2023年度全セミナー日程が終了しました
みなさん、こんにちは。
2カ月ほどブログ更新が滞っておりました。
申し訳ありませんでした。
さて先日、
12月5日(火)を持ちまして
2021年4月より開催して参りました、
「エヌエムシイ税理士法人業務改革実例(実践事例公開)セミナー」
の全日程が終了しました。
詳しくはこちらから
https://nmc-ao.jp/seminar/consulting/
開催回数は全44回、
47都道府県より782事務所921名の方に
ご参加をいただきました。
この場をお借りしまして、
心よりお礼申し上げます。
「他の税理士先生は、
どのように事務所運営しているのだろう」
開業して間もない先生も、
職員数50名100名を誇る地域No.1事務所の先生も、
気にならない方は
おそらくいらっしゃらないと思います。
とくに業界全体の高齢化、人手不足やDX、2大法改正などに直面し、
これまでに増して迅速な
事務所変革を求められている昨今、
比較対象となる情報は一つでも多く収集しておきたい
そんな先生方のお声を、
全国からいただきました。
他方で、
移動がはばかられるコロナ禍で、
Webセミナーという便利な情報発信手段が
全国に普及したことによって、
北海道から沖縄、離島地域の会計事務所様にいたるまで、
私どものグループ、エヌエムシイ税理士法人が行っている
業務改革の実態を直接ご覧いただくことができました。
私自身は、セミナー講師とあわせて、
ご参加いただいた全国の税理士先生のうち
この3年間で200名以上とZOOM個別面談ご希望者の方と
お話しする機会がありましたが、
そのお一人お一人を振り返ると、
人が人に情報をお伝えする、
あるいは双方でコミュニケーションを図るうえで、
直接会ってお話しすることも、
インターネットを介してお話しすることも、
大きな差は生じない。
頭ではわかっていながらも、
それを改めて実感した3年だった気がします。
会計事務所とお客様との関係性も、
ひょっとしたら少しずつ
そう変わってきているのかもしれません。
もちろん地域や世代によって、
「まだまだ」という感覚も否定はしません。
しかし、これから先は
それが当たり前になっていくことは
どなたでも想像ができます。
あとは分かっていても先延ばしにするのか、
積極的に受け入れる、
あるいは遅れないよう努力するのかの
違いではないでしょうか。
ホームページにAIの進化の話について掲載している会計事務所が、
本当に数多くあります。
当業界は、そのAIの進化によって
なくなってしまう筆頭に挙げられることがありますが、
それは果たしてAIのせいばかりなのでしょうか。
「給料が安い」「残業が多い」「未経験者に冷たい」など、
昔から一向に改善しない問題に
現場が真剣に取り組んでいかなければ、
状況は悪化するばかりです。
月並みな言葉にはなりますが、
はやりそれらを解決する手段として、
今後DXを割けて通ることはできないと思います。
電子帳簿保存法の一部義務化開始まで、
すでに一カ月を切っています。
「学ぶ」は「真似る」が語源だともいわれておりますが、
困った時には、同業や偉業種のノウハウを
学び真似させてもらうのも
私達にとって有効な手段だと思いませんか。
みなさまの事務所ではいかがでしょうか。
2024年開催のセミナーにつきましては、
内容・開催日時含めまして
決定し次第、当ブログにてお知らせいたします。
お楽しみに。
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業務を制約する要因の一つが”紙”
みなさん、こんにちは。
開業から数十年以上の歴史があり、
ベテランから新人まで多くのスタッフを抱え、
長年お付き合いのあるお客様に恵まれている。
こういった、
地域No.1クラスの大きな会計事務所ほど、
ペーパーレス化が一向に進まず、
途方に暮れている実情があるような気がします。
若手税理士や都市部の事務所で
デジタル化が進んでいる情報を
様々な媒体で目にするたびに、
「気持ちばかり焦るものの、
実際にどこから手をつければいいものか」
と悩まれている所長先生や、
現場責任者の方から
お話しを聞く機会があります。
これが10年前であれば、
「慌てなくても、
業務に支障をきたすわけでもないし...」
と先送りにもできたわけですが、
世の中的には、
仕事にも生活にもペーパーレス化が急速に進み、
当業界においても
