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初キャンプ(人頼り)

ファミキャンデビュー・前編

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秋グルキャン・記録編

└ レポ編

 

 

キャンプ2年目の記事

ファミキャン①・記録編

念願のテント(購入)

テントロープ張り替え

調味料ケースをカメラ用インナーバッグで代用

テントロープ用ライト

ツーバーナー(購入)

ヘキサタープ(売却)→ TAKIBIタープオクタ(購入)

カマボコテント2(売却)

リビングシェルロングPro.(購入)

・冬装備・寝床設営編 ← NEW

・冬装備・衣類雑貨編

 

 

 

キャンプギア購入年別まとめ記事


1年目

買ったモノ

カマボコテント2・ケシュアポップアップテント・コールマン2Wayチェア・2in1ファミリーシュラフ・ルミエールランタン・インフレーターマット 等

 

2年目

買ったモノ① 
七輪・耐熱ラック・フィールドラック・アルミロールテーブル・ポータブル電源PowerArq2 等

 

買ったモノ②

カセットボンベツーバーナー・ワンアクションローテーブル・カセットガスストーブ・モンベルシュラフ・鉄板(クロテツ)・ソフトケース数種類 等
 

3年目

・買ったモノ
タトンカタープ3TC・マルチロースター・ファイアポット・薪用鉈・薪バッグ・モンベル冬用シュラフ・クローズドセルマット・湯たんぽ 等

 

 

 

突然ですが、冬キャンプに行ってきました。

「冬」と言っても、まだ積雪はありませんでしたが。

最低気温が氷点下になる中でのキャンプだったので、晩秋ではなく「冬」かなと。

 

こちらはキャンプの記録ではなく、先に準備したモノや実際の装備等を記録しておくための記事になります。

忘れちゃいそうなので、キャンプ記録より先に書きます(笑)

 

 


 
冬キャンプ装備を整える

 

今回の冬キャンプ…。

 

行くことが正式に決まったのが、行く3日前くらいでして。(笑)

 

冬キャンプの装備として、足りないモノを手配するための時間が全然ありませんでした。

 

でも子連れで行く以上、キャンプしたい大人たちの勢いだけの「何とかなる」精神で行っては危険。

ウチの他に2家族、子どもはトータル5人。

何度もキャンプに行っている仲間たちですが、さすがに北海道の11月末のキャンプは全員初めて。

 

特に寝床…!

 

一緒に行く仲間(子連れパパ)は当初

 

「夏用シュラフだけど、湯たんぽと毛布で何とかなるっしょ」

 

…と言っていましたが、あたし的には絶対にありえない!

 

ココでしくじったら、子どもも大人も体調崩しかねないし。

 

特に子どもに風邪をひかせてまで冬キャンプなんてしちゃいけないと思う。

最終的には上記パパ一家も、シュラフ重ね使い+湯たんぽ+毛布…等、工夫していました。

 

いちばんコワイのは、

 

子どもたち「さむくていやだったからもうキャンプいきたくない

 

…なんてことになったらーーー!!(号泣)

 

ただ今回は電源ナシのサイトで、ホットカーペットの類は使えず。

ウチはポータブル電源があるので、電気敷毛布は持参しました。

 

しかも、予想最高気温4℃、最低気温-2℃…。

氷点下でのキャンプはさすがに未経験。

 

わが家のシュラフは限界使用温度が全てプラス…。

確か 夫5~7℃あたし1℃子どもたち5℃

(いずれも快適温度ではなく限界使用温度

 

でもでも、考えてみたらですよ。

 

わが家が冬キャンプをしなかった理由は冬装備が無いから」

 

ストーブも灯油ではなくカセットガス式の小さめのしか持っていないので、ちょっとパワー不足…。

image

(昨年9月末の写真)

秋キャンプなら大丈夫なんですけどね。

夫がアウトドア不器用で、灯油の管理まであたしがする余裕が無いためカセットガス式を選択…。

今回はグルキャンで、寝る時以外自分のテントに居ないような状態だったので良かったですが。

ウチのストーブでは、テント内を暖める…と言うよりは「外よりマシ」程度にしか暖まりませんでした(苦笑)

 

今年は10月が今季初キャンプだったんですが、「寒いから」という理由でバンガロー泊。

 

でもバンガローだと高くつくし、かつ空きが無くてなかなかハードルが高いんですよね。

 

…コレ、今シュラフ買ったらこの先ずっと冬キャンプ行けるじゃん?

 

だとしたら…買うなら子どもが小さい今のうちでは??

