会計事務所応援 ブログ -11ページ目

念には念

みなさん、こんにちは。

全国的に、
新型コロナウィルス感染者数が急増しています。

全数把握できてない実情を鑑みると、
実際にはどれだけの感染者が発生しているのか
考えただけで恐ろしくなりますね。

1日当たりの全国の死者数も過去最多。

そのほとんどが高齢者。

“ウィズコロナ”という標語が、
何やらむなしく感じます。


一方で、

会計事務所にお邪魔すると、

所内において
マスク着用で仕事をしている税理士先生は、
決して多数派というわけではなく、

むしろ”高リスク”と言われている、
高齢の税理士先生ほど、
マスクをつけずに業務を行っている場面に
頻繁に遭遇します。


”息苦しくて仕事に集中できない”

”みんな気を付けているから心配ない”


マスクが予防策として、
決して絶対的なものでないことも
確かに事実なのですが、


やはり念には念で、
マスクをしておいたほうが、
安全ではないかと思ってしまいます。


事実、新型コロナの流行以降、
私たちが聞いただけでも

「あの先生がコロナを罹った」

「あの先生はコロナで、
 本当に危ないところまで行きかけた」

という話は尽きません。


一日のうちで、
事務所内外含めて人と顔合わせする数が、
一番多いのが税理士先生ということも
普通にあるのではないかと思います。


唯一の資格保有者が所長先生
という事務所も、
決して少なくないわけですから、

やはり念には念で、

コロナの予防対策は十分に
行っていただきたいと思う次第です。


あるいは、所長先生だけでなく、
職員やお客様先の安全を確保するという意味でも、

在宅勤務がいつでもできる体制づくり、
あるいは顧客訪問の数を減らす、
無くしてゆくというきっかけとして
捉えてみるのはいかがでしょうか。


コロナというわけではありませんが、

所長先生が突然お亡くなりになられて、
職員さんもお客様も
大混乱に陥ったという例を、
私はこれまでに何度となく見てきました。


くれぐれも、ご注意を。

 


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『朝令暮改』ありやなしや

みなさん、こんにちは。


今も昔も変わらず
会計事務所の職員の方から、

「所長の話がコロコロ変わるから、
 本当に勘弁して欲しい...」

というご意見を頂戴します。


そのなかでも、

「第一優先で行うように!」と
強く指示されたはずの仕事が、
「やっぱり、こちらが第一優先で!」と
 そう月日も経たないうちに前言撤回されたり、

「こちらを第一優先で!」
「そちらも第一優先で!」と、
最優先事項が
なぜかいくつも積み重なってしまったり、

日々の業務と真剣に向き合っている
真面目な職員の方になればなるほど、

こういった方針転換について、

「思い付き」

「信念がない」

「時間を返せ」

と所長先生の言動に
怒りや不信感を抱くものです。

私自身、
数えきれないほどの経験がありますので、
お気持ちはよくわかります。


ただ、
事務所を経営する税理士先生にとって、

現場スタッフから噴出する
『朝令暮改』へのネガティブな反応を気にするあまり、
判断のスピードを遅らせることは、
かえって経営状況を
悪化させてしまう可能性はないのでしょうか。


私たちは、

そこまでにかけた時間、

そこまでにかけたお金、

その単位が大きくなればなるほど、

それがまるまる損失になることを恐れて、
立ち止まったり、思い切って
別の道を選択することに二の足を踏みます。

組織のなかで立場の弱い人になればなるほど、
その責任がとれないため、
仮に間違った判断だと薄々気が付いたところで、
自ら行動にうつすことは難しいでしょう。

しかし、
経営者である所長先生は違います。

“違う”と気が付いた時点で、
すぐに行動することで、
重症化は食い止められますし、

何より、
事務所運営の責任を一手に担っているのですから、
当然の義務であり権利でもあるのです。


かといって、
毎度前言撤回ばかりでは、
誰も所長先生の言葉を
信じなくなってしまいます。

また、最優先事項がいくつも重なるのも、
現場の混乱を招くだけのため、
控えるべきだと私も思います。


大事なのは、いざとなったとき、
所長先生が間髪いれずに「180度転換の判断」を
躊躇せず行えることではないでしょうか。


残念なことに、

せっかくご自身も認める
革新的な経営改善の手段を発見したというのに、

「つい先日、別の手段を
 職員に説明してしまったばかりなので...」

「ほんの数カ月前に、
 類似のサービス(商品)を購入してしまったから...」

という理由で、

断念してしまう税理士先生に
これまで何人もお会いしてきました。


『朝令暮改』がもたらすリスクは、当然存在します。

しかし『朝令暮改』をためらうことによるリスクは、
それ以上に存在するといっても過言ではありません。

さて、みなさんの事務所はどちらでしょうか。

 


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信念を問われる一年

みなさん、
新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。


2023年は、
所内業務のデジタル化に向けて
これまで以上に変化を求められる年になりますが、

それ以外にも、

「コロナ感染状況の変化」

「物価上昇や円安」

「人手不足の深刻化」

「経営者やスタッフの高齢化」

など、

さまざまな
確定要素、不確定要素が入り交じることで
これまでになく先が読みにくい
一年になりそうな気がします。

これをプラスに考えれば、
業界のビギナー、ベテランに関係なく、
その行動次第では
短期間で他と一気に差をつけられる
大きなビジネスチャンスの年と
とらえることもできそうです。

これまでとは違い
先行事例も極めて乏しい、
真偽もはっきりしない情報が、
次から次へと流れてくる世の中で、

経営トップである
所長先生に求められるのは、
”真贋を見抜く力”そして
”先を読む力”に他なりません。

とはいっても
私がこれまでにお会いした
税理士先生からお聞きする限り、

不動の地元No.1事務所を経営するベテラン先生も
急成長中の若手先生も、
先を読む超人的な才能を有しているのではなく、

想像もつかないような
時間と人とお金を使って仮説検証を繰り返し、
その失敗から学んできたからこそ、
目指すゴールへとたどり着いたのだと私は思います。

表現が適切かわかりませんが、

そういう意味では

『勝負師』を感じさせるほどの
決断力と行動の積み重ね以外に、
成功する方法などないのかもしれません。

これはサラリーマンには、

決して真似できないことではないでしょうか。

そして
その決断力を支えているのが信念です。

例え、周囲から疑問を投げかけられようが
裏付けとなるものを求められようが、

ご自身が決めたゴールにたどり着くまで、
信念を貫き通すことで
結果的に成功を引き寄せるのです。

誰もが疑うような目標を掲げ

そこにきちんと到達するからこそ、
「先を読む力を持っている」
と後々評価されるのではないでしょうか。

ただし、そのプロセスは、
当初の計画通りに進むとは限りません。

むしろ何度も変更を
強いられることのほうが可能性として高い。

現場スタッフからすれば、
不満は募るばかりでしょう。

 

場合によっては、

一部のお客様にご迷惑をおかけすることに

なるかもしれません。



その際発生する、アウェーの声に負けず、
時にはアウェーの声にも耳を傾け、
最終的にゴールにたどり着けるかどうかは、
やはり所長先生の信念にかかっています。

そんな『信念を問われる一年』こそ、
2023年ではないかと私は考えています。

足下にある諸々の問題も、
もちろん無視することはできませんが、

トップが目線を上げて、
自信を持って日々の仕事に取り組めるよう、
私たちも全力で
サポートさせていただきたいと思います。

 

 


 


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