思い出の種(タル・ファーロウ) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

These Foolish Things - Tal Farlow

Guitar – Tal Farlow
Piano – Claude Williamson
Bass – Red Mitchell
Drums – Stan Levey

Recorded : Radio Recorders, Hollywood, Los Angeles, January 17, 1955
Album : The Interpretations Of Tal Farlow

タル・ファーロウは’49年にマンデル・ロウの後任としてレッド・ノーヴォ・トリオに入り、脚光を浴びます。ノーヴォのもとを離れた後、アーティ・ショウのグラマシー・ファイブに半年間在籍してから自身のバンドを結成。
’54年に初リーダー・アルバム”The Tal Farlow Quartet”を発表。
この曲の入ったアルバムは5作目になります。’58年に結婚を機に故郷のノースカロライナに帰り暫く一線を退くので、この演奏当時は一番脂ののった時期だと思います。
ギターを弾く人によると、彼のギターはかなり難しい指使いのソロをとっているそうですが、決してなめらかには聞こえません。それでもそのやや訥々とした演奏に味があります。

今日から4月。新入生、新入社、転勤、移動、環境が変わる皆さんにとって不安と希望が入り混じるスタートだと思います。
新しい環境に慣れ、充実した日々がきっと送れるようになります。
皆さんの健闘を祈ります!

 

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。