※素人なので立派な作品や作例はありません。
幼稚園児ママがイベント時に一眼レフでわが子を撮るための準備等が中心の記事になります。
(そしてそれが誰かの役に立つとも思えませんが…
やたら長い個人的な記録ですのでお付き合い可能な方のみご覧いただければ幸いです)
被写体は95%子ども…の、素人ママカメラ記事になります。
2015年3月生まれ女児(幼稚園)
2017年9月生まれ男児(幼稚園・4年保育)の2児を下手なりに撮っています。
(記事書いてる時点で6歳と3歳半)
今回は、娘の卒園式の撮影に関する諸々の記録です。
素人ママカメラマンが独りで奮闘した記録です(笑)
準備関連
コロナ禍ゆえ…「卒園式」という大きな幼稚園行事にもかかわらず。
「保護者1名のみ出席」という制限がかかった今回…。
今後(小学校卒業式以降)はコロナじゃなくてもそれが当たり前になってくるんでしょうけど…。
卒園式前最後の休日に、念入りに全ての準備を行い。
着て行く服からインナーやストッキング、アクセ類からコート・靴まで全て完璧に…。
なぜなら当日朝7:10自宅出発というスケジュールだったから(笑)
迷ってるヒマは全く無い!
荷物についてもリハーサルしてみました。
結果…「フォーマルバッグを持たない」という結論に達しました。
ハンカチ・ティッシュ等は全てカメラバッグの外ポケットに。
他、上靴や式次第、脱いだコートやストールは無地黒・上ファスナー有のエコバッグに。
娘が0~1歳だった頃、まあまあ人が集まる法事(夫の祖父の)用に用意したモノ。
以来、冠婚葬祭で結構活躍してます。
フォーマルバッグなんて、どうせデジカメすら入らないし。
いえ、あたしのデジカメがデカいからなんですが…(普通のコンデジなら入ります)
化粧直しもしないから、化粧品の類も持たないし。
だとしたらハンカチティッシュスマホくらいしか入れるモノないよね?
ということでフォーマルバッグ自体が荷物になるので、今回は潔くやめました。
帰りには、娘の荷物や記念品等でかなりのボリュームの手提げの紙袋がひとつ増え。
幼稚園にこれまで置いてあったモノや娘の上靴、使わなかった災害備蓄食品等が入れられて重たいったら(笑)
今回、帰りはタクシー(事前にタクシーアプリで予約済)の予定に初めから決めていましたが…。
自宅から幼稚園までは車で片道13分ほど。
この荷物背負ってパーキングまで歩くことを考えたら、つくづく車で行かなくて良かったと思いました(笑)
幼稚園には駐車場ナシ。
周辺で一番近いパーキングでも子連れなら7~8分は歩くので…。
結果、フォーマルバッグは今回に関しては無しにして大正解。
夫が出席できる予定の入学式にはきちんとバッグ持ちます…(笑)
卒園式・朝
夫は出席できないけど、せめて娘と幼稚園をバックに写真を撮ってあげたい。
息子(当時生後6ヶ月)はエルゴで出席。
入園式の時の、一家4人で写った写真を見ながらそう思ったあたし。
今回は息子(3歳半)はファミサポさんに預けました…。
(連れて出席OKでしたが膝上のみ=撮影に没頭できないため 笑)
やっぱりね、母親と子どもだけの行事ではないと思うんです…。
クラス毎に開催された、今年の卒園式。
幸か不幸か、娘のクラスは一番最初。
そのためスタートがかなり早く…出社前の夫が幼稚園に寄ることができる時間帯でした。
なので当日朝まだあまり人が来ていないうちに行って。
門の前で三脚を使って家族写真を撮ることに決めました。
出席できない家族が門の中にある園庭に入ることも、園側としては一応NGだと聞いたので…。
門の前=歩道だし、門の「外」ならイイんだろ!?的な(笑)
夫は写真を撮るためだけに行く形になりますが。
よくよく考えたら、出席できたとしても園内に入ってから家族写真なんて撮る機会無いだろうし。
出席しててもしてなくても、残る写真としては変わらないんですよね。
巣立つわが子を夫に見せられないのは悲しいけれど、写真だけでも残せれば。
制限の中であっても、「夫婦」で子どもの巣立ちを共有できた証になるかな、と…。
それは夫も父親として、娘を3年間支えてくれたわけだし。
どうしても夫を蚊帳の外にはしたくなかった、あたしの執念から生まれた案でした。
夫としても、当日の朝幼稚園まで一緒に行けただけでも、出席できない悲しみは多少マシになった感じでした。
朝は7:20に息子をファミサポさんに預け。
ホントこんな朝早くから受け入れて下さって感謝…!
