顔リアルな笑顔が融合する天王寺璃奈のファーストライブ。

今回のステージ、これ以上に相応しい舞台がありましょうか。

 

情報処理学科、ゲームも大好き、機械全般お手の物。

璃奈はデシタルなセカイを愛しています。

 

色々な人ともっと話がしたい。友達になりたい。

璃奈は、リアルなセカイも愛しています。

 

璃奈が愛した、デジタリアルが詰まったこの場所で、璃奈は笑う。

 

この場所でみんなと繋がろうとすることは、まるで運命で決まっていたかのように美しい。

 

そんな璃奈の披露した、ステージ。

 

 

あのキャラ、面白いよね。

うんうん、動きとか。

 

色葉 今日子 浅希

 

あのキャラクターを、璃奈は本当の自分ではないと断じましたが、

でも実は、本当の自分に他ならない。

心の中で思い描く、「本当の自分」でしかない。

 

 

面白い動き、面白い人柄。

全部、璃奈のステージに詰まっていた。

 

そんな今回の璃奈のライブ……璃奈ちゃんボードをあの世界の人々が違和感なく受け入れるに至ったジョイポリスでのライブ。

 

画面に映ったキャラクターが、現実に出てきてパフォーマンスをする、という構成。

これに強い既視感を抱かないわけがない。

なぜならそれは、現実の私たちが心から愛して止まない、

ラブライブ!のライブに他ならない。

 

あの世界における2.5次元ライブ

つまりは、デジタリアル。

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ソロアイドルにとって、ある種ファーストライブと言っても過言ではない今回のライブが、2.5次元ライブになるとは。

本当に何から何まで完璧なストーリー運びに感服です。

 

天王寺璃奈の最高のライブを終えて。

ついに満を持して。

あの言葉と共に、彼女は心から大好きを叫ぶのです。

 

 

璃奈ちゃんボード「にっこりん」!

 

天王寺 璃奈

 

そして今回改めて、この虹ヶ咲という物語の根底には強烈なまでの「自己肯定」がテーマとしてあるのだと痛感させられました。

 

毎度のことながら、天晴でございます!

 

 

🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈

 

 

さてここからは各キャラクターの気になった所を挙げたいと思います。

 

【高咲侑】

よ わ そ う

 

 

即座に担当アイドルの飲み物を預かってファンと触れ合わせるマネージャーの鑑。

 

 

完全に中の人ですよね?

 

 

【上原歩夢】

 

スクールアイドル上原歩夢の成長を、本当に一歩一歩見せてくれますよね……

 

 

そういうところがかわいいYO―!!

 

 

【中須かすみ】

 

もう夢中だYO―!!

 

 

かすみんのもちもちお肌。

ほっぺやわらかそうでかわいいです。

 

【桜坂しずく】

 

演劇部の美声が耳心地良いです。

 

 

唇かわいめ。

 

 

かなしずはいいぞ。来週も期待がかかる。

 

【朝香果林】

 

いつも果林さんは視聴者の気持ちを代弁してくれる頼れる存在ですね。

 

「当日にモデルの仕事を入れないようにしていた」のをエマさんが知ってるってことは、相当ウッキウキで話してたと思うんですよね。

 

本当素直じゃないんだから「朝香果林」は。

 

 

っていうか、この日は解散にさせて自分一人で璃奈ちゃんのところに行く気だったんじゃないでしょうか。マジ果林先輩。

 

 

【宮下愛】

 

出逢いのシーンはもう……

言葉はいらないでしょう……

 

 

AbemaTVウルトラゲームス イメージガール決定戦を思い出させてくれる粋なファンサービスですね。

しかし傍から見るとシュールですよね笑

 

 

【近江彼方】

 

(あ~そういえばジョイポリでやってたな~)

って思ってるんでしょうか。

 

全然関係ないんですけどいやー?それにしても?

予告のかわいこちゃんは誰なんでしょう、ねぇ~~?

いやぁ~さぁぁぁぁぁぁっぱりわからない。

皆目見当もつかなくてつらいですねぇ~~。

東雲学院?いやぁ~なんのことだか?

いやぁ~楽しみ。

 

 

ね、寝たぁぁぁぁ!??

起床ゲージが切れたみたいに寝ましたね笑

 

 

【優木せつ菜】

 

上目遣い!!

優木せつ菜の上目遣い!!!!

