3月の夫婦旅。妻にとっては旅程を全く知らないミステリーツアーです。

 

夕食は、何度も福岡に来ている僕が、これまで福岡で食べた中で一番おいしい!と思ったこのお店。

中洲 河太郎 本店です。 前回来た時はコロナ禍だったこともあり、ガラガラだったのですが、今回10日くらい前に予約をしたところ、テーブル席は満席。19時半だったらカウンター席に空きがあるということでしたので、カウンター席で予約をします。実は18時半過ぎに河太郎から電話があり「早めに入れるようになったけどどうしますか?」って連絡がありましたが、すでにその予定で動いていたので、予定通り19時半に来ました。

しかも、カウンターだったはずがテーブル席に!

 

今回のディナーにはゲストがおります。既に、ご本人のブログでこのことが書かれていますが

 

 

ブログを通じて知り合った「りょう」さんです。僕の場合「のり」はそのまま本名なのですが「りょう」さんの場合、本名は全く違うのだそうで、でもやっぱり「りょうさん」って呼んでしまいます。妻に福岡行きがばれた時に、今日の夕食にはゲストが居るって話をしたのですが、そしたら、妻は第五感が働いたのか「もしかしてりょうさん?」と御名答。すごい…。

まずはビールで乾杯。

 

この日、りょうさんはゴルフに行かれていたそうなのですが、夜の時間を空けてくださいました。ありがたいです。りょうさんによると、最近のゴルフは、昔のように接待や、仲間内で行くものの他に、単身で行って集まった4人で回るスタイルもあるのだそうで、それだと純粋にスポーツとしてのゴルフを楽しめるんだとか。

箸置きもイカ。

まず、蟹身を載せた胡麻豆腐の先付。これは料理を頼む前から出ていました。

 

今回は、6000円の「いか活造り会席コース」を選択。

まずは、前菜盛り合わせが来ます。

たけのこ

三食のお団子に、鳥の松風、それからチーズ(だっけ)。

蛍烏賊が入っていました。

 

りょうさんは、最近、国際線のファーストクラスづいており、そのことも記事になさっていますが

 

 

やはり、じかにお話を聞くと、とても興味深いです。僕は国際線のファーストクラスは、アップグレード権利を使って、一度だけ、妻とニューヨーク往復をしたことがありますが

 

 

もうあれは今から5年ちょっと前のこと。二度とない贅沢だろうなー。

 

そしてついに、主役が来ました。呼子の烏賊です。生け簀でさっきまで泳いでいた新鮮な烏賊。まだ反射でたまに動いている烏賊。妻曰く、外国人は苦手かもね、と。確かにそうかも。

この透き通った烏賊。歯ごたえとほんのりとした甘みがたまりません。まずは塩だけで。そのあとレモンをつけていただきましたが、どちらも絶品でした。

烏賊には日本酒!

続いて、道明寺桜景蒸しが来ます。温かい汁物はほっとしますし、季節感満載。

ぐいぐい行きます。日本酒おかわり。

先ほどの烏賊はゲソの部分とエンペラの部分を天ぷらにしてくださいます。あとづくりというそうです。そして右にあるのが、サービスの烏賊カツ。

さらに、烏賊のバター焼き

こうなるとビールかなと思い、ビールに復活。しかも「烏賊にあうクラフトビール」なんですって。

烏賊シリーズの最後を飾るのは

河太郎名物の 河太郎いかしゅうまい。

ふんわりやわらかです。

食事が来て

デザートに

お茶。

 

りょうさんのお話が面白くて、のんびり話していたら、閉店時間になり、半ば追い出されるカタチで退店。話足りない僕らは

ホテルに戻って

ホテルのバーで

得意のエスプレッソマティーニです。りょうさんは、フィンランドの空港ラウンジに居る時に僕のブログの記事を読んだくださり、そこでエスプレッソマティーニを試しに呑んで以来、気に入っていただけたのだそうです。

 

りょうさんは海外赴任経験も多く、お仕事のお話を聞いても、とてもおもしろいです。普段なかなか観光ではいけないような場所での仕事も多く、大変そうですが、その分やりがいもある素晴らしいお仕事で、かっこいいなと思いました。

 

妻も相当楽しかったようで、素敵なミステリーツアーの第一夜となりました。

 

エスプレッソマティーニは、りょうさんにごちそうになってしまいました。さらに、持ってくるのを忘れてしまって…といわれたお土産も、夜遅くにホテルに届けれくださるお気遣い。こういうスマートな大人に僕もなりたいものです。