著者: 吉田 修一
タイトル: 日曜日たち

なんか、表紙のデザインがイマイチだったので(笑)

吉田修一さんだけど、借りるのを躊躇していた本


読んでみたらイメージと全然違う

様々な日曜日の短編集をつなぐ、小さな兄弟の存在が。


色んな場所で色んな人の、日曜日。


この作者は、男性が主人公の短編がとても上手ですね。

男性が主役のものが良かったです


最終話でこの兄弟たちの境遇もクローズアップされる

あぁそうか、この日曜日は同じ日曜日だったのだ、たった一日のこと

だったのだ。

パンを盗み、たこ焼きをもらい、寿司をおごってもらった。


自分にも当たり前だが毎週日曜日はやってくる

この本の主人公たちのように、恋人と家族と友人と

楽しいばかりじゃない、悲しいことやせつないことなんかを

感じながら過ごす日々。

こうやっている間に、この日本の、世界の人たちも様々な思いを

持ちながら日曜日を過ごしているんだなぁ。なんて

当たり前のことを考えてしまった

ちっぽけだけど、みなそれぞれに笑ったり泣いたりして、自分だけの

日曜日を過ごしているのだ。