「分かり易い言葉」に翻訳する難しさを知る
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
一昨日より、入社いたしました社員の研修を
行っています。
私も10年ほど前に、この会社に入社しましたが、
お恥ずかしい話、
当初は、会計業界どころか、
営業経験がなかったため、どのような仕事を
するのかさえよくわかっていませんでした。
その時に教えてくれた上司の方が、
とても理解し易いように、
説明してくれて、とても助かりました。
ですので私も、
「木村さん、そんなのわかってますよ。」
と言われることがあっても、
なるべく分かり易い表現に直して説明するよう
意識しています。
（まだまだ、十分とはいえませんが．．．）
実は、同じような話を聞いたことがありました。
5、6年ほど前、
九州のとある税理士先生が、セミナーで
講演する原稿を作りながら、
私に、こう話してくれました。
「木村さん、講義を聴いている人に理解して
もらうには、専門用語を極力使っては
いけないよ。」
「専門用語を使いたがる人は、実はその意味を
十分理解せずに説明していることが多い。」
「私は、講義する内容について、普段の3倍以上
勉強しています。
だから、噛み砕いた説明ができるのですよ。」
その税理士先生は、
銀行の主催するセミナーが企画されると
頻繁に講師依頼がくるそうです。
なるほど、言葉に説得力がある訳です。
そういう意味では、
新入社員教育というのは、
人を教えているようで、
実際には、自分自身が「改めて学でいる」とも
言えるのです。
私は、これから活躍する「新しい人材」に、
期待を込めるのと同時に、
より早く、仕事に活かしてもらえるよう、
「分かり易い言葉に翻訳する」能力を、
これまで以上に高めたいと思います。
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「監督采配」ですべてが変わる！
皆様、明けましておめでとうございます。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
私ごとですが、出身高校である神奈川県の
座間高校が初めて
新年にテレビで全国中継される、
「全国サッカー選手権大会」に初出場しました。
とても誇らしいことです。
神奈川県は大会出場校が192校と全国屈指の激戦区。
そのなかで、私の高校はおろか、
「県立高校」が出場するのは13年ぶりなのだそうです。
私立学校と違い、専用グラウンドも、
ナイター施設もないため、
日没後にグラウンドに面した教室の電気をつけ、
漏れる光を使って地道に練習してきた結果、
このような、素晴らしい結果を残すことになりました。
その原動力は、
私と同い年の39歳。内田監督でした。
有名校が全国からサッカー留学生を
受け入れるなか、
スポーツ推薦枠もない、無名の公立高校を、
就任後、たった6年で、
全国屈指のサッカー代表高校に押し上げたのです。
その根底にあるのは、
過去の成績や対戦チーム対策が重要ではなく、
「指導者と選手が成功イメージを共有すること」
そして
「自分のチーム戦術のなかで実践すること」
だといいます。
結果は全国大会2回戦負けとはなりましたが、
私は、一人の高校教師でもある
内田監督の指導力に感動しました。
普段、仕事をしていると、
「いい人が採れない、育たない」
「他と差別化できるようなサービスがない」
とついつい考えてしまいがちですが、
一番大切なことは、
これまでを振り返って嘆くのではなく、
これからどうしていくかを、
今いるメンバーでとことんまで話し合い、
「成功のイメージを全員で共有すること」なのだと、
私自身、改めて痛感させられ、
反省させられた出来事でした。
2011年は、
所長先生、職員さん、そして私ども応援隊スタッフが
「○○事務所の成功イメージ」
を共有できるよう、しっかりと支援して参ります。
どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。
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どんな厳しい状況でも「拡大思考」は欠かせない！
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
私どもが、CASH RADAR新システムを
6月にリリースして
はや半年が経ちました。
予定表を確認したところ、
システムのご案内をかねて
この半年でお邪魔した事務所は、
私一人だけでも、
全国のべ55箇所に及びました。
応援隊全員では、100箇所を越える
会計事務所を訪問させて
いただきました。
そのなかで所長先生、職員さんの
共通点を感じるところは、
「内向き思考」「保守的思考」です。
・職員の給与を減らさないため．．．
・顧問料収入を維持するため．．．
・事務所の経費を削減するため．．．
このような内容が話題にのぼらない日が
ないくらい、後ろ向きの話が占めていました。
明らかに会計事務所業界が、
縮小均衡に陥っています。
全国的に、
当然といえば当然なのですが、
やはり、事務所を経営している以上は、
どんなに分母が小さくとも、
拡大思考であるべきです！
新規設立している会社が減少している以上、
紹介であろうが、
ダイレクトメールであろうが、
ホームページであろうが、
結果的に、他の事務所に顧問契約
しているお客様の一部がターゲットに
なってしまうのです。
それは、他の事務所からお客様を奪った
のではなく、
「企業の社長さんが、あなたの事務所を
選んだ」ということです。
選ばれる事務所になるには、
社長さんの選択肢に上がってくるための
努力を怠ってはなりません。
規模の大小にかかわらず、
成功している事務所ほど、
自身の事務所は何が強いのか、何が弱いのか
を冷静に把握しています。
その強みが何なのか把握すること。
もし「無い」という自覚があるなら、
是非、来年度は他事務所との差別化を
意識して「強み」を作っていきましょう！！
会計事務所は「人」が最大の売りものだと
思います。支えるのは所長であり、
職員さんです。
私ども会計事務所応援隊は、
その「人」にこだわった支援を積極的に
行っていきます。
2011年が先生の事務所にとって、
「拡大思考」「発展的思考」な一年となるよう、
気を引き締めて支援させていただきたいと
思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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