会計事務所応援 ブログ

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“全自動食堂”は決して他人事ではない

先日のテレビニュースで、

北京五輪のメディアセンターの食堂が、
調理から配膳までを
全自動で行う画期的な施設ということで
紹介されていました。

ひと昔前、
SF映画の中に登場した夢のような光景は、
現実へと変わっているのです。

「人間がつくらない料理なんて、
 どうせおいしくない」

「機械にトラブルが起きたら、
 結局人間の手が煩わされることになる」

という意見が多数派を
占めているうちは良いのですが、

こういったメディアへの露出が
世間に認知された数年後には、
あっという間に
世界中のチェーン店などに導入されて、

気が付けば、
普段私たちが日常的に使っているお店にも
自動化の波が到達することになります。

古くは鉄道改札の自動化、
ガソリンスタンド、小売店のレジ操作など、

もともとは「専門人材」を配置し、
何の疑問も抱かずとり行ってきた仕事は、
ある日を境に、機械化や自動化、
お客様がセルフで行える仕組みに変貌していくのです。

運営側からすれば、

これらは、人件費削減という目的もあるでしょう。


ただ、今後深刻化するばかりの人材不足を補う

前向きな取り組みとも言えます。


そこで目を背けてはいけないのが、

「そこに仕事があるから、人を配置する」のか、
「そこに人がいるから、仕事をあてがう」のかという

視点の違いです。

例えば、
全国チェーン店であれば、

「全国統一の高品質、低価格のサービスを
 安定的に提供するための手段」として
標準化されたルールのもとに人材を配置し、
それが難しくなれば
躊躇なく自動化へとシフトすることでしょう。

間違っても、

「〇〇支店には、
 Aさん、Bさんという
 優秀な料理人とホールスタッフがいるから、

 あのお店だけ
 二人の仕事を確保するために
 自動化するのはやめておこう」

という発想にはなりません。

そういう意味では、

昭和、平成という時代は、
専門スタッフの仕事を引き継ぐのは
専門スタッフが当たり前だったのかもしれません。

 

それで業務が成り立っていました。

ところが、この令和という時代は、
例えこれまで専門スタッフが行っていた仕事でも、
“自動化システム”や“外注スタッフ”へと引き継ぐことが
当たり前になってゆくのかもしれません。


税理士業界においても
記帳代行業務の自動化、アウトソーシングが
全国的にようやく本格稼働しつつありますが、

他業界などの例をみるかぎり、
 

税務会計といった分野に関しても、

「相談対応」ではなく、
「質疑対応」レベルの仕事であれば、
AIが瞬時に自動返答できるようなシステム開発が
すでにどこかで進んでいるかもしれません。

これらのような時代の流れを、
後ろ向きに捉えるのか、
前向きにとらえるのかによって、

これから先
契約する顧客像、採用する人材像も
大きく変わってくる気がしますね。

 


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「テレワーク」の可否が募集にも影響

みなさん、こんにちは。

まだ新型コロナウィルスとは無縁だった2019年11月当時、

弊社セミナーにお越しいただいた、
都内の某大手税理士法人の税理士先生が
こんなことをおっしゃっていました。

「いまや優秀な人材は、
 どこの税理士事務所でもひっぱりだこ。

 もし面接時に、
 “当事務所はテレワークに対応していません”
 と説明した時点で、
 すでに負けは決定しているようなものです」

とのこと。

聞けば、ライバルの大手税理士法人では、
各社テレワーク対応が日常化しており
同事務所についてもプロジェクトを組み、
急ピッチでテレワーク体制を整えているとのことでした。

