ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会アニメーション第四話。

宮下愛さんお当番回「未知なるミチ」放送!

 

もう……

 

愛さんハンパなーい!

スタッフハンパなーい!

 

以上!

これで感想を終わりたいと思います!!

 

……とはなりませんが!

 

本当に二言で終わってもいいくらいに完璧な「宮下愛回」。

そして「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会第四話」だったと絶賛させてほしい!

 

みなさんが、宮下愛という少女に抱いていたイメージはもちろんそれぞれあるでしょうが、

中でも「非の打ち所がない」「完璧超人」というイメージを持たれている方は、少なくないのではないかと思います。

 

そんな彼女の全てが詰まったと言っても過言ではない、

まさに「非の打ち所がない」回となりました。

 

第三話まで散々、スタッフの各キャラクターへの理解度が100%だと褒め千切ってきましたが。

 

いや、理解度200%や。

 

そう思わざるを得ません。

 

さて、それではそろそろ書いて参ります。

例によって、光の先へネタバレ全開になりますので、あしからず!

 

 

🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈

 

 

 

情報処理学科二年、宮下愛。

 

成績優秀、スポーツ万能の才色兼備。

「部室棟のヒーロー」の異名を持つ運動部顔負けの頼れるスーパー助っ人。

実家のもんじゃ屋さんではその人柄もあっての看板娘。

 

そんな学校内外問わず誰とでも仲良くなれるような。

他人から愛され他人を愛せる人格者。

 

今までの人生で宮下愛が何かをするときには、必ず周りに人がいたということ。

その周りの人に求められたことを、求められる以上にやってきた子であるということ。

 

要領がよくて、何でもそつなくできると思われて。

「愛さんに任せなよ!」ってその期待を超えてくるようなヒーロー。

 

彼女は今まで「助っ人」という立場であり続けていたんですよね。

その彼女が、今回「自ら」やりたい!と思い立ち、始めたスクールアイドル。

 

前回に引き続き、あの世界におけるスクールアイドルについて考えます。

 

 

スクールアイドルは10代を中心に絶大な人気を誇る「グループ」。

当然イマドキ女子で情報通の彼女が「10代を中心に絶大な人気を誇る」ものの概要を把握していないはずがないんです。

 

 

今までいろんな部活で助っ人やってたけど、

考えてみたらみんなと一緒にやる競技ばかりでさぁ。

 

いやぁめっちゃハードル高いよね。

 

宮下 愛

 

愛は、今回も「みんなと一緒にやる競技」をやるつもりだったのではないでしょうか。

 

恐らく、この学園が虹ヶ咲学園でなかったなら。

入部した彼女は今まで通り「グループの一員」として……「助っ人の延長」として、その類稀なる才能を発揮してグループを人気グループへ導いたことでしょう。

 

しかし、ここは虹ヶ咲学園。

 

今回新入部員として、スクールアイドル同好会の活動に触れた彼女が対面する世界。

 

 

「全国ツアーがやりたい」

「みんなと輪になって踊りたい」

「曲の合間にお芝居をやる」

「お昼寝タイムもほしい」

「みんなの大好きを爆発!火薬もドーン!!」

「私はもっとかわいいのがいいな」

「ニジガクレンジャー」

 

「とにかく楽しいのがいい」

 

本当にこの同好会は、一人一人のやりたいことがバラバラで。

「かわいい」一つとっても解釈が違う人たちがいる。

 

 

ファンのみなさんに喜んでもらえることなら、どれも正解ってことです!

 

中須 かすみ


スクールアイドルにとって何が必要か。
そこにハッキリとした答えなんてない。

 

 

銘柄の違うコーヒーにお茶。

みんな違う味。

 

宮下愛の味は、いったい何だろう?

 

 

スポーツにはルールがある。

でも、愛さんたちの目指すスクールアイドルには、そういうのはなくて。

自分一人。

 

愛さんだけで、どんなスクールアイドルがやれるのかな。

愛さんの正解って、何なのかな。

 

宮下 愛

 

彼女が翳した掌の中にはなにがあったのか。何を掴もうとしていたのか。

 

 

情報処理学科で理数系を得意とする愛だからこそ。

回答を求めてしまう。

 

 

「助っ人」であれば、「こうしてほしい」という回答がいつもあった。

「ゴール」へ向けて道を走ればよかった。

 

今回は、それがない。

すべてが自分次第。

自分はどんなことをすればいいのかという――宮下愛にとっての未知。

 

それは他でもない、「自分自身」。

 

 

自分も未知なるミチにチャレンジしてみたいって、そう思ったんだ。

 

宮下 愛

 

冒頭、愛が見たすべての始まりは、ソロで「自分自身」を叫んだ「優木せつ菜」だった。

 

「とにかく楽しいのがいい」

 