夫の車で移動し、受付開始20分前には到着。
園の前に路駐だとそれだけで気持ちが落ち着かないので、きちんと車はパーキングに入れて園まで歩いて行きました。
すると先に着いていた家族(ママ+子ども)が、門の中でプロカメラマンに「卒園式」の看板の前で写真を撮ってもらっているのが見え。
時間的に先に着いていた家族はほんの1、2組しかいませんでした。
ダメもとで、夫を門の外に残したまま門の中のカメラマンに
「すみません…夫も居るんですがココ(門の中)で3人で撮らせていただけますか?」
あっさりOKが出たので、ウチのカメラで撮っていただきました。
やったー!看板の前で撮ってもらえて(しかもプロに!)うれしいー♡…と思ったら
カメラマン「あ、こちらの(業者の)カメラでも1枚いいですか?」
何の疑問も持たずにパシャリ。
…撮ってもらった後に夫が
「あの写真、後から販売する分でしょ?
『あの家族だけ3人で写ってる』
『保護者1名しか参加できないはずなのになんで?』
…って問題になったりしないかい?」
た…確かに!!
(卒園したら会う機会が無い保護者が大半だけど、ウチみたいに在園児に下のきょうだいがいる人もいるので…)
夫と別れた後、カメラマンにその旨伝えると
「え、出席できない保護者は園庭にも入っちゃいけないんですか?(驚)
じゃあ念のためお母さんとお子さんとで1枚撮っておきましょうか?
後から園に確認します」
…と言って撮ってもらえて、事なきを得ました(苦笑)
夫が入った写真は、自前のカメラでも撮ってもらってるのであえて販売してもらわなくてもいいしね…。
実際、特に門番が居たわけでもないから入ろうと思えば誰でも入れた状況でしたけどね。
その後、再び一旦門の外に出て三脚をセッティング。
三脚は畳んだ状態ではなく、自宅で8割方組み立てた状態で持ち運びました。
(一脚に比べると三脚はあまり使う機会が多くないので慣れておらず。
現場で組み立てると手こずるだろうと予測。
三脚の雲台もあらかじめカメラに装着しておき、現地での準備を極力簡略化しました)
人が集まり始める前に、落ち着いてある程度納得いく写りの写真を残すことができ。
夫と娘、あたしと娘、3人と3パターン撮りました。
…ただ、気が回らなくてコートを着たままの写真になってしまいましたが(苦笑)
ココでの撮影に関しては、考えうる準備を全て周到にして行ったおかげで大成功でした。
無事、家族写真が残せてあたしは大満足。
夫も笑顔で用済みの三脚を背負って、コインパーキングに戻って行きました。
後から聞いたら、
「駐車場に戻る時に数人のパパさんたちとすれ違ったよ。結構パパさんたちも出席してたでしょ?」とのこと。
正直撮影に必死であまり周辺見てなかったけど、30人中3人以上は確実にパパさんが居ました。
事情はわからないけど、ママ不参加でパパ出席…って。
きっと普段、送り迎えとかパパもやってたご家庭なんだろうと、胸が熱くなりました…。
出社前の朝早くから、あたしの「写真を残したい情熱」を理解して付き合ってくれた夫に感謝。
レンズ選定
今回の卒園式の会場は約1年ぶりに入る、幼稚園のホール。
コロナ禍でこの1年保護者が園内に入る機会はほぼゼロ。
生活発表会も今年度は中止となり。
おかげでステージと客席の距離感とか、すっかり忘れてしまっていました…。
なので事前配布された、座席図と過去にホール内のイベント(参観日とか)で撮った時の立ち位置を比較し。
過去に撮った写真の焦点距離を事前に確認して、望遠側がどのくらいあればいいか考え。
その上で、今回のレンズを決めました。
実は70-200mmと今回の28-300mmを最後まで悩みました…。
(70-200mmの写りが大好き&F4通しなので明るくてイイかなと)
でも、帰り際保護者がひしめく中、近い距離で先生たちと写真を撮ったり。
ズームして動画も撮ったりしたので、やっぱりレンズ1本に絞るなら28-300mmで正解だったと思います。
小さいホールなので、セレモニーだけなら70-200mmでも良かったと思いますが…。
それでもやっぱり300mmまで欲しいシーンもあったかな。
会場入り
行ってみると、娘のいる園児席やステージでの立ち位置とは対角線上…って言ったらいいのかな?