あれから2年以上が経過し、

全国的なコロナの影響も後押しして、

テレワーク導入に関心のない税理士先生も
極端に減っていったことを肌で感じます。


ただし、いざ人材募集となると、

募集要項の一部に『テレワーク可』と掲載されている
会計事務所はまだまだ少ないのが現実です。

その内情は、
みなさんもご存じの通りだと思います。


そこで、

「他がやっていないなら、
 急いで取り組まなくても大丈夫」

「都市部と違って、
 地方の事務所だから関係ない」

とつい先延ばしにしてしまいそうですが、


もはや、
会計事務所における人材募集は、
同業者だけがライバルとも限りません。

むしろコロナ禍の影響下、
当たり前のようにリモート授業で慣れている
新卒者や若年層の就職希望者であれば、

テレワーク不可という条件が、
他に比べて遅れている業界・職場だという
印象すら与えかねません。

いまだ
テレワーク導入についての
「メリット」「デメリット」をめぐり、
頭を悩ませている税理士先生もいらっしゃいますが、

すでに時代は、
テレワークの良し悪しではなく、
「できない職場は遅れている」という評価へと
移りつつあるのです。


人材募集サイト各社も、
テレワークの可否を応募条件の選択肢として
配置しているところが増えました。

もしかしたら、

その時点から応募数が急減していたかもしれません。

さて、みなさんの事務所では、

テレワークに取り組まれていますか。
 


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初詣で「柔軟さ」について教わる

みなさん、
新年明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


2022年も昨年に引き続き
ウィズコロナの一年になりそうですね。

感染防止対策はこれまで通り
気を引き締めていかなければなりませんが、

一方でコロナ後を見据えて
いまのうちに従来の仕事のやり方を
新しい時代に合わせたものへと
変えてゆく準備をしていかなければなりません。

そうは言っても、

「従来のお客様が...」

「いまいる職員が...」

と長い間続いてきた商習慣や
既存の職場環境に変化を強いるのは
どうしても気が引けるもの。


「お堅い業界だから、
 先例を覆すような柔軟性を求めること自体、
 そもそも難しいのかなぁ...」

と私自身もつい考えてしまいがちなのですが、

そんな私に「なるほど!」と、
思わせてくれる出来事がありました。


それは1月3日。

近所の神社に初詣に行ったときです。

そこは地元密着型ということもあり、
決して県内外に名の知られた存在でもないため
毎年それほど参拝者が多いわけでもありません。

ごくごく普通にも見える神社に
その変化はありました。


境内に入るとすぐに手水舎(ちょうずや)があります。

手を洗ったり、口をすすいだり
身を清めるところですね。

当然といえば当然なのですが
昨年まではコロナの影響で
そこは全面使用禁止になっていました。

ところが今年はなぜか、
「手水使えます」の貼り紙が。

近寄ってみると、
見た目には何も変わっていません。

しかし、
なぜか柄杓(ひしゃく)がありませんでした。

足下を見るとどういうわけか足のマークが。

そうです。

手水が自動センサーで竹筒から出て
直接洗えるかたちに改装されていたのです。

もちろんこれが、
コロナ対策であることは疑いようがありません。

ただ、伝統作法からすれば、
柄杓を使って左手、右手、...

と行わなければ
神様に失礼だというのが一般的な考え方です。

だからこその使用禁止だったのでしょう。

ただし、その神社は
「参拝の前に手と口をすすいで清らかな気持ちで」
という本来の参拝の目的を守るために、
そのプロセスについては時代に合わせて
柔軟な選択肢をとったのです。

実はこちらの神社、
創建から1000年以上の歴史があります。

その伝統を考えれば、
何より格式を重んじ、
先例にそわないかたちでの改装などもってのほか
といったイメージがありますが、

実際には、このように
時代に合わせて柔軟に対応してきたからこそ
1000年以上にわたって変わらず
歴史をつないでこられたのだとも考えられます。

もちろん、
賛否もあるのだとは思います。

とはいえ、この先10年後20年後を見据えて、
いまやっておかなければならないことも
少なからずあるはずなのです。

それは寺社仏閣であっても
税理士の業界でも例外ではないと私は思います。

いまや、100年企業を目指す
会計事務所が全国に増えてきています。

それを言葉だけに終わらせないためにも、

常に必要なのは、
一つの見方に凝り固まらない
所長先生の“やわらかあたま”なのかもしれませんね。

みなさんの事務所では、いかがでしょうか。

 


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