実は、答えは最初から愛の心の中に芽生えていて。

それに彼女は、今までの人生から気づけずにいただけだったのではないでしょうか。

 

 

愛ちゃんが同好会に来てくれてよかった。

 

すっごく前向きでいてくれるから。

 

みんなといるとき、いつも楽しそうにしてたよね。

 

愛ちゃんが来てから、同好会のみんなの笑顔、すっごく増えてるんだよ。

 

エマ・ヴェルデ

 

それに気づかせてくれた、仲間の存在。

愛はスクールアイドル同好会に入部したのだから。

 

「ソロアイドル」をやるということがイコールで

「一人でスクールアイドル」をするということではないのだと。

 

虹ヶ咲は、仲間でライバル。

「ソロアイドル」を一緒にやる友がいる。

 

「自分の好き」を貫いてもいいワンダーランド。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会であれば。

 

宮下愛は走りだせる。

 

 

誰かに楽しんでもらうことが好き。

自分が楽しむことが好き。

そんな「楽しいをみんなと分かち合えるスクールアイドル」。

それができたら、私は未知なる道に駆け出していける!

 

ミチだけに!

 

宮下 愛

 

きっと彼女が気づいた回答・ゴールは、「自分自身」という未知。

自分のやりたいこと、楽しいことを追求して、みんなに楽しんでもらおうという道。

 

愛のミチを走っていくチャレンジが今まさに始まったのだと。

そんな、宮下愛にとっての第一話だったと感じました。

 

 

そして。

今回は宮下愛のパーソナルカラーに触れねばならないと思います。

 

 

宮下愛のパーソナルカラーは「超オレンジ」

 

 

彼女はラブライブ!の、二年生の、橙カラー。

きっとシリーズファンの誰もが一度は思ったことがあると思います。

 

「今回は二年の橙色が主人公じゃないんだ?」と。

 

このクエスチョンに対するアンサーを叩きつけてきたような第四話でもあったと思います。

 

オレンジ色、みかん色、超オレンジ色。

 

 

燃え盛る太陽の色。

楽しさの象徴とされることも多くあります。

 

歴代の主人公たちはいつも、太陽に手を伸ばしていました。

 

 

第四話を観て。

宮下愛は間違いなく主人公なのだと、私は確信しました。

 

そして、その意味すること。

今回からの虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の在り方である「ソロアイドル」。

それはすなわち「虹ヶ咲は全員が主人公」なのだということ。

 

第三話までに示した虹ヶ咲の在り方を受けて。

このことを強く確定させる役割、カンフル剤として。

虹ヶ咲学園二年のパーソナルカラー超オレンジ、宮下愛という少女以上の適役は存在しなかったのだと。

 

前作・前々作の主人公たちの色をある種、守護霊のごとく宿している、

宮下愛にしか、第四話のテーマは描けなかったのではないかと思いました。

 

 

愛さんは、太陽(SUN)に手を翳した、3人目。

 

サンだけに!なんつって!!

 

おあとがよろしいようで。

 

 

🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈

 

 

さてここからは各キャラクターの気になった所を挙げたいと思います。

 

【高咲侑】

愛さんの主人公感を引き立たせるために結構大人しめだったのかな、と思いました。

 

 

愛さんからの呼び名が「ゆーゆー」に。

スクスタで部長だったあなたちゃんに対する「ぶちょー」じゃなくなりましたね。

 

 

あなたちゃん同様、笑いのレベルが赤ちゃんの設定が見れて嬉しいですね。

 

 

虹ヶ咲のジャージをクソダサジャージにしたのって、

練習着のみんなを目立たさせるためだったりするのかな。

 

そして何も言わずにみんなお揃いのバックつけてるの尊いが過ぎる。

 

 

【上原歩夢】

 

収録ブースあるの凄いわ。

自由な校風と専攻の多様さで人気の高校「虹ヶ咲学園」なだけあるぜ……。

 

 

あゆぴょんはかわいいぴょんなぁ~

 

 

そして本日の勝敗。

 

上原歩夢の勝利。

 

 

【中須かすみ】

 

かすみんはしっかりスクールアイドル同好会新部長になったってことでいいのかな?

中須部長とそれを支える優木副部長の形はとても美しくて、せつかすがはかどります。

 

 

全肯定かすみん。

かすみんに肯定されたい人生でした。

 

 

そしてめがかすみんは神。

ちょっと探せなかったんですが、中川菜々の眼鏡って伊達でしたっけ?

 

 

眼鏡のこと即バレてるのは草。

絶対しず子にバラされたでしょ笑

 

せつ菜先輩、しかっちゃってください!みたいな表情にも見える。

 

 

【桜坂しずく】

 

は?

かわいいんだけど?

マジなんなの?

 

「んむぅっ」て。「んむぅっ」って君。

ほっぺた膨らませちゃって……

 

散々さぁ?

