とにかく「自計化できる顧問先」にターゲットを絞る
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
先週おじゃました北関東の事務所のB先生。
「とにかくうちの事務所は記帳代行のお客を
とることはやめた。記帳代行のお客をとっても、
いまの体制では、全然儲けが出ない。」
とのこと。
仮に、前の事務所が記帳代行のサービスを
していたとしても、顧問契約が決まると、
CASH RADARを導入いただき、
早速自計化への指導が始まるといいます。
B先生の事務所は、CASH RADARを10年以上
ご利用いただいていることもあり、
自計化を軌道にのせるプロセスも徹底しています。
税理士法改正後から、
地元で顧問先拡大のDM配布を行うなど、
広告活動に積極的なB先生。
広告活動が自由になったとはいえ、
今でも「おたくの事務所に、うちの客が取られた」
というような、周辺事務所との摩擦があるそうです。
しかし、B先生は言います。
「業績が厳しく、税理士への報酬が重荷と
なっている会社は沢山あります。
顧問料は減らせませんが、先方に自計化
をしてもらうことで、記帳代行料の部分は
必要なくなるはず。
顧問先から発せられる“コストダウンの声”に
事務所は応えられなければいけない。
いまどきパソコンを持っていない会社は
ほとんどありませんし、CASH RADARだったら
記帳もカンタンだしね。」
「自計化してくれるお客様なら、多少金額が
低くても、ウチは喜んで引き受けますよ!」
また、
「記帳代行は料金を払う企業にとっても重荷。
受ける会計事務所にとっても重荷。
いまさら当たり前だけど、
自計化してもらうのが一番なんですよ。」
今年は、20件の顧問先拡大に成功したそうです。
しかし、廃業などに伴う収入の減少もあり、
業績はかろうじて「微増」を保っているといいます。
契約時の顧問料単価が、年々落ち続ける昨今。
所内人件費がかさみ、生産性が悪化しがちな
「記帳代行のお客様」ばかりを獲得するのではなく、
「自計化できる顧問先」だけにターゲットを
絞り込むのも、効率を考えた戦略の一つだと
確信した出来事でした。
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よろこんでうちの事例を宣伝に使ってくれ!
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
A事務所は私どもの開発販売しております、
CASH RADARシリーズを、DOS版、
Windows版、クラウド版の三世代に
渡ってご利用いただいている事務所です。
かれこれ、15、6年ほどのお付き合いに
なります。本当に感謝しております。
A先生がクラウド版のCASH RADAR新システム
をいち早く採用していただいた背景には、
全国にいくつも支店を持つ、上得意の顧問先への
活用が念頭にありました。
グループ会社は3社、それぞれ2人ずつの経理
担当者がいるそうです。グループを取り仕切る
社長、役員入れると会計システム利用者は全部で9人。
しかも関東、中部、関西に拠点を持つ同社。
これまで、CMでも有名な某大手システム会社が
会計と一部の周辺業務について運用ネットワーク
を構築したそうなのですが、そのために同社が
支払ったコストはナント、
システム+ネットワーク構築費用 約2,000万円
利用料金 月額 約50万円
なのだそうです。
これがCASH RADAR新システムなら
システム(ネットワーク構築不要)費 0円
利用料金 月額 約25,000円
で、ほぼ同じことが出来てしまうのです。
比較するまでもなく、この差は歴然です。
先生は多くを語りませんでしたが、
この提案をしたA先生が、
顧問先社長から絶大な評価をいただいた
ことは、間違いありません。
もし他の事務所のお客様でも、
同じような環境のおかれているところがあれば、
「よろこんでうちの事例を宣伝に使ってくれ!」
と自信たっぷりな表情で語っていた姿が
何よりも物語っています。
会計事務所は、中小企業の社長さんにとっての
「情報発信基地」であるべきです。
「新しい情報を仕入れて、顧問先に還元する」
その事例として、
クラウド会計システムが中小企業のコスト削減に
一役買うことも念頭に置く必要があるのではないかと
私は思いました。
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税理士を狙うあやしいコンサル会社にご用心!!
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
以前にもご紹介しているK先生から、
先週、お電話をいただきました。
K先生と新人職員2名の小規模の事務所です。
「木村さん、あと1件で、今年は新規顧客獲得
20社行きそうだよ!」と興奮気味でした。
3年前に私どもとお付き合いが始まりまして、
「毎月1.5社、年間で18件を目標にしましょう!」
ということでスタートしたプロジェクトでしたが、
昨年の実績15社に引き続き、今年は5社を
上乗せすることができそうです。
それだけではありません。
記帳代行中心だった既存業務は、
CASH RADARによる自計化促進により
過去のものになりつつあります。
我が応援隊としては、この上ない喜びです。
私もスタート時には、K先生の事務所に通い、
私達エヌエムシイ税理士法人でこれまで
培ってきたノウハウをベースにした、
マーケティング計画、顧問契約書の読み合わせ、
電話受けの練習、見込み先への営業同行、
会計システムCASH RADARの導入、
さらに、事務所内の効率化を図る為、
既存顧問先の自計化促進など、数え切れ
ないほどの支援をさせていただきました。
しかし、成功している理由は、
決して私どものサポートの成果ではありません。
K先生が前向きに、コツコツとひたむきに
頑張り続けているからこその成果なのです。
ここ最近、事務所にお邪魔すると、
「●●コンサルタント」などの肩書きを
持った業者が、顧客拡大や、職員教育などを
うたってホームページ作成や、研修、DVDなどを
売っている姿を、見かけるようになりました。
そのようなサービスを購入した先生に聞くと、
サービス説明の際、
労せずしてお客が増えたり、職員教育が出来たり、
顧問先の満足度をアップさせることが出来たりと、
「いいことずくめ」の話をするそうです。
業務革新とは、そんなに生易しいものでしょうか?
私達のように、グループに会計事務所を持ち、
尚且つ15年以上に渡って会計事務所を支援して
きた経験を持つ「現場を知るもの」としては、
顧客拡大や所内業務の効率化や社員教育などは、
本来“先生ご自身の事務所でしか出来ないもの”
であることを知り尽くしています。
それらを実践を先導をするのは、●●コンサル
タントでもなければ、私達でもありません。
「所長先生ご自身」の仕事なのです。
つまり私達のような外部の人間に出来る仕事は、
実践経験やツールを元に「事務所が成功出来るように
フォローする」ことなのです。
ですから、
「ある業者のサービスに期待して××万円払った
のに、何もなかったよ。騙された。」と悔しがる前に、
そのサービスを土台にして、
自身の事務所でどのように革新に取り組むのか、
その実践スタッフは誰にするのかをきちんと
決めなければ、
ひょっとしたら、あやしいコンサル会社に、
引っかかってしまうかもしれません。
□あたかも「自社で作ったノウハウ」に見せかける
コンサル会社
□先生が苦労しないで成果が得られることをうたった
コンサル会社
このような会社に騙されないよう、
十分注意していただきたいと思います。
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