そうそう買い替えるモンじゃないしね…。

 

思いついた翌日、シュラフの下見に走ったあたし。

 

う「冬用のシュラフ買わない?てか、

 

買って。

 

…と、いつになく強めに夫に懇願して買わせた買ったシュラフを筆頭に。

ファミリーキャンプなら言い出しづらかったけど、今回はグルキャンに誘われたというのがあったので(笑)

 

冬キャンプ向けに準備したモノたちを記録していきたいと思います。

 

 


 
①テント床の設営

 

 

省スペース化 → 車載がいつもギリギリなので

設営スピードアップ → いつも他家族より設営が遅いので

※コレは夫の手際が悪いせい

 

上記2点の改善すべき点プラス、未知なる寒さ対策をした今回の寝床設営は以下。

 

 

【これまで】 ※地面(テント)に近い順に記載

 

①折り畳み銀マット

②〈Coleman〉コンフォートマスター フォールディングマット

③〈アイリスオーヤマ〉洗える電気敷毛布

④コットンブランケット

⑤〈Hilander〉スエードインフレーターマット

 

下矢印
 

【今回】 ※地面(テント)に近い順に記載

 

NEW〈GRABBER〉

 オールウェザーブランケット

②〈Coleman〉コンフォートマスター

 フォールディングマット

③〈アイリスオーヤマ〉

 洗える電気敷毛布

④〈ペンドルトン〉

 オーバージャガードタオル

NEW〈NEMO〉

 スイッチバック スリーピングマット

 
 
大きく変わったのは、銀マットとインフレーターマット。
 
銀マットはいわゆるこーいう折り畳み式の。
軽いし、設営も撤収もラクだけどいかんせんかさばる!
インフレーターマットは空気を入れて使うマット。
設営はそうでもないけど、撤収は空気を抜いて丸めたりと結構手間がかかります…。
(早く子どもたちに担当させられたらいいんですが…!)
収納したらこのくらい。
 
マットも4人分…ってことで、結構かさばっていたのですが。
↑ 味付け海苔みたい(笑)
ブルーシートくらいのサイズの、オールウェザーブランケットと。
1人分が13×14×51cmというサイズ感の、クローズドセルマットを導入。
ひとり分のサイズ感(伝わるかしら 笑)。
 
どちらもただ敷くだけ、畳むだけで終わるので作業的にはかなり変わったと思います。
重ねた順番を忘れないように撮った写真(笑)
(見えてないけどテントマットの下にオールウェザーブランケットも敷いています)

 

ただ、かさばるモノが減った分、フロアのクッション性は失われているし。
 
寒さ対策としては、床に敷くモノで…というよりはシュラフの性能に頼ることに。
 
 

 

②冬用シュラフ + 湯たんぽ

 

シュラフは…準備期間が短い中、必死にリサーチした結果。

 

あたしが昨シーズン買った、モンベルのシュラフの冬対応モデルにしました。

下のシュラフの♯3(快適温度:6℃ 限界温度:1℃)をあたしの夏用として使用しています。

〈mont-bell〉バロウバッグ ♯1

快適温度:-3℃ 限界温度:-9℃

夫のは同じモノの♯2

(快適温度:2℃ 限界温度:-4℃)

 

これまで子どもたちは封筒型のシュラフしか使ったことがなく、マミー型はどうかな…?

 

…と思ったけど、寒さ対策的にマミー型以外の選択肢はありませんでした。

 

さらに念には念を…ってことで、湯たんぽを3つ買いました。

 

〈マルカ〉湯たんぽAエース 2.5L袋付き

キャンプ場でケトルでお湯を沸かして…なんて考えただけで面倒だったので、直火OKのモノを。

 

ちなみに普通に近所のホームセンターで売っていましたが、それは北海道だから?

最初ネットで注文したんですが、到着前にホムセンの方が300~700円くらい安いのを知りキャンセル(笑)

関東以南のキャンパーさんは、ネットでしか入手できないのかなあ…。

 

種類は3.5Lのと2.5L、0.6Lとありましたが。

 

友人キャンパーが「冷めにくくて良いよ!」3.5Lを推す中、ウチは2.5Lを買いました。

夫は要らないと言ったので、子どもたち+自分用に3個購入。

中身が空なら片手で持てるサイズ・重量です。

 

ホムセンで現物を見て、3.5Lが思いのほか大きいと思ったことと。

 

シュラフがひとり1つなので人数分必要=荷物が増えること。

 

シュラフ自体の防寒性能がそこそこあること。

 

水を入れた状態でも子どもが持てるモノ…ということで、2.5Lにしました。

実際、娘(6歳)を水汲みに付き合わせましたが、サイトまで戻る途中で重たいと断念(笑)

3.5Lだったら全く持てなかっただろうと思います。

友人ファミリーはひとつのシュラフ(封筒型)に大人と子どもが入って寝ているので、隙間から冷える=3.5Lで丁度良いのかも知れません。

 

コレに水を入れて、直火で加熱。

キャンプ場では、カセットコンロに直接載せて温めました。

実家に居た頃は、プラスチック製のしか使ったことがなかったので新鮮…!