かすみさん相手とかで「私は大人ですよー」みたいな素振りしやがってさぁ?

 

気を緩めた所でこれだよ。

ふとした瞬間に「桜坂しずくが一年生」で子供っぽいっていう事実を突き付けてきやがる。

スタッフお前……!お前ぇ……!!

 

一生ついていきます!!!!

 

 

【朝香果林】

 

今回はまだ専属コーチ的ポジションで準レギュラーのお姉さん。

次回の親友回でも活躍してくれそうですが果たして。

 

 

これついに寮ですよね!?

 

えっ 来週は二人のラブラブ寮生活見ていいのか!!

 

 

【宮下愛】

 

おばあちゃん特性の糠漬け。

かすみんがコッペパンを食べながらしゃべるシーンは、

実際に相良さんもコッペパンを食べながら撮って食べすぎと怒られたらしいですが笑

糠漬けも食べながら収録したのでしょうか?

 

 

スマホの登録は「かすかす」。

本人のいないところで他の人に話すときは「かすみん」呼び。

 

「かすかす」って陰口になっちゃうかもなっていう愛さんの気遣いでしょうか……

細かすぎるんですが、すごいと思います。

 

 

「未来ハーモニー」のPVに引き続きめちゃくちゃ綺麗なフォームで走る愛さん。

あとめっちゃ速いの流石。

レインボーブリッジにランニング用の歩道があることはスクスタの毎日劇場で予習済みなのだ!

 

 

愛さんの実家のもんじゃ屋さん!

モデルとなったお店が門前仲町に実在しているようなので、私もいずれ行ってみたいです。

 

 

マジなっちゃん。

 

 

【近江彼方】

 

彼方ちゃん身体硬いのかわいい。

 

 

【優木せつ菜】

 

これ!これこれ!!

 

全国の優木せつ菜推しのみなさん、お待たせいたしました。

今日からはもうずっとアニメで「優木せつ菜」が観れますよ!!!!

 

 

ぺかったああああああああああ

 

 

あと、中川家が厳格でアニメ・ゲーム・スクールアイドルダメだから正体を隠していた話も。

順調に伏線として張られているから本当に期待しています。

 

MV上にスクスタ衣装のカットがなかったのも、そういうことでしょう。

 

 

【エマ・ヴェルデ】

 

すいません、思わず。

 

 

エマさんの年下に対する面倒見の良さが滲み出ていてもう素晴らしい。

完全に来週への下準備は万全といったところですね。

 

 

ジャパニーズダジャレ。

ニポンゴムツカシイネ?

 

ってならないの凄いと思うんですよ。

やっぱエマさん日本語上手すぎ……っていうか。

 

アニメしか観てない人ってまだエマさんがスイス人留学生ってわからないのでは?

来週色々話すでしょうから楽しみにしておきます!

 

 

【天王寺璃奈】

 

感情を表に出すのがニガテな璃奈ちゃん。

柔軟中の彼方ちゃんと比べるともう一発でわかる素晴らしいカットですね。

 

 

いやぁ~柔軟璃奈ちゃんかわいい……。

 

 

「激アツだった」

 

璃奈ちゃんボード『激アツ』ー―!!はやく来てくれーーーー!!

 

 

ほっぺぷにぷにでかわいい。

りなあいの良さって、実はそこまでピンと来ていなかった自分がいるんですが。

昨日までの自分をぶん殴りたいですね。

 

 

SNS上ではハイテンションなりなりーですよ!?

本当に璃奈ちゃん、ウッキウキなんだねぇ……

大真面目に1シーン1シーンの描写が丁寧すぎる!

 

 

【愛推しの子たち】

 

かわいい子たち揃ってるなぁ。

クラスカースト上位の女子感が凄い。

 

相変わらず印象深いモブちゃんが多くて、この枠が消えないのも楽しいです笑

 

 

🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈

 

 

最後に。

私たちにとっての最初の太陽である、彼女が手を伸ばした時の言葉。

 

今の私たちなら、きっとどこまででも行ける!

どんな夢だって叶えられる!

 

伝えよう!スクールアイドルの素晴らしさを!!

 

ラブライブ!The School Idol Movie より高坂穂乃果

 

あの言葉が、時を超えて。

今なお新しい夢を生み出し続けていること。

スクールアイドルの素晴らしさがカタチを変え、あるいは変わらずに、広がり続けていること。

 

数多のスクールアイドルたちの想いが「優木せつ菜」という存在から新しく愛、璃奈の二人へ伝播していったことも感じられた、本当に素晴らしい回だったと思います!

 

 

愛さんの走り出したミチ、この先も楽しみに見ていきたいですね!

 

……ということで。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会第四話感想を締めたいと思います。

 

毎週感想書いていきますので、気が向いたらまたお立ち寄りくださいませ。

それでは!

 

 

 

 

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