日本のお盆は、仏教の「盂蘭盆(うらぼん)」が起源になっていて、餓鬼道(がきどう)に堕ちた母親を、お釈迦様のアドバイスにしたがって、十大弟子の一人、目連(もくれん)が救い出すストーリーが、そのベースに。
では、餓鬼道とは何なのか、地獄とは違うのか、ということについては、江口夏実さん著「鬼灯の冷徹(ほおずきのれいてつ)」第5巻に収録の第38話が、とても、わかりやすいです。
ツチノコ、チュパカプラ、カッパ、やまたのおろち、シーラカンスが、忘年会で会話をしているシーンで解説。
贅沢をむさぼったり、嫉妬しすぎると堕ちるのが「餓鬼道」という世界で、「地獄道」よりは、よっぽどマシなんだそうです。
最近では、千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵の、地獄の絵本「絵本地獄」も静かなブーム。
この時期、「あの世」について、思いを巡らせてみたり、親子で話し合ってみるのも、良いかもしれません。
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