こんな位置でした。
300mmまでズームして撮った横顔。
近くの保護者が
「園児席が男女別に左右に分かれてるなら、保護者席も男女に分けて抽選すればいいのにね」
…と話していましたが、それはちょっとあたしも思いました。
でも撮影上はそれほど悪条件でもなく。
園児席での姿なんて、どうせ後ろ姿しか撮れないですし…。
斜め後方だったから、横向いた時に横顔は撮れましたけどね。
特に保育証書授与の時は、角度的に受け取る娘の表情が写せる位置で良かったです。
セレモニー開始前
着席して開始までの間。
開式を待つ保護者はそれぞれ、手渡された式次第に目を通したり。
切ないオルゴール音のBGMの中、しんみり3年間の思い出を回想する…そんな時間。
…あたしは必死で、一脚を組み立てカメラを取り付けておりました(笑)
何たって、保育証書授与の順番が娘が一番最初だと聞いていて。
進行自体他の何よりも最初に保育証書授与…という段取りでした。
始まる前に、試し撮り等済ませておかなくてはいけない…!
あたしの席は2列目で、斜めに配置されていたので視界的には良好だったのですが。
ステージに向けて撮ろうと思うと、1列目の保護者が入り込んでしまう…!
そこで、隣や後方に他の保護者がいない位置というのを生かし。
ほんの少ーし、席自体も外側に移動させつつ一脚もギリギリ自分より外側に設置。
それにより、前の保護者の写り込みを防げるポジションを確保。
コレ、クラス別の分散開催=保護者が少人数だったからできたことですけどね(笑)
トリミングしなくて済む写真が撮れました。
セレモニー最中
開式を告げるアナウンス。
BGMのオルゴール音にヤラれたのか…園児入場前から既に泣いている保護者が何人も居ました。
あたし自身は…もちろんいつでも気を抜けば号泣しそうな状態でしたが。
それ以上に「良い写真・動画を残そう」という緊張感の方が勝っていたように記憶しています。
だから思ったほど泣きませんでした(笑)
そして、今回コンデジと一眼の2台体制で臨みはしたのですが。
…実際、一眼のレンズに換算して24-70mm相当くらいしかないコンデジではほぼ用が足りず。
結局ほとんど一眼レフで動画を撮っていました。
そして出席できなかった夫のためにも、写真よりも動画メインで撮っていました。
広角側ならステージ全体、園児全員が収められて。
年中の時の生活発表会は、100-400mmのレンズではステージ全体を収めることができませんでした。
300mmまでズームすれば、娘+娘の周辺2~3人というショットも撮れたこと。
この時、この28-300mmというレンズにして良かったと思いました。
↑ズーム前
↑ズームした画
保育証書授与の時にはズームイン、ズームアウトしてそこそこの動画が撮れたし。
証書読み上げが終わった瞬間に静止画撮影に切り替え。
証書を受け取るところ、証書を持ってステージを降りるところの写真をしっかり残すことができました。
一発本番で良く撮れたと思います…!
(トリミングなし・ぼかし加工+色調は変えてあります)
カメラ側の設定はAUTO一択!
これまでは大体Av(絞り優先)で撮ってましたが、ここぞ!…という時にピントが来てないとかそういうことがあったので。
最近ようやく、AUTOモードだと素敵なボケの写真は撮れないまでも、ピントは大体合わせられるということを知ったあたしです(笑)
今後は運動会の時も絶対AUTOで撮ります…!
(娘の徒競走で、娘じゃなくゴールテープ等にピントが合ってしまうという失敗を何回か犯しております…)
保育証書授与を無事撮り終え、かなり安心…。
その後は、「撮影に没頭してしっかり見ていなかった」ということを避けるべく、動画メインに。
動画なら撮影ボタン押した後、ライブビュー画面見ずに娘を見てればいいもんね。
写真も少しは撮ったけど…どうせマスクだし撮る気半減。
園児たちの卒園の言葉や、素敵な歌声もきちんと聴いて、そして撮ってきました。
動画は若干ブレたりズームする時の音が多少入ったりはしましたが、雰囲気と音さえ聴ければいいので…。
このあたりでようやく涙が出たけど、撮影で気を張ってたので号泣まではいきませんでしたねー。
運動会なんかは動画はそれほど撮らないので、これくらい長回しすればバッテリーが減るんだとか。
新たなことも色々分かりました。
3年間の集大成
次はこの人の3年間を残していくことに、また全力を尽くそうと思います(笑)