著者: 栗田 有起
タイトル: オテルモル


お縫い子テルミー がなんかよかったので、注目していた

作家さん。

新刊がでていたので、嬉しくなって読んでみました


「オテルドル・モル・ドルモン・ビアン」という名前の知る人ぞ知るホテル

会員制でお客様に快眠していただくことが目的。

主人公の希里は、誘眠顔という理由から、ここで働くことになる。


このホテルの設定、雰囲気、読んでいるこっちも

眠くなるような・・素敵なホテルだ。

この独創的な発想がいい。

おとぎ話にまぎれこんだみたいな。

読んでるうちに自分もオテルにいるみたいな気にさせられる


そして前作と同じくまだ年若いけど苦労人の主人公。

そしてその苦労や境遇を悲観せず、淡々と生きている。

謙虚で素朴な人柄。

前の縫い子さんと同じく、ホテルのフロント業務に携わる主人公は

仕事に対してとてもとても一生懸命だ。ユーモラスな部分もあり

その姿に好感がもてる。

悲しい現実や過去を受け入れて、みんなが幸せになれるように

思っている。

無欲で清潔な人。


いまいち本題は何なのか?よくわからなかったのだけれど

眠りに誘われるように、ズズーっとはまってしまった。


私の中で注目の作家さんになった。

面白い小説です。

とてもお勧めです





著者: 田口 ランディ
タイトル: ドリームタイム

田口ランディさんは好きな作家さんではあるが、

最近読んでいなかった

スイスイと読める量の短編が13もはいっている。


作者の実体験がほんとんであるような、内容に

思えてならない。


彼女が以前から興味を持っているであろうシャーマンの

存在。彼女たちが見るもの、感じるもの、紡ぐ言葉・・

この世の不思議、というか理屈ではけっして説明できないものは

絶対に存在する。

それを信じている、というか受け入れてる人にしか

味わえない経験。

一つ一つが神秘的で、かつ明確。

普通では信じられないことをすんなり納得してしまうような、魅力をもつ人たち

が登場している。

自分もそういうものの存在を受け入れている人なのだろうか。


感じるっていうこと。

その感じたことを言葉で表現してしまうと仰々しいことになってしまう。

すんなり、そうなんだろうな・・と思うだけにとどめるくらいが

ちょうどイイ。

自分の感度を鈍らせないようにしたい。と思わせてくれた本です。



ミカ丸さんの記事 を見て、私はどうだろう??と

考えました。


私の場合、基本は音楽と一緒。

ジャケ買いのようなもんなのでしょう。

ピンとくる装丁というものがありますね。フォントなんかにも

結構ツボがあると思います。


あとは、エロと暴力に弱いんだなぁ~(笑)

前は普通に官能小説?みたいのも読んでました!

そして、いやらしければいやらしいほどいいか?というとそうでもない。ってこと

に気づきましたけど(苦笑)


一冊気に入ればあとは、怒涛のごとくその作者を読み漁る。


当たり前のことかもしれないけど、いくらフィクションであっても作者の

実体験が、多かれ少なかれ作品に影響されている。

なのでほとんどの作品を読んだあとにエッセイを読むとうなずけたり。

そのまんまじゃん!?みたいなときもある。


私の好きな作家は、村上龍さんとよしもとばななさん。

でも、両者の好きなところは両極端。

そのせいか、龍さんのエッセイは好きじゃないどころか大キライだったり

します(笑)

読んでる途中でやんなって、読まない。


贔屓にしている作家さん以外の選び方は・・・・


私の好きな要素がどれほど織り込まれているか。ということと

その本を選ぶそのときの、私の感情、気分に左右されているとしか

いえませんね。

自分の年齢でも、ほんと好む本て違ってきちゃうし。


買ってイマイチだったことは数え切れないほどあります

でもあんまり気にしない。こういうものはつまらないんだ。って

覚える、というか・・

映画もそうだけど、色々見ることが大切と思っているので、面白くないな

とは思えど、失敗ではないと思ってます

色んなものを知らなくちゃ面白いものもわからないと思うから


これからもジャケ買いでいきますよ(笑)

