税理士を狙うあやしいコンサル会社にご用心!!
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
以前にもご紹介しているK先生から、
先週、お電話をいただきました。
K先生と新人職員2名の小規模の事務所です。
「木村さん、あと1件で、今年は新規顧客獲得
20社行きそうだよ!」と興奮気味でした。
3年前に私どもとお付き合いが始まりまして、
「毎月1.5社、年間で18件を目標にしましょう!」
ということでスタートしたプロジェクトでしたが、
昨年の実績15社に引き続き、今年は5社を
上乗せすることができそうです。
それだけではありません。
記帳代行中心だった既存業務は、
CASH RADARによる自計化促進により
過去のものになりつつあります。
我が応援隊としては、この上ない喜びです。
私もスタート時には、K先生の事務所に通い、
私達エヌエムシイ税理士法人でこれまで
培ってきたノウハウをベースにした、
マーケティング計画、顧問契約書の読み合わせ、
電話受けの練習、見込み先への営業同行、
会計システムCASH RADARの導入、
さらに、事務所内の効率化を図る為、
既存顧問先の自計化促進など、数え切れ
ないほどの支援をさせていただきました。
しかし、成功している理由は、
決して私どものサポートの成果ではありません。
K先生が前向きに、コツコツとひたむきに
頑張り続けているからこその成果なのです。
ここ最近、事務所にお邪魔すると、
「●●コンサルタント」などの肩書きを
持った業者が、顧客拡大や、職員教育などを
うたってホームページ作成や、研修、DVDなどを
売っている姿を、見かけるようになりました。
そのようなサービスを購入した先生に聞くと、
サービス説明の際、
労せずしてお客が増えたり、職員教育が出来たり、
顧問先の満足度をアップさせることが出来たりと、
「いいことずくめ」の話をするそうです。
業務革新とは、そんなに生易しいものでしょうか?
私達のように、グループに会計事務所を持ち、
尚且つ15年以上に渡って会計事務所を支援して
きた経験を持つ「現場を知るもの」としては、
顧客拡大や所内業務の効率化や社員教育などは、
本来“先生ご自身の事務所でしか出来ないもの”
であることを知り尽くしています。
それらを実践を先導をするのは、●●コンサル
タントでもなければ、私達でもありません。
「所長先生ご自身」の仕事なのです。
つまり私達のような外部の人間に出来る仕事は、
実践経験やツールを元に「事務所が成功出来るように
フォローする」ことなのです。
ですから、
「ある業者のサービスに期待して××万円払った
のに、何もなかったよ。騙された。」と悔しがる前に、
そのサービスを土台にして、
自身の事務所でどのように革新に取り組むのか、
その実践スタッフは誰にするのかをきちんと
決めなければ、
ひょっとしたら、あやしいコンサル会社に、
引っかかってしまうかもしれません。
□あたかも「自社で作ったノウハウ」に見せかける
コンサル会社
□先生が苦労しないで成果が得られることをうたった
コンサル会社
このような会社に騙されないよう、
十分注意していただきたいと思います。
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