ディス・タイム・ザ・ドリームス・オン・ミー(チェット・ベイカー) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Chet Baker - This Time The Dream's On Me

Trumpet – Chet Baker
Piano – Russ Freeman
Bass – Bob Whitlock
Drums – Bobby White

Recorded : Los Angeles, CA, July 27, 1953
Album : Cool Baker, Vol. 1

同じ曲で同じ時期に二つのバージョンがあります。アルバムのメンバーには何れもベース、カーソン・スミス、ドラム、ラリー・バンカーとなってますが、ディスコ・グラフィーには違うメンバーが記載されています。
残念ながら僕の耳ではベースとドラムが誰なのか聴き分けられないので正確なことは分かりません。
僕としてはこちらの7月の吹き込みの方が音質も良く、テンポもこちらの方が好きです。
この年1年足らずでジェリー・マリガン・カルテットが解散しましたが、この頃チェット・ベイカーの人気は彼の歌も含めて急上昇します。翌年には大好きな”Sinngs"も出してます。

政府はやっと国民一人一人に無条件で10万円を配ることを決めたようです。最初からこうなることが分かっていながら、国民の命や生活を守るより、財政規律というありもしない財政破綻論を振り回して、消費増税の強行や今回の給付金を惜しむ財務省の意向に沿って政策を立案してきましたが、組織票に支えられる公明党の突き上げと政権に対する支持率の低下に慌てて方針を変えたのだと思います。
この際節操の無さは置くとして、取りあえず一律給付に踏み切ったのは評価しますが、何故予算を組み換えなどという手間のかかることをするんでしょう。困窮する家庭に30万円配るという仕組み(かなり粗雑で実際には貰える家庭は僅かになりそうです)はそのまま残して、今回の10万円支給分を追加すれば良いじゃありませんか。
それとも今回の10万円支給で全て解決するとでも思っているんでしょうか。既に自粛は1かっ月経過しています。収入が無くなり余裕が無くなっている人も沢山居ます。コロナ終息はまだ先が見えません。支援策はこれからも必要になることは明らかです。
今回の10万円支給も遅すぎた故に政府が期待するほど評価はされないでしょう。だから困窮家庭に30万給付は取り下げるべきでは無いのです。今回の10万円が新たに加えられるという発表なら、より評価されるように思います。リーダー安倍さん!しっかりしてください。

以前書いたこの曲の記事はこちらです。
June Christy
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488265839.html
Buddy DeFranco
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488284364.html
Red Garland
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488285930.html
Annie Ross with Gerry Mulligan
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488286654.html
Paul Bley
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488287212.html

 

 
こちらはライブ録音ですが、元気一杯会心の演奏ですが、惜しむらくはやや録音状態が良くないです。

Trumpet – Chet Baker
Piano – Russ Freeman
Bass – Carson Smith
Drums – Larry Bunker

Recorded : August 12,1953
Album : Live Volume 1 - This Time The Dream's On Me