思い出の種(チェット・ベイカー) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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These Foolish Things - Chet Baker Sextet(1962)

 

 
Bobby Jaspar ( flauto e sax tenore )
Rene Thomas ( chitarra )
Daniel Humair ( batteria )
Benoit Quersin ( basso )
Amedeo Tommasi ( piano )
 
昨日の午後、以前我が社を担当していた取引会社の担当者から電話が掛かってきました。
誰か他の人から掛かった電話への返事で、間違いとすぐ分かりましたが、久し振りに彼が担当していた頃の話にしばし昔を思い出しました。
新しい営業所の立ち上げで彼とは遅くまで議論をしたり、時には喧嘩もしましたが、そんなことも今となっては皆懐かしい思い出です。
近いうちに飯でも食べようという約束をして電話を切りました。仕事の付き合いとはいえ思い出を共有する知り合いと旧交を温めるというのは楽しいものです。
チェット・ベイカー、彼ほどトランペットと歌を常に両立させたミュージッシャンは稀だと思います。両方共に彼ならではの味がありそれぞれに根強いファンが居たということだと思います。勿論僕も大好きなファンの一人です。
この曲がイタリアで吹き込まれた’62年頃は麻薬漬けで生活がすさんでいた時期ではないかと思いますが、演奏にはその影はありません。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Patti Page
Lee Konitz w/ Gerry Mulligan Quartet