著者: 殊能 将之

タイトル: ハサミ男


サイコサスペンス?というようなくくりになるのだろうか

もっと難しい話だったり、エグい気持ち悪さのあるものかと

思っていたが、ちょっとユーモラスでもある刑事たちの

活躍劇ともいえる内容。


ネタばれになってしまいますので、ここからは

これから読む人は読まないで欲しいのですが・・


この小説の一番のどんでん返しである部分は

私にとっては、なんだかなぁ~・・・としか思いようがなかった

ハサミ男は、ハサミ男でないっていう結論で、ここまで持ってくるなよ?!

みたいな。

もちろん、そんなどんでん返しがなくても、真犯人は誰であろう?と

いう立派なサスペンスにはなっているけれど。

うーーーん。

ハサミ男、という題名でここまで書くんだったら、せめてハサミ男であって

欲しかった。

それとは別な意味での面白みやスリルが欲しかった。

真犯人像にしても、登場人物の中で怪しいと思えるのは、結果その人しか

いなそうだし。

テレビの二時間ものサスペンスを見ているときのような感覚。。。


自殺願望のために毎週末薬物自殺を試みるけれど

必ず死ねない(そんなことあるのかな?)ただ寝てて、ゲロ吐いてるだけ

で人間て回復するのかな??と思ってしまったり。

狙いはわかるけど、全体的に狙いすぎなような。。


一気に読めるし、途中飽きることもなく話は進む。

でも、最後のどんでん返しが逆に、なんだかなぁ~と思わせて

しまう


惜しい!!の一冊でした。

このブログを読んでくださってる方々で、結婚している方は

どれくらいいるのでしょうか?


私は9月に結婚する予定なのですが、まーったく準備に手をつけてない

状態。

最近、結婚の理由というか、結婚する動機?のようなものが

いまいちわからないでいるのです。


まさにグルグルしてる状態(笑)グルグル日記。


金銭的にも、仕事をする環境的にも(通勤時間が15分から一時間

に)日々の生活的(二世帯同居、彼の仕事終わりは平均22時

出勤7時)にもなーんか、大変になるばっかりじゃん?みたいな・・


そんな損得勘定で結婚なんかするでない!

ようは相手を愛してるかどうかよ!!

なんてことを思ってみてはいるものの、じゃぁ、愛とはなんぞや???

と思う始末。

ある意味マリッジブルーのようなもんだろうか?


仲はいいし、決してキライになったとか、イヤになったということではない

結婚してもいいと思ったのは彼がはじめて。


毎日顔を見れる幸せ、一緒にベットで眠れる幸せ。っていうのも

なくもないけど。。

週末逢うだけで満足、幸せ。

だったりもする。


うーーーむ。。。。グルグル・・・・・・・なのであります。


みなさん、どうでしたか?



著者: 山田 詠美
タイトル: 風味絶佳

大好きな山田詠美さんの最新作。

でもでも、最近、前よりはグっとこなくなった

なんていうんだろう、小難しくなったような??


それでも、恋の醍醐味、相手にどっぷりつかることの心地よさ。

そして、自分だけの価値観で男を選ぶ、という意思。

そういったものは健在で、読んでいて心地いい


私は小さいころから本を読むのが好きだった

恋愛においての考え方やスタンスを学んだのは、この山田詠美さんの

本であったといえる。

職業やお金、そういうもので男を選んだことはない。

そのせいで損もしてるけど(笑)



彼女の作品では、愛嬌があったりかわいい感じのするものを

好んでいるせいか。この集大成?ともいえる短編集には

ユーモアや遊びがなさすぎる気もした。

切実な感じが強すぎるような。

それは恋愛を過ぎ、結婚して成熟した恋に身をおいている作者だから

なのだろうか。


私は「夕餉」がよかったな。


でも彼女のような小説を書ける人はいない。

どんなものを書いても彼女がにじみ出ている。。。

その点が風味絶佳。





著者: 吉田 修一
タイトル: 日曜日たち

なんか、表紙のデザインがイマイチだったので(笑)