2024年の電子帳簿保存法改正など、
法律の面からも「やらなければならない」
段階へと引き上げられることになります。
今後は、
”お客様はパソコンが苦手だから”とか、
”ベテラン職員が紙でないと
業務が回らなくなってしまうから”
という言い訳が通用しなくなってくるのです。
では、資金力もマンパワーもある
老舗の大手会計事務所がなぜペーパーレス化を
実現できないのかを突き詰めてみると、
『所内で責任者クラスのベテラン勢が、
ペーパーレス化に前向きでないため』
ここにすべてが
集約されるような気がします。
決してデジタルネイティブではない世代の
所長やベテラン職員が、
ペーパーレス化に向けて、
■所内の点検決裁手段から紙を排除する
■お客様の提供物を紙からデジタル媒体に移行する
そこに本腰を入れない限り
現場は動きようがないのです。
ところがそれは、
簡単なことではありません。
ほんの数か月前に
ご相談いただいた某事務所は、
引退を目前に控えた所長先生の
強い問題提起にもかかわらず、
ベテラン層だけで話し合いした末、
早々にペーパーレス化見送りの
決断を下すことになりました。
一方で、つい先日
ご相談いただいた別の事務所は、
デジタルネイティブ世代の職員が結束し、
ベテラン層を突き動かしそうな
兆しがみえました。
「企業は人なり」と言いますが、
同じ大手事務所であっても、
結局その将来を明るくするのも暗くするのも、
そこで働く人以外にないと
改めて感じた出来事でした。
長い間続けてきた業務手法を、
大転換するのは大変勇気のいることです。
しかし、
それらを阻んできた一つの要因が、
「実は“紙の存在”だった」と
わかっていただける時が、
一日でも早く訪れて欲しいと願うばかりです。
■■エヌエムシイ税理士法人業務改革実例セミナーお申込み受付中!■■
● 2023年10月04日(水) 13:30-15:00 Web会場
● 2023年10月17日(火) 13:30-15:00 Web会場
● 2023年11月08日(水) 13:30-15:00 Web会場
● 2023年11月21日(火) 13:30-15:00 Web会場
● 2023年12月05日(火) 13:30-15:00 Web会場
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隠れたヒロイン
みなさん、こんにちは。
成長著しい中堅事務所には、
必ずと言っていいほど
スポットライトのあたらない
“デキる女性職員さん”の存在があります。
その方ご自身の業務スキルが高いことは
言うまでもありませんが、
事務所の現状に対する認識や、
いま抱えている問題点についての考察も、
所長先生にはない
鋭い洞察力をお持ちなのです。
本来、経営層に近い立場で
お仕事をされているのがベストなのですが、
必ずしもそうとも限らないので
なかなか意見を取り上げて
もらえないでいるのが特徴です。
私としては、
本当に残念でなりません。
おそらく、せっかくの鋭い洞察力も、
経営判断にまで届かない事務所が
全国には数えきれないほどあるのでしょう。
もちろん、
仕事の遂行能力が高いからと言って、
皆が皆管理職や経営層を
目指しているわけではありませんので、
仕方のない部分もあります。
とはいえ、
ここはやはりトップがその存在を見つけ出し、
しかるべき役割へと引き上げてあげる配慮も
必要ではないかと私は思います。
この半年ほどで初めてお会いした
税理士先生の事務所だけでも、
そんな“隠れたヒロイン”に何人も遭遇しました。
もどかしさが当人から伝わってくるだけに、
この先事務所を辞めてしまわないか
こちらがが心配になってしまうほどです。
当ブログにおいて、
業界内の男尊女卑問題について
お話しすることは控えますが、
男性にせよ女性にせよ、
せっかく入所してくれたメンバーです。
足りない足りない...
と人材を外部に求めるだけでなく、
所長先生が積極的に、
所内の隠れた才能に
光をあてていただけないかと
私としては切に願うばかりです。
みなさんの事務所にも、
きっといるはずです。
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● 2023年09月05日(火) 13:30-15:00 Web会場
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