思い出の種(ジョニー・グリフィン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

These Foolish Things - Johnny Griffin

Bass – Jimmy Bond
Drums – Doug Sides
Guitar – Joe Pass
Organ – Paul Bryant
Tenor Saxophone – Johnny Griffin

Recorded : Pacific Jazz Studios, Los Angeles; July 28, 1962
Album : Grab This!

’45年、17才でライオネル・ハンプトン楽団に参加している記述があるので、この頃から活動を開始したジョニー・グリフィンは10年後に初めてリーダーアルバムを出しています。
その中で演奏したこの曲も併せてアップしますが、僕は’62年に吹き込んだオルガンが入ったこのヴァージョンの方が好きです。
太くて優しいグリフィンのテナーとオルガンのマッチングはとても似合っていると思います。

公明党の山口代表と自民党の二階幹事長が安倍さんに国民一人当たり10万円の現金給付を申し入れました。

国民の反発に後押しされてやっと重い腰を上げたようですが、安倍さんは「その方向で検討したい」と応じています。”その方向”というのは財務省の了解を得てということでしょうが、貴方は強大な権力を持つ一国のリーダーでしょう。こんな非常時にリーダー・シップを発揮しないでどうするんですか!
また二階さんや自民党内にはこ高額所得者を除いて支給すべきと言っているそうですが、何処まで頭が悪いんでしょう?そんな選別をやっている間に生活困窮者は倒れて行くんです。お金のある人には確定申告時に調整すれば済むことです。
政治とは弱者を見捨てないことが大前提です。更に言えば”公序良俗に反する職業の人も救うのか”という国民を選別する考えも、民主主義的国民国家について何も理解していないと言わざるを得ません。貧しかろうと、金持ちだろうとどんな職業だろうと、全ての国民が主権者である以上差別なく救うのが国民主権国家政府の当然の義務です。
公平と言う美名のもとに、同じ国民にそれぞれの事情を無視した線引きで選別の基準を設け差別するのは、ユダヤ系の国民を排除したナチス的差別発想に似ていないでしょうか。

以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Patti Page
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488265672.html
Lee Konitz
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488277786.html
Chet Baker
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488279486.html
Milt Jackson
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488280494.html
Dave Brubeck
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488281391.html
Thelonious Monk
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488282207.html
Stan Getz
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488282290.html
Artie Shaw
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488282932.html
Jimmy Forrest
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488283295.html
Benny Goodman
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488283659.html
Chris Connor
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488284338.html
Art Pepper
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488285283.html
Benny Carter
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488286380.html
Red Garland
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488286667.html
Count Basie
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488288052.html
Lester Young
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12476297501.html
Four Freshmen
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12560523428.html

 

 
Bass – Curly Russell
Drums – Max Roach
Piano – Wynton Kelly
Tenor Saxophone – Johnny Griffin

Recorded : Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, April 17, 19566
Album : Introducing Johnny Griffin

上の西海岸のミュージッシャンと録った演奏に対して、これはガチガチの東海岸のハード・バップ、初リーダーアルバムということもあるでしょうが、少し力み過ぎのような気がします。