果林先輩と並ぶと小柄な感じが一層感じられてかわいいよせつ菜ちゃん!!

 

 

前々から思ってたんですけど。

推しの下半身のラインに並々ならぬこだわりを感じる。

 

 

いや、やっぱりなんか力入ってると思うんですよ。

BD2巻のジャケット然り。

 

間違いなくスタッフに同士がいる。

 

 

久しぶりの菜々ちゃんだああああああああああああああああ!!!!

スカート丈が長くて好きだよ生徒会長の中川さああああああああん!!!!

 

せつ菜のラインのくっきり具合と菜々の長いスカートでそれを感じさせない真面目!な感じの対比がもうエクセレントッ!!

 

ありがとうございます!ありがとうございます!!

 

……ごめんなさい、今回はなかなか気持ち悪かったと思います。(いつもでは)

来週は自重したい気持ちだけはあります。気持ちだけは。

 

優木せつ菜の枠だけはどうしても大好きが溢れてしまいますね。

 

 

【エマ・ヴェルデ】

あの空気の中で果林ちゃん、拗ねてる?と言えるのは流石。

 

 

声を聞くことに敏感な、エマさんが一番に璃奈ちゃんの声に気付く所とかも本当、細かく丁寧に作ってくれていますよね……。

 

 

【天王寺璃奈】

 

エグイでしょ……このかわいさ……

天王寺璃奈がデートでこんなんになるんですよ……

 

今回のPVで璃奈ちゃんに堕とされない人いるんですか!?

いやいない!!

 

それくらい破壊力がえげつない!

 

動画で観ると静止画よりも更に殺傷力が高まります。

ご注意ください。

 

 

お馴染み、スクスタ衣装カットもバーチャルでオシャレな感じでしたね。

 

 

【情報処理学科1年ズ】

 

いろはにほへと~からのネーミングみたいですね。

「浅希」ちゃんって名前凄いオシャレだと思います。

 

来週のこの枠も盛り上がりそうですねぇ~?

 

 

🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈

 

 

最後に。

今回は、ちょっとだけ私のワガママを書かせてもらいたいです。

まぁ言ってしまいますと。

 

虹ヶ咲の二期が観たいなぁというお話です。

 

もちろん、その想いはずっとありましたし、なんなら三話の感想でもちょっとだけ言いました。

なんで今?という話にもなってしまうんですが。

理由としては二つありまして。

 

一つは、やっぱり璃奈ちゃんにアニメでも笑わせてあげたい、ということです。

璃奈ちゃんの想いが籠った今回の第六話を受けて、やっぱりそこは一つ思ってしまいました。

 

二つ目は、やっぱり私たちファンが強く声に出していかないといけないと思ったんです。

 

ちょっと邪推になってしまうんですが。

やっぱり虹ヶ咲のアニメって、「二期が確約」は絶対されてないよなぁと思ったんです。

予定されていなかったアニメ化だということもありますし、スーパースターが控えているということもありますし。

 

とりわけ、第七話の予告であの子が出てきたことで強く危機感を抱きました。

なんていうか「一期だけだから」、出し惜しみをせずに出してくれるんじゃないかなっていう。

伝わるか微妙なんですが、あの子って二期にこそ出してきそうな感じがするっていう……本当に何となくの感情です。

(そんなこと言ったら、愛さん絡みのあのキャラとかエマさん絡みのあのキャラとかもいますし)

 

本当にただの取り越し苦労です。

だけど、声に出さないで二期がなかったら、後悔が残りそうだったので、この場をお借りしてちょっとだけ声に出させて頂きました。

 

みんなで叶える物語。やっぱり実現させていくのは、私たちファンからだと。

CDBD、買い支えていきましょう。

 

ここまでお読みくださったあなたが少しでも虹ヶ咲のアニメの二期を願ってくれていたら。

「二期が観たい!」という想いがもしも繋がればこの上ない幸せです。

 

少し個人的なお話になりました。

ごめんね、璃奈ちゃん。

そしてお付き合いいただいたあなたには最大限の謝辞を。

 

さて、そんなこんなで物語もいよいよ折り返し地点。

心から、最終回の後に「特報」の文字が観れることを願って。

 

……ということで。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会第六話感想を締めたいと思います。

 

毎週感想書いていきますので、気が向いたらまたお立ち寄りくださいませ。

それでは!

 

 

 

 

 

 

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