著者: 山田 詠美
タイトル: 風味絶佳

大好きな山田詠美さんの最新作。

でもでも、最近、前よりはグっとこなくなった

なんていうんだろう、小難しくなったような??


それでも、恋の醍醐味、相手にどっぷりつかることの心地よさ。

そして、自分だけの価値観で男を選ぶ、という意思。

そういったものは健在で、読んでいて心地いい


私は小さいころから本を読むのが好きだった

恋愛においての考え方やスタンスを学んだのは、この山田詠美さんの

本であったといえる。

職業やお金、そういうもので男を選んだことはない。

そのせいで損もしてるけど(笑)



彼女の作品では、愛嬌があったりかわいい感じのするものを

好んでいるせいか。この集大成?ともいえる短編集には

ユーモアや遊びがなさすぎる気もした。

切実な感じが強すぎるような。

それは恋愛を過ぎ、結婚して成熟した恋に身をおいている作者だから

なのだろうか。


私は「夕餉」がよかったな。


でも彼女のような小説を書ける人はいない。

どんなものを書いても彼女がにじみ出ている。。。

その点が風味絶佳。