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ノーズワークに必要なアイテムが揃ったと仮定して、この記事では手順をご紹介します。
ノーズワーク:Lesson1:
先ずは、大まかな手順を箇条書きします。
①ノーズワークセットを用意。
②匂いの入った容器を床に置く。
③犬がその容器の匂いを嗅いだら、クリッカー鳴らしオヤツを噛らせる。
④ひたすら③を繰り返し。
以上!(笑)
やる事は至って単純です。
が、
きっとこれだけじゃ
「ええええええぇ💦」ってなると思うので(笑)
具体的に書きますが、手順は単純だと言うことを忘れないで下さい
では具体的に書きます。
①アロマ水を1滴落とし匂いをつけた綿棒を入れた容器➕ハーネス付けた犬➕オヤツ➕クリッカー、以上を用意。
②楽しそうな雰囲気をかもし出し、犬に
「ノーズワークしよう!」と声をかけます。
③犬が寄って来たら容器を床に置きます。
この時「待て」とかのコマンドは要りません。
④犬が容器の匂いを嗅いだらクリッカーを鳴らし、オヤツを一口噛らせます。
!注意!
オヤツを噛らせる時のポイントは
出来るだけ容器に近づけて(容器に付いても構いませんって位)
↓画像参照(モデル/トメキチ)
⑤④を2~3分程繰り返します。
さぁ!出来たかな!?😆
って、最初からいきなり連続で出来る子は
ほぼ居ません
なので。
ここからは
つまずき易い点や陥り易い疑問等を
書いていきます。
まず❗
ビビりっ子や警戒心強い子は容器から逃げたり
容器に向かって吠えたりします(笑)
そりゃそーです、犬の立場で想像してみて下さい。
・飼い主が変なやる気オーラをムンムン出し
・嗅いだことの無い匂いを放つ
・見たことの無い怪しい物体を
・目の前に付き出してくる
んですからね
お友達の飼い犬のビビり君は
飼い主さんの後ろに隠れちゃいました
好奇心の強い子や、物事に動じない落ち着いた子や、単純でポジティブな子は
オヤツの匂いも同時に匂うから
「その容器にオヤツが入ってるの?♥️」
とか
「何?これ?何々?新しいオモチャ?♥️」
なんて具合にすんなり容器の匂いを嗅げます。
でも、
オヤツを貰った時点で意識はオヤツに向かい
容器の存在を忘れます。
「そのオヤツうまー!もっとー!」
と、飼い主の顔をジッと見つめたり(笑)
最初の関門は
「容器の匂いを嗅いだらオヤツ貰える」
と、犬に関連を付けさせる事。
ポジティブ好奇心っ子は
ちょっと指でわざと音を立てて容器を動かして注意を向けさせるだけで
「ん?」って容器を注視し嗅いでみたりします。
そこですかさずクリッカー&オヤツ。
何度かそれをやるだけで、
「これ嗅いだらオヤツ貰えるー😆」
ってなります(笑)楽チンです🎵
落ち着いてる子もその方法で
「あ、もしかしてコレ嗅がせたいっ事?」と
飼い主の意図を読んでくれます(笑)
これまた楽チン🎵
問題はビビりっ子と警戒っ子ですが
まずは飼い主がリラックスしましょう。
大好きなオヤツの匂いも飼い主から漂うので、
「欲しい」気持ちは持ってるはずです。
飼い主がリラックス状態であれば
少しずつ、少しずつ、恐怖も警戒心も解けてきます。
それに加え、飼い主が容器を触ってみる、
動かしてみる、ちょっとずつ犬に近づけてみる、を試しながら「近づいても大丈夫な物」
だとアピールして行きます。
そのうち「本当に大丈夫?💦」と
安全を自分で確認しようと嗅いでみるはずです。
そこでオヤツ!誉める!
相当のビビりっ子は、聞き慣れないクリッカーの音でもビビるかも知れないので、
容器に対する警戒や恐怖が無くなってからでも
クリッカーを使うのは遅くありません。
「わ!💦何だか知らないけどオヤツ貰えた!」
初めて匂いを嗅げた時はこの程度の認識でOK😃
そしてまた、犬に容器を近づけてみる。
たぶん犬はめっちゃ考えます。
これは何だろう?
飼い主は何をしたいんだろう?
どーすれば良いんだろう?
飼い主の顔をチラチラ見たりしながらね
「こんな事しないでさっきのオヤツくれよー」
と吠えて要求するかも知れません。
ですが、ジッと我慢して下さい。
あくまでも犬が自ら匂いを嗅ぐのを待ちます。
これが自主性を養う事になるからです。
ノーズワークには欠かせない要素です。
飼い主に出来るのは
自分から匂いを嗅ぎに行きやすくしてやり、
根気よく付き合い、出来たら褒める。
それだけです😄
3回目に成功すると、一気に犬も理解度が上がります。
【もしかして】を【確信】にするために
試しに匂いを嗅いでみたりして学習します。
そして【やっぱりそうだ!】を得るんです。
確信を得た後は早いですよー😃
容器見たら「あのオヤツ♥️」です。
まさにパブロフの犬状態です(笑)
はい、ここで気付きましたか?
ノーズワークの最初の本来の目的は?
何でしたっけ?(笑)
そう、アロマ水の匂いを覚えさせる。
ですね☺️
容器の匂い嗅いでオヤツじゃ意味無くね?
ってか、家の子、
容器に付いたオヤツの匂いでやってない?
とゆー、疑問とゆーか、不信とゆーか、
「なんか違くね?💦」と感じると思います。
そこで、
上記に書いたオヤツを噛らせるポイント
!注意!で見せた画像をもう一度。
オヤツを食べながらアロマ水の匂いも
同時に嗅げるように仕組んでるんです。
ノーズワーク用語では
「ペアリング」とか「刷り込み」とか言います。
※勉強不足の為、間違えてました。
ペアリングとは
「オヤツとアロマ水を最初からセットにして置いて探させる事」みたいです。
上記のこのやり方は「スメラー」と言うみたい。
ただ、↓
【匂いを覚えさせる(匂いを入れる)】は
オヤツとアロマ水の匂いを同期させる事。
無意識のうちに身体に覚えさせていく為に
アロマ水を嗅がせながらオヤツを噛らせるんです。
この同期させるって行為はペアリングになると思うので、
このやり方はスメラーとペアリングの合わせ技
って事になるのだと思う。
他に「ラインナップ」と言われるやり方があって、このラインナップは
りか子さんが得意なやり方みたいです。
そして、重要なのは
「飽きない内にやめる」
犬の集中力の持続時間は約5分と言われてます。
⑤で書いた、④を2~3分繰り返す の意図は
「もっとやるー♥️」と、犬がノリノリでしてるタイミングでやめ、
「またやりたい!」と思わせる事。
そして、やめるタイミングで大事なポイントは
「成功してやめる」事。
失敗して「貰えなかった」でやめると
マイナスイメージが残ってしまいます。
実は、間違いがちなのがコレなんです。
「もう出来ないね、無理そうだからやめようか💦」と、やめてしまうのは逆効果。
飼い主まで「出来なかった」で終ると
残念なオーラになってしまいます。
それを、犬は読み取ります。
「今ノリノリで出来てるからもう少し…」と
思っちゃうのは解ります(笑)が、
「出来たねー!楽しかったね!また今度やろうね♥️」で終わらせて下さい😃
その代わり、時間をあけて何度かやってあげる。
1日2回、3日もやればある程度匂いは入りますので、
Lesson:2:「容器の数を増やす」にステップアップします🎵
↑これがラインナップに繋がります。