 

元々袋(ベージュ)のが付いていたのを買ったけど、それだけでは熱いだろうと思い。

 

バスタオルを巻いて使うつもりでしたが、同メーカーのファスナー開閉袋を売り場で発見。

 

〈マルカ〉湯たんぽ袋 ブラウン

コレを追加して、袋2枚重ね状態にしたら丁度良かったです。

バスタオル人数分用意する手間も避けられるし。

このようにガバッとファスナーが開くので、子どもでもお手伝いできそう。

湯たんぽの説明書に、低温やけどについて細かく書かれていて。

 

出発前日、湯たんぽと低温やけどについての説明を子どもたちにしました。

そんなに熱くないモノでもずっと触れていると火傷をするんだよ、と。

子どもたちも使うモノなので…。

 

さらに、中の水は50~60℃くらいの温度までしか加熱せず。

穴から指を入れてみて、ちょっと熱い…と指を抜くくらい?

(熱いけど一瞬なら火傷まではしないくらい)

2秒くらいなら指を入れていられるけど、お風呂だったら熱くて入れないな…と思う程度まで加熱しました。

(わかりづらくてすみません 笑)

 

袋に入れるとぬっくぬく!というよりほんのりあったかい…程度でしたが効果は十分。

 

寝る数時間前からシュラフに入れておいて。

寝る30分前くらいからで十分なんだろうけど、その頃はお酒飲んでしゃべってる時間帯なので…(笑)

お酒飲み始める前にさっさと入れちゃいました。

 

寝る時にはシュラフの上(足元)に乗せて寝て。

子どもたちは大人用シュラフを使っていて長さがありすぎるため、余った足元部分の生地でシュラフを包むようにしました。

(あたしはシュラフ内に入れて寝ましたけど)

 

それでも翌朝、まだ暖かいと感じるレベルだったので、熱湯になるまで加熱しなくても良かったです。

軍手とかしなくても、50~60℃くらいなら素手で袋に入れたりできたしね。

 

これならうっかり火傷をする危険性も無いので、わが家は今後この方法でいこうと思います。

 

 


 
結果・感想
 
上記の装備で迎えた夜。
 
なんと、早い時間から電気敷毛布をつけていたから?
 
子どもたちが寝る頃(22時くらい)にはポータブル電源の充電がゼロになっており。
もちろん自宅でフル充電してきたんですが…寒かったから?
 
電気敷毛布がただの薄っぺらい布になった状態で就寝するハメに…!
電気敷毛布ばかりに頼った設営じゃなくてホントに良かった…。
 
それでも、子どもたちもあたしも全く寒さを感じることなく、快適に朝を迎えました。
あたしも爆睡しました(笑)
これまでのキャンプで一番よく寝たと思います…これぞシュラフ効果!
(昨年寒くて眠れなかった経験アリ)
 
特に昨年の秋キャンプで感じた、背中からの冷えを感じなかったというか。
 
クローズドセルマットのこの凹凸の上にシュラフを使うことで、シュラフの背中のつぶれを防げるというか。
 
凹凸の部分に空気が通るので、暖かい…みたいなことを聞いてマットを買ったので、その効果だったのかなと思っています。
 
しかし、1段対応温度が低いシュラフを選んだ上。
(快適温度:2℃ 限界温度:-4℃)
※元々は一家全員同じ♯1を買う予定だったのを夫が「俺は♯2でいい」と言い出した
 
湯たんぽを「要らない」と言い放った夫。
 
就寝後1時間で、寒くて目が覚めた …らしいです(苦笑)
それでも夫曰く「湯たんぽがあったら恐らく耐えられる」とのことで。
シュラフを使い込む前に売って、あたしたちと同じ♯1を買い直せば?と言いましたが。
重ね着や湯たんぽで乗り切るつもりのようなので、とりあえず夫の分の湯たんぽ追加しときました。
 
キャンプ翌日、改めて娘に「何が楽しかった?」と聞いてみたところ。
 
娘「ねぶくろ!(即答 笑)
他にいっぱい遊んだり美味しいモノ食べたりしたはずなのに…!(苦笑)
 
それだけ寝心地が良かったんだと思います(笑)
「あったかーい♡」と湯たんぽの温もり残るシュラフに喜ぶ娘。
息子も「おふとんみたーい!」と大喜びでした。
(後方に見えてる茶色が湯たんぽです)
 
なので、冬用シュラフを買わせて買って、ホントによかったなと思いました。
 
ひとまず、シュラフ次第で気温-2℃でも暖房ナシで寝られることがわかった今回のキャンプ。
 
コレは今後の秋冬キャンプにおいて、大きな自信になりました。
 
とは言え、さすがに降雪期にキャンプするほど玄人ではないため12月下旬~2月末までは行きませんが。
元々そこまでアウトドア派じゃない夫なので、秋キャンが限界(笑)
 
それでも今回の装備によって、3月~11月までと前後1ヶ月はキャンプができる期間が増えたと思います。
あとはストーブだな…!
 
そして、今回のシュラフやマット、オールウェザーブランケットや湯たんぽ。
 
これらは冬の停電や災害時の備えとしても、かなり心強いモノにもなりましたとさ。
 
 
衣類編に続きます。