吉田修一さんだけど、借りるのを躊躇していた本


読んでみたらイメージと全然違う

様々な日曜日の短編集をつなぐ、小さな兄弟の存在が。


色んな場所で色んな人の、日曜日。


この作者は、男性が主人公の短編がとても上手ですね。

男性が主役のものが良かったです


最終話でこの兄弟たちの境遇もクローズアップされる

あぁそうか、この日曜日は同じ日曜日だったのだ、たった一日のこと

だったのだ。

パンを盗み、たこ焼きをもらい、寿司をおごってもらった。


自分にも当たり前だが毎週日曜日はやってくる

この本の主人公たちのように、恋人と家族と友人と

楽しいばかりじゃない、悲しいことやせつないことなんかを

感じながら過ごす日々。

こうやっている間に、この日本の、世界の人たちも様々な思いを

持ちながら日曜日を過ごしているんだなぁ。なんて

当たり前のことを考えてしまった

ちっぽけだけど、みなそれぞれに笑ったり泣いたりして、自分だけの

日曜日を過ごしているのだ。


最近ツイてる気がする、このわたくし・・


前にここに懸賞生活 という文章を書きました

あのときもサントリー様様!!だった

ほんとうにモルツはおいしくて!天然水で!

ビールを買えるときにはなるべく、モルツを買うようにしています!(笑)


そして昨夜・・・・


ま・また!

当たってしまったのですぅ

しかも

サントリー!!!!!


kensyo


今回はダブル搾り缶チューハイ6缶セット!!(涙)

イェーイ!


お酒はビール派のわたくしではありますが、実際酒ならなんでも

うれしい

酎ハイなら彼も飲めるので尚嬉しいっ

ビールのときよりみんなに羨ましがられましたっ

届けてくれた佐川急便のお兄ちゃんも、今回のはあたった人少ない

みたいですよ、と母に言い残したらしい(笑)


ありがとう、サントリー様


酎ハイもこれからは、ダブル搾り一本でいきます!!!

もうカロリなんかに目を奪われたりしません!(笑)←いや、カロリもサントリーだ!?


あーうれしっ。

著者: 高山 なおみ
タイトル: うちの玄米ごはん

またまた一品も作ってないのに、勧めてしまうシリーズの(笑)

大好きな料理本です

これは、本屋さんで即買いしました。

写真もレシピもとても気に入りました


9月からの主婦生活のために料理本を集めている私ですが

高山なおみさん大好きです

料理本の中でのばななさんみたいな位置づけです(笑)

彼女のHPの日記 もすごく素敵。


レシピに添えられるちょっとしたコツなんかにも、やさしさっていうか

素朴さっていうか。そんなものが感じられてとても癒されます。


寝る前にベットの中で読む料理本が好き。

最近はいつもこれを見てます。小説と違って同じ本を何度も何度も

読み返します。


そして満足して眠りにつくのです・・・・。


著者: 阿部 和重
タイトル: グランド・フィナーレ

またまた懲りずに阿部さんの本を手にとってしまう

インディビジュアル・プロテクションが好きだっただけにほかの作品も

いつかは。。って思うんだけど

やっぱりダメかも。


苦労して読破したシンセミアの舞台にもなった神町出身の

主人公。

またもやロリコンだったりして。

アブノーマルな趣味をもってる輩は、今の日本かなり多くて

逆に、その趣味以外はいたってノーマルだったりして、見た目も言動も

普通だから、怖い。

そんな現代の人をうまく描いているなぁ~という感じ


著者はどんどんうまくなっているのだろう

私にはどんどん難解?というか面白みに欠けていくような気がしてしまう


でも、次回作も読んでみたい(笑)

そしてこれはよかった!と書きたいです