さて、アマテラスは阿波徳島では
『卑弥呼』と同一視されることが多い。
以前は「そんなバカな…」と思っていたが、
最近は「さもありなん」とも思っている。
神武天皇の本来の即位年代が、
紀元前660年ではなく、
西暦300年以降であった場合、
西暦247年頃にお隠れになった『卑弥呼』と、
『アマテラス』の年代が重なるからである。
もうひとつ、「そんなバカな…」と思っているのが…
『徳島県の剣山にはアーク『契約の箱』が眠っている』という話。
ロマンがあるから大好きな話だが、一方では信じていない自分もいる。
しかし、「契約の箱」かどうかはわからないが、
「アーク」というナニカはあるのでは…
それは、日本でいう鏡や玉や剣が、
実用性のあるモノというより
神事に用いられる「依り代」として
扱われているように、
「アーク」もまた、
「箱」を依り代とした
「教え」のようなものなのではないかと。。
そう思ったキッカケが、
『神仏習合』である。
●天石門別八倉比売神社-奥の院-
今年の2月に参拝した神社の奥の院。
その祭壇の上の祠の中にあるのは、
鶴石と亀石を組み合わせた
『つるぎ石』だった。
一説によると、
徳島の剣山は元々『鶴亀山』であり、
八倉比売神社奥の院の『つるぎ石』は、
剣山の『鶴岩』と『亀岩』を模したモノ。
つまり、ミニチュア。
八倉比売神社の祭神は
『大日靈女命(アマテラス)』である。
現在、この神社の御神体は杉尾山だが、
元々は峰続きの気延山山頂に鎮座していた。
気延山から上に登っていくと、
⇒神山町⇒剣山へとたどり着く。
神山町と言えば、『神領』の地名があり、
その地に鎮座する『上一宮大粟神社』は
天石門別八倉比売神社の論社のひとつである。
また、余談だが、
魏志倭人伝を素直に読むと
『邪馬壹国』の場所は『神山町』なのだそうな。
●弘法大師 空海
「鶴と亀がすべった」のカゴメカゴメは、
空海さんが作ったという説がある。
空海さんと言えば、日本に真言密教を広めた人物。
真言密教の教主は『大日如来』である。
●大日如来
神仏習合の解釈では、
『大日如来』と『アマテラス』は同一視された。
●大日寺
徳島市一宮町の寺院。
四国八十八箇所霊場第十三番。
西暦815年、この付近で護摩修行中の空海さんの元に大日如来が現れ、この霊地に寺を建立せよと告げた為に建てられた。
阿波の一宮神社の別当寺でもある。
※一宮神社もまた、天石門別八倉比売神社の論社のひとつ。
大日寺の奥の院は、西竜王山にある
『大瀧山 建治寺』。
西暦600年代に役小角により開基されたと伝わる。
●十三
大日寺は四国八十八箇所霊場第十三番。
またしても「十三」である。
大日寺から県道を挟んですぐの一宮神社。
祭神は大宜都比売命と天石門別八倉比売命。
個人的には、『壹与』と『卑弥呼』と見ている。
この女王と十三の関連性を何回思い描いたことか。
●西(にし)
「西(にし)」というのも重要なキーワード。
大日寺や一宮神社の鎮座地は
徳島県徳島市一宮町西丁。
大日寺の奥の院は西竜王山にある
『大瀧山 建治寺』。
徳島県と香川県の境にある大滝山の山頂付近には
月神の宮の称される『西照神社』が鎮座している。
「西照」とは「西から来たアマテラス」。
鎮座地は徳島県美馬市脇町西大谷。
八倉比売神社奥の院の『鶴石』『亀石』。
ふと思い浮かんだ「つるかめ算」。
鶴の足は「2本」。
亀の足は「4本」。
2と4…
つまり、
『西(24)』!
どうやら暗号だった。。
気延山より西には、
ナニカがあると言っているのである。
四国では、
太陽が登る東側は阿波(イの国)。
太陽が沈む西側が伊予(イの夜の国)。
太陽神はアマテラス(日神子(卑弥呼))。
月の女神は西のアマテラス(壹与)。
大阿波姫命の別名は、
大宜都比売命(大月姫)。。。
●種子(しゅじ)
密教では、仏尊を象徴する一音節の真言がある。
大日如来の場合は、『आः』。
カタカナに転写すると『アーハ』。
アーハ…
アハ
『阿波』じゃん❗❓️
●中天音
大日如来の種子は『आः(アーハ)』。
さらに、インド中部で伝承されていると言われる
『中天音』という発音がある。
中天音で『आः(アーハ)』を発音すると…
『アーク』❗
アマテラスこと、大日如来は
『アーハ(阿波)』であり、
『アーク』そのものだったのです。
一体なんの契約をしたのやら…
カゴメカゴメはまだまだつづく。
ではまた❗
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